11 「スタートアップメニュー」で最小限の起動をしておく

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[スタート]メニューとは名前が似ているが、まったく異なる機能として[スタートアップ]メニューがある。これはWindows起動時に必要なプログラムまたはファイルを同時に起動する設定である。
[スタートアップ]メニューを活用するためには、Cドライブの「Documents and Settings」フォルダのなかにある「Default User」またはパソコン使用者の名前の付いたフォルダのなかの「スタートメニュー」フォルダの下位フォルダである「プログラム」フォルダのさらに下位にある「スタートアップ」フォルダに必要なアプリケーションやファイルのショートカットを入れておけばいい。
 マシンの性能やパワーにもよるが、あまり負担をかけるのも問題なので、必要に応じて起動すればよいプログラムやファイルはWindows起動後にそのつど起動する。重いアプリケーションなどはWindowsの起動自体も遅くなるので、できればここではどうしても必要なものに限定しておくべきである。ウィルスチェック・ソフトやWindowsが必須としているファイルなど自動的にOS起動時に起動するように設定されているプログラムはとくに指定する必要はない。
 わたしが設定しているのは、毎日かならず使う「総合日誌.txt」という日録ファイル(これは秀丸エディタに関連づけられているので秀丸も自動的に起動する)のほかに、ToClipとQTCLIPという2種類のクリップボード・ユーティリティ(これらはOS起動時にそれぞれに登録されたデータを読み込む)、卓上カレンダー・ソフトのそれぞれショートカットだけである。当面これだけあれば、さしあたりすぐ作業にとりかかれる。ひとによっては毎日書きつづけている原稿だとか、家計簿のソフトだとか、そのひとにとってかならず使うファイルのショートカットをそこに作っておけばよい。そして言うまでもなく、そこまでの必要がなくなったらそのショートカットを削除すればよいのである。

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このページは、未来社が2010年1月 4日 23:08に書いたブログ記事です。

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