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西谷社長日録

日録2017年6月

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日録2017/6/25(日)

掲載日:2017年6月26日

*新井高子さんよりE-mailで『石川啄木、東北弁の海へ還る』の最終原稿データ(本文、目次、エッセイ4本)とどく。
*Jacques Derrida: De la Grammatologie のPremie`re Partie/chapitre I: la fin du livre et le commencement de l'e+'critureのはじめ~Le programmeの途中、を読む。→「読み書き日録」「twitter.com/nstn49」。
*加藤尚武著作集の『ヘーゲル哲学の形成と原理――理念的なものと経験的なものの交差』のファイル修正+通読、つづける。「第七章 『経験』のひろがり」の五節~七節。第七章も読了。→「読み書き日録」「twitter.com/nstn49」「twitter.com/miraishajp」。
*G・W・F・ヘーゲル『歴史哲学講義(上)』(岩波文庫) 第一部「東洋世界」のはじめ~「第1篇 中国」の途中。《思考のないところに滅びはなく、思考なきインド人たちは混合され、強制され、抑圧されるほかはありません。》(194ページ)とか、中国は《客観的な存在とそのもとでの主観的な運動との対立が欠けているために、そこではいかなる変化も生じようがなく、わたしたちが歴史と名づけるもののかわりに、永遠におなじものが再現する》(195ページ)などとへーゲルの記述は無知と偏見にあふれている。→「読み書き日録」「twitter.com/nstn49」。
*仲里効さんよりE-mail。仲宗根勇さんの「琉球共和国憲法F私(試)案」論集本について。西谷の本づくり案は「すごくまっとうな考え」とのことを仲宗根さんに訴えてくれている。~仲里さんに返信E-mailでお礼。
*ダグラス・ラミス『ダグラス・ラミスの思想自選集 「普通」の不思議さ』の「ラディカルな日本国憲法――国家の権力から国民の権力へ」読む。《日本は、憲法に書かれたプランを確かに持っている。もし日本国民が政府に対し、第九条を拘束力のある法として施行せよと迫るならば、それは自衛隊の撤廃、安保破棄を意味するだろうし、世界中の国民は愕然とし、まったく新しい形の希望を与えられるにちがいない。》(149ページ)まさにラディカルだ。→「読み書き日録読み書き日録」「twitter.com/nstn49」。
*きのうのジュンク堂で「[新版]日本の民話」シリーズが5冊(累計1704冊)、ほかにポパー『開かれた社会とその敵』が2冊、ポイエーシス叢書が2冊、[私の日本地図]シリーズが4冊、仲里効『眼は巡歴する――沖縄とまなざしのポリティーク』など。アマゾンで『沖縄の民話』が1冊(「[新版]日本の民話」シリーズ累603冊)、ほかにポイエーシス叢書が2冊、『政治的なものの概念』が2冊、など。→「twitter.com/miraishajp」「Facebook」。
*テレビで韓流ドラマ「オクニョ」第12回を見る。
*『ホモ・コントリビューエンス』の仮ゲラ通読、つづける。幸津國生「藤沢周平の作品世界における〈貢献〉する態度の描写」の3節まで。大幅な手入れが必要か?→「読み書き日録」。

日録2017/6/24(土)

