19 テキストエディタのフル活用:秀丸エディタの「動作環境」設定

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「14 バックアップ・ソフトは必須:DiskMirroringTool」以降の記述は、パソコンを使った著述・編集にとっては必須のツールであるが、あくまでも周辺的なものにとどまると言ってよい。ここからはいよいよテキストエディタそのものを使ったさまざまなテクニックについて触れていきたい。わたしとしては一番使い慣れている秀丸エディタを中心の記述になることをお許しいただきたい。わたしはすでに2005年9月に『編集者・執筆者のための秀丸エディタ超活用術』(翔泳社)というマニュアル本を刊行しており、さいわいいまでも利用しているひとが多いようだが、秀丸はその後もヴァージョンアップを重ねており、この本でもすべて記述できているわけではない。それに秀丸もふくめてテキストエディタには隠れ機能も多く、すべての機能を熟知しているわけでもないので、ここではあくまでわたしが知っているかぎりのテクニックや小技をTIPS集として披瀝できればいいと考えている。もしわたしの記述に間違いや不足のところがあったら、どしどし指摘していただきたい。テキストエディタ活用術というのは個人のものではなく共有されるべきものだから、知って得をしたと思っていけばいいのである。逆にいえば、「知らないと損をする」のがこれらのTIPS集なのである。
 というわけでここではまず秀丸エディタの「動作環境」の設定からはじめることにしたい。これはあらかじめ秀丸全体の動作を決定する基本設定であり、「その他」メニューから「動作環境」を選択することで設定することができる。呼び出された画面左下の「上級者向け設定」にチェックを入れると、より詳細が設定ができるので、これにはチェックを入れておこう。ほかに「その他」メニューからは「ファイルタイプ別の設定」と「キー割り当て」も重要であり、これらも順次、説明していこう。

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このページは、未来社が2010年8月18日 00:19に書いたブログ記事です。

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