37 秀丸の「共通」ファイルタイプの設定3:その他

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 秀丸のファイルタイプ別の設定にかんする記述もそろそろ終りにしなければならない。「アウトライン」設定はファイルを折りたたみにしたり、見出しバーを付けたりする設定であるが、正直いってわたしには意味のある設定とは思えない。「部分編集」というのも通常のファイル状態で十分にできる作業なのではないかと思う。もしわたしに重大な見落としがあるなら、ぜひこの設定にかんする情報を教えてほしい。
 最後の「その他」設定にはいくつか重要な設定がある。まず「開く時のかな漢字変換の制御」では通常の日本語入力を前提にするなら「かな漢字変換状態にする」にチェックを入れておけば、秀丸ファイルが開いたときにすぐかな漢字変換モードで入力が可能になる。
 次に「その他」設定の左側の「+」をクリックすると下位設定が開く。そのなかの「単語補完」はとくに設定をしないでもとくに不具合はない。「保存・読込み」で「エンコードの種類の指定」は「自動判定」(文字コード)と「自動」(改行コード)にしておいてよい。「保存するときの変換」では「タブ・空白の変換」は「変換なし」が通常だが、「保存するときに行末の空白を除去する」にはチェックを入れておいたほうがいい。うっかりスペースを入れて改行したような場合、その空白を削除して保存してくれる。「バックアップファイルの作成」はチェックを入れておこう。「詳細」ボタンをクリックすると、「動作環境」の「ファイル」設定~「保存」で設定したダイアログが開くが、もしここで設定ができていないようなら、既述の「28 秀丸のバックアップファイル保存設定」を参考に設定してほしい。

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このページは、未来社が2011年6月22日 23:03に書いたブログ記事です。

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