掲載日:2017年6月25日

*G・W・F・ヘーゲル『歴史哲学講義(上)』(岩波文庫) の序論の「E 世界史の時代区分」読む。歴史の幼年期:東洋、青年期:ギリシア世界、壮年期:ローマ帝国、老年期:ゲルマン世界という区分をへーゲルは立てている。いかがなものか。これで長い序論を読了。→「読み書き日録」「twitter.com/nstn49」。
*テレビで大リーグ、ヤンキース対レンジャーズ戦を観戦。田中将大とダルビッシュが先発で初対戦。いずれも大好投。ダルビッシュは7回まで、田中は8回まで0封。勝ち負けはつかず。結局、延長でヤンキースがサヨナラ勝ち。
*新井高子さんよりtel。『石川啄木、東北弁の海へ還る』の原稿を榎本さんはレイアウト・組版まですぐやってくれるとのことで、来週早々に原稿渡しの予定。
*ダグラス・ラミス『ダグラス・ラミスの思想自選集 「普通」の不思議さ』の「イデオロギーとしてのアメリカ近代化論」の5節以下を読了。アメリカで近代化論が覇権を握っていた1970年代の博士論文の抜粋。当時アメリカの学術雑誌で掲載拒否されたもの。近代化論の愚劣さが批判されている。→「読み書き日録」。
*きのうのジュンク堂で『中国山地 過疎50年』が今月7冊目売れ(累計91冊)、など。アマゾンでポパー『開かれた社会とその敵』が2冊、ハーバーマス『公共性の構造転換』が2冊、『宮本常一著作集』が2冊、[私の日本地図]シリーズが2冊、小林康夫『存在のカタストロフィー――〈空虚を断じて譲らない〉ために』、大城弘明写真集『鎮魂の地図――沖縄戦・一家全滅の屋敷跡を訪ねて』など。→「twitter.com/miraishajp」「Facebook」。
*『ホモ・コントリビューエンス』の仮ゲラ通読、つづける。幸津國生「『ホモ・コントリビューエンス』――『貢献人』という人間像への問いに対する原理的な答え」18ページ、スミ。→「読み書き日録」「twitter.com/miraishajp」。
*加藤尚武著作集の『ヘーゲル哲学の形成と原理――理念的なものと経験的なものの交差』のファイル修正+仮ゲラ印刷+通読、つづける。「第七章 『経験』のひろがり」のはじめ~四節。→「読み書き日録」「twitter.com/nstn49」「twitter.com/miraishajp」。
*Jacques Derrida: De la Grammatologie 読みはじめる。avertissement (pp.7-8), Premie`re Partie/L'e+'criture avant la lettre: exergue (pp. 11-14) を読む。デリダはルソーの『言語起源論』を「あまり知られていない (peu connu) 短いテクスト」と書いているが、当時はあまり読まれていなかったらしい。先駆的なおもしろい本だが。デリダは「エクリチュールの学――グラマトロジー」(p. 13) とさりげなく併記している。→「読み書き日録」「twitter.com/nstn49」。

日録2017/6/23(金)

掲載日:2017年6月24日

*「イリプスIInd」22号、読了。藤井貞和シンポジウムの後半とアドルノ/ツェラン往復書簡を読む。→「読み書き日録」「twitter.com/nstn49」。
*加藤尚武さんにtel。著作集の概要を7月初めまでにまとめてもらうことに。未収録論文に入れたいものがある一方で単行本にはわかりやすいものやダブリがかなりあるので、書目もものによっては解体し必要なものを収録するという方針に。『ホモコントリビューエンス』にかんしては英文の翻訳1本はいいものが届いた由(英文掲載はやめる)。中国人のひとりは住所(北京)がわかっているのでもうひとりのひとの住所も問い合わせてもらう。英文2本の執筆者も送ることに。→「twitter.com/miraishajp」「Facebook」。
*『ホモ・コントリビューエンス』の仮ゲラ通読、つづける。幸津國生「〈貢献〉する態度と〈人間〉であること」7ページ、「『貢献』・『人間』の語義について」20ページ、読了。不要な部分もいろいろあり。→「読み書き日録」「twitter.com/miraishajp」。
*きのうのジュンク堂でジャック・デリダ『嘘の歴史 序説』が今月3冊目売れ(累計79冊)、『中国山地 過疎50年』が6冊目(累計90冊)、『三河の民話』が1冊(「[新版]日本の民話」シリーズ累計1699冊)、など。アマゾンで木村友祐『イサの氾濫』が15冊目(累計591冊)、デリダ『信と知――たんなる理性の限界における「宗教」の二源泉』が3冊目(累計90冊)、ほかにポパー『開かれた社会とその敵』が2冊、中平卓馬写真集『沖縄・奄美・吐カ喇1974-1978』など。→「twitter.com/miraishajp」「Facebook」。
*ホモコントリビューエンス研究所の菊池さんより返信E-mailで『ホモコントリビューエンス』契約書を代表印捺印したもの1部を返送したとのこと。~お礼と現状報告の返信E-mail。→「twitter.com/miraishajptwitter.com/miraishajp」。
*神戸会計事務所より1-3月分の貸借対照表、損益計算書とどく。適用残高一覧2月分が抜けていたので、telにて連絡。E-mailで送ってくれる由。~のち、E-mailでとどく。
*デジタル・パブリッシング・サービスより6月末の紀伊國屋NetLibrary、丸善eBook Library売上げ報告+支払い通知書。いずれもほとんど新旧の民話(丸善は全部[新版])。
*新井高子さんにtel(留守電)。『石川啄木、東北弁の海へ還る』の仮ゲラを手持ちのデータで進めていいかの確認。~のち、telあり。装幀を頼んだ榎本さんが組版もしてくれる話になっているので、最終チェック原稿を来週月曜までに送ってもらうことに。榎本さんにも送ってできるだけ早く組んでもらうよう頼んでもらう。→「twitter.com/miraishajp」「Facebook」。
*G・W・F・ヘーゲル『歴史哲学講義(上)』(岩波文庫) の序論の「D 世界史の地理的基礎」のつづき~終り。《_¨アジア¨_は日の出の地域です。アジアはアメリカの西に位置しますが、旧世界の中心とおわりをなすのがヨーロッパで、そのヨーロッパが絶対の西ですから、アジアは絶対の東です。アジアのうちに精神の光がたちのぼり、それとともに世界史がたちあらわれます。》(170ページ、傍点─原文)勝手な序列化だ。→「読み書き日録」「twitter.com/nstn49」。

