3 「コントロールパネル」でマウスの便利設定

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 パソコンで何かを設定したり新規にプログラムをインストールしたりするとき、たとえば「はい」か「いいえ」で次々に確認を求められたりすることがよくある。通常は標準的な選択肢のほうが太枠で囲まれていて、多くの場合はその通りに選択していけばいいようになっている。こうしたときに役に立つのがマウスコントロールパネルの設定である。
「コントロールパネル」から「マウス」を選択すると、マウスのポインタの形状や速度の設定などの変更をすることができる。そのなかでぜひとも実行できるようにしておきたいのが、「ポインタオプション」タブの「動作」で「ポインタを自動的に既定のボタンの上に移動する」のチェックボックスをオンにしておくことである。こうしておけば、ほとんどの場合、確認場面ではEnterキーを押しつづけるだけで処理がスムーズにおこなえるようになる。わざわざマウスを動かして既定ボタンまでポインタを動かしてクリックしなくてすむようになるのである。
 もうひとつお奨めの機能として挙げておきたいのが、同じ「ポインタオプション」タブの「表示」で「Ctrlキーを押すとポインタの位置を表示する」のチェックボックスにもチェックを入れておくことである。こうしておくと、ごちゃごちゃしたモニタのなかでポインタがどこにあるかがわかりにくくなったときにCtrlキーを押すと、ポインタのある場所を中心に一瞬、円が描かれてその場所を教えてくれる。これは意外に便利な機能なのでお奨めしておきたい。また、これはデフォルト設定であるが、同じ「表示」のなかで「文字の入力中にポインタを非表示にする」にもチェックを入れておけば、ポインタが入力文字を遮って邪魔になることはない。
 たかがマウス設定ごときと侮ることなかれ。こうした細かい設定を早めにすませておけば、使用頻度の多いツールだけに多くの場面で処理がスピーディに的確にできるようになるのである。
(2009/8/30)

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このページは、未来社が2009年8月30日 14:52に書いたブログ記事です。

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