61 石川真生写真展inあざみ野

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 思い立って小林康夫さんを誘い、横浜市民ギャラリーあざみ野での「写真家 石川真生―沖縄を語る」展を見に行ってきた。この展覧会は2月2日から24日まで開催されている。ほんとうは2日のオープニングか翌日のトークに行きたかったが、あいにくインフルエンザにかかってしまったため遠慮したのであった。
 会場入口で友人らしいひとたちと話している真生さんを見つけ、挨拶してから入場(無料)。予想を超えてなかなか立派な会場で、展示も「熱き日々inオキナワ」「沖縄芝居」「森花―夢の世界」の三部構成で見応えがあった。なかでも最近の仕事という「森花―夢の世界」は、吉山森花さんという若い女性がみた悪夢の世界を当人のイメージのままに演じたシーンを撮ったもので、強烈そのもの。写真集『日の丸を視る目』にも登場していた子だが、真生さんの新しい世界を覗かせるものだった。一見の価値のある展覧会だと思う。
 生前のおそらく最後の動画であろうと言われる東松照明さんのインタビュー(2012年4月)のビデオが会場で流され、石川真生について静かにとつとつと語る東松さんのことばとしゃべり方が印象的であった。亡くなった東松さんへの真生さんのコメントもパネルで読むことができ、泰子夫人ともどもお世話になったことが書かれていて、東松さんの一生が最後まで立派でしあわせであったと結ばれていた。東松照明の偉大さが伝わってくるとともに、東松さんに評価された石川真生という写真家をあらためて見直さざるをえなかった。(2013/2/11)

(この文章は「西谷の本音でトーク」で書いた同題の文章を転載したものです。)

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未来の窓 1997-2011

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