日録2017/6/22(木)

掲載日:2017年6月23日

*きのうのジュンク堂でポイエーシス叢書が2冊売れ、など。アマゾンで「[新版]日本の民話」シリーズが3冊(累602冊)、など
*加藤尚武著作集の『ヘーゲル哲学の形成と原理――理念的なものと経験的なものの交差』のファイル修正+通読、つづける。「第六章 人倫の理念の崩壊と回復」の八節~十節。第六章も一気に終わらせる。→「読み書き日録」「twitter.com/nstn49」「twitter.com/miraishajp」。
*ホモコントリビューエンス研究所の菊池さんにE-mailでホモコントリビューエンス論集の契約書戻しの確認。
*仲里効さんにtel。留守電。~のち、telあり。「季刊 未来」夏号で仲宗根勇さんが「琉球共和国憲法F私(試)案」についての原稿をパスになった件で、どうして進めたらいいかの相談。次号にはとりあえず書いてもらいたいと伝える。→「twitter.com/miraishajp」「Facebook」。
*ジャック・デリダ[足立和浩訳]『根源の彼方に――グラマトロジーについて 下』の訳者あとがき(II)読む。上巻の(I)とあわせて長い訳者解説、読了。隔世の感を感じさせる論評だ。→「読み書き日録」。

日録2017/6/21(水)

掲載日:2017年6月22日

*「NO NUKES Voice」12号、読了。山城博治さんのインタビューほか、発行人松岡利康さんの蒙った出版弾圧事件の詳細など、「共謀法」なる戦前治安維持法再現を先取りした現在の警察の陰湿悪質ぶりを暴く記述は貴重。闘争することは命がけになってきた。→「読み書き日録」「twitter.com/nstn49」。
*中島吉弘さんからE-mailで『梯明秀の物質哲学』寄贈リストとどく。~横山さんにラベルの準備をしてもらう。~中島さんに受取りの返信E-mail。
*きのうのジュンク堂で仲宗根勇・仲里効編『沖縄思想のラディックス』が今月1冊目売れ(累計43冊)、など。おととい、きのうのアマゾンでジャック・デリダ『嘘の歴史 序説』が11冊目(累計110冊)ほかポイエーシス叢書が4冊、ほかにポパー『開かれた社会とその敵』が5冊、ハーバーマス本が4冊、スタニスラフスキー『俳優の仕事』が4冊、石川真生『FENCES, OKINAWA』など。→「twitter.com/miraishajp」「Facebook」。
*『ホモ・コントリビューエンス』の仮ゲラ通読、つづける。加藤尚武「『Human』と『貢献心』――『Human』をどう読むか」読む。この論文もスミ。これで加藤尚武さんの論文4本はスミ。→「読み書き日録」「twitter.com/miraishajp」。
*紀伊國屋書店電子書籍事業課の石井さんよりE-mailで電子書籍販売報告(2017年4月分)の件。
*ジャック・デリダ[足立和浩訳]『根源の彼方に――グラマトロジーについて 上』長い訳者あとがき(I)のつづき~終り。デリダがハイデガー的呪縛から脱却できていないことを「息切れ」と指摘するなどユニークな解釈がみられるが、この時点ではデリダの解説は至難のものだったろう。→「読み書き日録」「twitter.com/nstn49」。

