29 秀丸のファイル設定のいろいろ

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 秀丸の「ファイル」設定で他に必要と思われるものを以下でまとめておこう。これは使っているOSの種類や秀丸のヴァージョンによるものもあるので、いちおうの目安としてもらったほうがいいかもしれない。ちなみにわたしのいまの環境はWindows XP、秀丸はv.8.01である。
 まず「『開く』のダイアログボックス」では「Windows 2000タイプ」を選択しておこう。いちおう低いヴァージョンのものも選択できるが、Windows 2000以降のOSならこれを選んでおいていいだろう。
 つぎに「ファイル」の左側の「+」をクリックし、「ヒストリ」を選択する。「ファイル/フォルダヒストリの表示」で「ファイルヒストリ個数」を最大の20個にする。「ファイル名の表示方法」は「フルパス」にしておく。こうしておけば、「ファイル」メニューの下部に履歴が新しい順に所属するフォルダとともに表示される。ここからファイル選択をして起動することも可能である。
 つぎに「エンコード1」で「自動判定で開くとき」の「ファイルの内容を解析してエンコードの種類を自動認識する」にチェックを入れる。これはデフォルトでチェックされており、日本語(Shift-JIS)、日本語(EUC)、日本語(JIS)、Unicode(UTF-8)、Unicode(UTF-7)にチェックが入っているので、必要がなければとくに変更・追加することはない。
「エンコード2」では「開くときのエンコードの種類関連」で「変換できない文字があったとき警告メッセージを表示」と「NULL文字があったとき警告メッセージを表示」にデフォルトでチェックが入っているので、そのまま。「保存するときのエンコードの種類関連」にも「変換できない文字があったとき警告メッセージを表示」がチェックが入っている。Wordなどで特殊な文字を使った原稿をテキスト変換したりするときにこういう現象が起こりがちで、こうした文字は「?」に変換される。Word原稿などでドイツ語やフランス語の特殊文字表記で示された文字がある場合には、その該当箇所にジャンプする機能もあるので、別の表記に変更してしまえば保存することができる。
 以上のほかにもいろいろ細かい選択が可能だが、とりあえずデフォルトのままで進めることをお奨めする。

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このページは、未来社が2011年1月 3日 22:56に書いたブログ記事です。

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