4 「スタートメニュー」のカスタマイズ

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 Windows XP以降のウィンドウズOSは使い勝手が悪くなったというのが一般的な評価である。「スタートメニュー」もそのひとつである。デフォルトではフォルダやアプリケーションがたいして脈絡もなくグループ分けされているが、はなはだ使いにくい。わたしはWindows 2000以来の「クラシック[スタート]メニュー」を使っている。このほうが馴染みもあるせいか、圧倒的に使いやすい。Windows Vista以降はさわったことがないのでよくわからないが、いずれにせよ、従来の「スタートメニュー」が使える環境なら、それに直してカスタマイズすることをお奨めしたい。
 まず、画面左下の「スタート」ボタンの上で右クリックして「プロパティ」を選択すると、「[スタート]メニュー」タブと「タスクバー」タブがあるので、「[スタート]メニュー」タブで「クラシック[スタート]メニュー」のラジオボタンをクリックする。こうしておくと「スタートメニュー」から必要なアプリケーションやファイルをポップアップメニューから一発で起動できるようにすることができるのである(この点のくわしい記述は後述の「『スタートメニュー』はすべての引出し」のところで展開する予定)。
 そこでさっそく右側にある「カスタマイズ」ボタンをクリックする。「[スタート]メニューの詳細オプション」で必要なオプションにチェックを入れる。
 ここでは「[スタート]メニューに項目をドラッグ/ドロップできるようにする」にチェックを入れると、フォルダやファイルで「スタートメニュー」に追加したいものがあれば、ドラッグ&ドロップでそれらのショートカットやコピーを作ることができる。(*)
「[スタート]メニューに小さいアイコンを表示する」にチェックを入れると、表示を効率的に並べやすくできる。
「コントロールパネルを展開する」を表示しておくと、「スタートメニュー」のポップアップメニューのなかに「コントロールパネル」がサブメニュー付きで表示されるので、使いやすくなる。
 それ以外にはとくにチェックを入れる必要はないが、ひとによっては「お気に入りを表示する」「ネットワーク接続を展開する」「プリンタを展開する」「マイドキュメントを展開する」「マイピクチャを展開する」などにチェックを入れてもいいだろう。

(*)この場合、マウスの左側でドラッグするとドロップした場所にショートカットを作るだけだが、右側を使ってドラッグするとドロップした場所で「コピー/移動/ショートカット作成/キャンセル」を選択処理することができる。
(2009/9/2)

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このページは、未来社が2009年9月 2日 17:28に書いたブログ記事です。

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