日録2017/6/20(火)

掲載日:2017年6月21日

*神戸龍典さんにtel。きのう届けた1-3月分経理データは確認して、データもダウンロード中とのこと。
*『ホモ・コントリビューエンス』の仮ゲラ通読、つづける。加藤尚武「利他主義の文献――最新事情」の四節~七節、まとめ。この論文もスミ。→「読み書き日録」「twitter.com/miraishajp」。
*東京都民銀行ビジネスダイレクトにアクセス。きょうの出金を確認。~みずほeビジネスサイトにアクセス。きょうの出金を確認&印刷、振込み。~東京都民銀行インターネットバンキングにアクセス。取引先に振替・振込み。~三菱東京UFJダイレクトにアクセス。取引先振込み。
*ACELINK Navi記帳くんで振替伝票の起票&印刷。小口売掛金、長期借入金返済、出版企業年金基金、電気代、直販売上げ、ほか。出納帳(振替貯金)に記帳。
*きのうのジュンク堂でジャック・デリダ『嘘の歴史 序説』が今月2冊目売れ(累計78冊)、「[新版]日本の民話」シリーズが3冊(累計1698冊)、ほかに『開かれた社会とその敵』が3冊、大城弘明『鎮魂の地図――沖縄戦・一家全滅の屋敷跡を訪ねて』など12冊。アマゾンはまたも未更新。
*紀伊國屋書店電子書籍営業部の名越さんよりE-mailでNetLibrary/2017年4月分の売上報告。
*加藤尚武著作集の『ヘーゲル哲学の形成と原理――理念的なものと経験的なものの交差』のファイル修正+印刷+通読、つづける。「第六章 人倫の理念の崩壊と回復」の六節~七節。→「読み書き日録」「twitter.com/nstn49」「twitter.com/miraishajp」。
*仲宗根勇さんよりE-mailで「琉球共和国憲法F私(試)案」にふれた共同通信の金子直史さんの記事とどく。なかなかうまくまとめられている。~金子さんからもE-mailで同じものがとどく。仲宗根さんとの相性もいいようだ。→「twitter.com/miraishajp」「Facebook」。~金子さんに返信E-mail。
*萩原印刷より『梯明秀の物質哲学』の本文、付きものの一部抜き、とどく。チェックして一部抜きセットをつくる。→「twitter.com/miraishajp」「Facebook」。
*講談社より大岡信『現代詩試論 詩人の設計図』[講談社文芸文庫]とどく。生前に再刊を依頼したが、すでに先約ありとして断わられたのがこれだったのか。→「twitter.com/nstn49」「twitter.com/miraishajp」。

日録2017/6/19(月)

掲載日:2017年6月20日

*「NO NUKES Voice」12号を読みはじめる。新潟県元知事の泉田裕彦インタビューを読む。このひとは通産省出身だが、柏崎原発にたいしても毅然と対応したために「新潟日報」による反知事キャンペーンによって四選を断念させられたらしい。福島県の元知事佐藤栄佐久も原発ムラの陰謀でやめさせられている。原発の邪魔者は消せ、というあくどい政府と原発ムラの策動は陰湿で徹底している。こういう実態は広く知らせる必要がある。→「読み書き日録」「twitter.com/nstn49」。
*『ホモ・コントリビューエンス』の仮ゲラ通読、つづける。加藤尚武「利他主義の文献――最新事情」のはじめ~三節。→「読み書き日録」「twitter.com/miraishajp」。
*ACELINK Navi記帳くんで振替伝票の起票&印刷。印税買上げ、ほか。出納帳(現金)に記帳。~社内LANから「新刊・重版データ.ods」最新版を入手。3月分までをそれぞれ確認して印刷。「印税・買上げ一覧.ods」「印税総元帳.ods」「月別発生印税明細.xls」を更新。いずれも2月途中までやってあったので3月末分まで。
*みずほeビジネスサイトにアクセス。きょう付けで資金振替。東京都民銀行春日町支店当座用、都民振込み用、三菱東京UFJ銀行振込み用。~東京都民銀行ビジネスダイレクト、三菱東京UFJ銀行ダイレクトにアクセス。入金を確認。
*萩原印刷・木村君、telのち来社。製本単価にかんし、いろいろ確認した結果、いまの製本状況はかなり悪くなっているらしい。DELL Precision タワー 3420のDVDドライブ交換の話も。
*中国新聞社の荒木さんからE-mailで県庁の労働組合で『中国山地 過疎50年』を40冊購入してくれるとの連絡。この分だとまた重版できそうだ。→「twitter.com/miraishajp」「Facebook」。
*きのうのアマゾンで木村友祐『イサの氾濫』が今月14冊目売れ(累計590冊)、『房総の民話』が1冊(「[新版]日本の民話」シリーズ累計599冊)、ほかにポパー『開かれた社会とその敵』が3冊、ハーバーマス『認識と関心』が2冊、仲宗根勇『沖縄差別と闘う――悠久の自立を求めて』など。ジュンク堂で『京都の民話』が1冊(「[新版]日本の民話」シリーズ累計1695冊)、ほかに『開かれた社会とその敵』が2冊、など。→「twitter.com/miraishajp」「Facebook」。
*1月~3月の経理データ処理。「66期期日別受取手形残高.xls」1月末分~4月末分、「66期期日別支払手形一覧.xls」1-4月分を印刷。「月末残高表.xls」1-3月版、「66期買掛金・未払金一覧.ods」1-3月版を作成&印刷。これですべてスミ。~帰りに神戸会計事務所に寄り、ポストに投函。
*G・W・F・ヘーゲル『歴史哲学講義(上)』(岩波文庫) の序論の「D 世界史の地理的基礎」のつづき~。へーゲルの黒人蔑視も相当なものだ。→「読み書き日録」。

日録2017/6/18(日)

掲載日:2017年6月19日

*明け方、テレビで大リーグ、ヤンキース対アスレチックス戦を観戦。田中将大が先発。4回でまたも3本塁打を打たれて5失点、6連敗。こんなんじゃどうしようもない。
*おととい、きのうのアマゾンでジャック・デリダ『嘘の歴史 序説』が今月10冊目売れ(累計109冊)、木村友祐『イサの氾濫』が13冊目(累計589冊)、ほかにポパー『開かれた社会とその敵 I』がなんと26冊、ハーバーマス『公共性の構造転換』が2冊、[私の日本地図]シリーズが3冊、など。きのうのジュンク堂で『上州の民話 第一集』が1冊(「[新版]日本の民話」シリーズ累計1694冊)、ほかに『開かれた社会とその敵』が3冊、シュミット本が2冊、など。→「twitter.com/miraishajp」「Facebook」。
*『新潮世界文学32 リルケ』で「マルテの手記」を読了。最後は放蕩息子の帰還がほんとうには愛をもって迎え入れられないことを記述して終わる。→「読み書き日録」。
*G・W・F・ヘーゲル『歴史哲学講義(上)』(岩波文庫) の序論の「D 世界史の地理的基礎」のはじめ~途中。へーゲルのヨーロッパ人/北半球>アジア人/南半球という思い込み(偏見)は歴史的制約があるとはいえ、マルクスにも持ち越され、現代でもヨーロッパ人の根底に残っている原型ではないか。→「読み書き日録」「twitter.com/nstn49」。
*ダグラス・ラミス『ダグラス・ラミスの思想自選集 「普通」の不思議さ』の「イデオロギーとしてのアメリカ近代化論」の3節を読む。近代化論とは新しいへーゲル主義かもしれない。→「読み書き日録」「twitter.com/nstn49」。
*加藤尚武著作集の『ヘーゲル哲学の形成と原理――理念的なものと経験的なものの交差』のファイル修正+印刷+通読、つづける。「第六章 人倫の理念の崩壊と回復」のはじめ~五節。→「読み書き日録」「twitter.com/nstn49」「twitter.com/miraishajp」。
*『石川啄木全集 第二巻 詩集』pp. 183-193.「雑誌に発表された詩」の部、つづき。→「読み書き日録」。
*テレビで韓流ドラマ「オクニョ」の特別番組を見る。
*アドルフ・ヒトラー『わが闘争(下)II 国家社会主義運動』(角川文庫) の「第十五章 権利としての正当防衛」のつづき~結語、解説 (II)。これでついに2巻あわせて1000ページを超える問題の書を読了。訳者も言うとおり、人種主義に徹したある意味で首尾一貫した悪魔的な書であった。→「読み書き日録」「twitter.com/nstn49」。
*ジャック・デリダ[足立和浩訳]『根源の彼方に――グラマトロジーについて 上』読みはじめる。訳者まえがき、訳者あとがきの途中まで。これは原書を本格的に読むにあたっての準備作業。→「読み書き日録」「twitter.com/nstn49」。

日録2017/6/17(土)

掲載日:2017年6月18日

*G・W・F・ヘーゲル『歴史哲学講義(上)』(岩波文庫) の序論の「C 世界史のあゆみ」のつづき~終り。《作品には、その要素の一つとして、普遍的な思考がふくまれます。思考なくして作品に客観性はなく、思考が作品の基礎です。一民族の教養文化の最高点は、自分たちの生活や状況、法律や正義や道徳を、思考ないし学問によってとらえることにある。思考の統一こそ精神のもっとも内面的な自己統一だからです。精神はその作品において自分の対象化をめざしますが、自分の本質を対象化するには、自分を思考するほかありません。》(132ページ)こういう意識で詩を書けないか。《わたしたちにとって精神の理念こそが重要であり、世界史上の一切がもっぱら精神のあらわれと見なされるべきだとすれば、過去の事実をたどるに際しても、その過去がどんなに偉大であろうと、わたしたちは_¨現在にかかわるもの¨_だけを問題としなければならない。というのも、真理の探究をこころざす哲学は永遠の現在にかかわるものだからです。……過去の段階は、たしかに、それぞれが独立の段階として順を追って形成されてきてはいるが、精神のありかたという点からすれば、精神自体は不変のままであり、段階のちがいは、精神自体の発展のちがいをしめすにすぎないのです。》(137ページ)これはヘーゲルの歴史哲学の基本的な理論的枠組みなのだろう。→「読み書き日録」「twitter.com/nstn49」。
*『石川啄木全集 第二巻 詩集』の「雑誌に発表された詩」の部、つづき。啄木の散文詩はとてもいい。犬を冗談で殺す羽目になった詩はいただけないが。→「読み書き日録」「twitter.com/nstn49」。
*谷内修三さんが読書ブログで第二次「走都」創刊号の詩「発熱装置」についていろいろ書いてくれているのを発見。谷内らしい思いがけない読み方で、おもしろく読む。→「読み書き日録」「twitter.com/nstn49」。
*「詩界」264号で荻悦子のエッセイ、田原の詩の翻訳をめぐる講演記録を読む。一般に翻訳のやりかたにおける二つの方向性が「素っぴん訳」と「厚化粧訳」と呼ばれていることは知らなかった。→「読み書き日録」「twitter.com/nstn49」。
*夕方、散歩をかねて経堂の古本屋まわり。
*きのうのジュンク堂で『中国山地 過疎50年』が今月5冊目売れ(累計89冊)、「[新版]日本の民話」シリーズが4冊(累計1693冊)、など。アマゾンはまた未更新。
*「歴程」601/602号に目を通す。歴程賞特集。どういうわけか合併号。鈴村和成の新しい『地獄の季節』論が始まった。→「読み書き日録」。
*ダグラス・ラミス『ダグラス・ラミスの思想自選集 「普通」の不思議さ』の「イデオロギーとしてのアメリカ近代化論」のはじめ~2節。博士論文からの抜粋とのことだが、近代化論というパラダイム自体を鋭く批判している。→「読み書き日録」「twitter.com/nstn49」。
*加藤尚武著作集の『ヘーゲル哲学の形成と原理――理念的なものと経験的なものの交差』のファイル修正+通読、つづける。「第五章 疎外と承認――『精神現象学』における疎外論の構造」の十節~十二節。第五章も読了。→「読み書き日録」「twitter.com/nstn49」「twitter.com/miraishajp」。

日録2017/6/16(金)

掲載日:2017年6月17日

*『ホモ・コントリビューエンス』の仮ゲラ通読、つづける。加藤尚武「世界の思想動向と『貢献する気持ち』研究の位置」14ページ、通読。→「読み書き日録」「twitter.com/miraishajp」。
*きのう未來社流通センターから届いた6日以降の売上げ伝票のチェック。
*中島吉弘さんより桜美林大学の「人文研究」第8号掲載の紀要論文届く。『梯明秀の物質哲学』の序章として収録したもの。
*きのうのジュンク堂で『中国山地 過疎50年』が今月4冊目売れ(累計88冊)、など。アマゾンでジャック・デリダ『嘘の歴史 序説』が9冊目(累計108冊)、『信と知――たんなる理性の限界における「宗教」の二源泉』が2冊目(累計89冊)ほかポイエーシス叢書が3冊、木村友祐『イサの氾濫』が11冊目(累計587冊)、ほかに『マインドストーム』が5冊、[私の日本地図]シリーズが2冊、など。
*ACELINK Navi記帳くんで振替伝票の起票&印刷。本社地代6月分、手形決済、20日・月末振込み分、保険料、ガス代、通信費、取次売掛金、健康保険、ほか。出納帳(現金)に記帳。
*オリックスよりtel。パソコンの引取りの件。Precision T1600は7月3日に取りに来ることに。
*「資金振替.ods」6月版、「66期みずほ当座残高表」最新版、作成&印刷。
*G・W・F・ヘーゲル『歴史哲学講義(上)』(岩波文庫) の序論の「C 世界史のあゆみ」のつづき~。《どんな内容であれ、それを構成要素に分解し、その要素を思考観念ないし思考形態としてとらえるというだけでは、形式的思考たるをまぬかれない。自由な一般観念がそれだけ独立して意識の対象にされる必要があるのに、そうはなっていないからです。思考をそのように形式的に理解し、素材から形式だけをとりだしてくるような哲学は、いうまでもなく、教養の域を出ることのない哲学です。》(120ページ)さすがにへーゲルはさりげなく厳しいことを言っている。こちらも用心してかからねば。→「読み書き日録」「twitter.com/nstn49」。
*ダグラス・ラミス『ダグラス・ラミスの思想自選集 「普通」の不思議さ』で「影の学問、窓の学問」」読む。ラミスの学問批判は相当にラディカルだ。プラトン国家論の洞窟の比喩を使って本質的な学問をしないですますことのできる日米の大学制度を叩いている。《学生たちは有識者になるためというよりむしろ「知識を怖れる人」となるべく教育されるわけだ。》(68ページ)つまり従順な人間になること。その典型が官僚というわけである。《今日の状況では真理の探求そのものがラディカルなのだ。学問自体が反乱であり、反乱の現場こそ真に学ぶ場にふさわしい。》(77ページ)これが書かれたのが1976年とは驚きだが、事態はますます切迫している。→「読み書き日録」「twitter.com/nstn49」。

日録2017/6/15(木)

掲載日:2017年6月16日

*G・W・F・ヘーゲル『歴史哲学講義(上)』(岩波文庫) 序論の「C 世界史のあゆみ」のはじめ~。《世界史は、自由の意識を_¨内容¨_とする原理の_¨段階的¨_発展としてしめされます。》(101ページ)→「読み書き日録」「twitter.com/nstn49」。
*デジタル・パブリッシング・サービスの田中さんにtel。きのう丸善eBook Library用に作成した「[新版]日本の民話」シリーズ追加版(51巻~別巻4、42巻)を渡す準備ができたことを伝える。9巻も必要だったことを確認し、追加で作成。今回は手動でうまくいく。Windows10標準の共有~ディスクへの書き込みではなく、ディスクツール~管理~書き込みの完了でできることがわかる。右クリックでもできるかもしれない。~確認しようとすると、またドライブが認識されないのでデバイスマネージャからドライバ削除~再起動で認識できるようになり、ファイルを確認。~夕方、田中さん、来社。CD-ROM2枚を渡す。
*みずほeビジネスサイトにアクセス。きょうの入出金を確認&印刷。取次入金を確認。
*きのうのジュンク堂で『大阪の民話』が1冊売れ(「[新版]日本の民話」シリーズ累計1689冊)、など。アマゾンでジャック・デリダ『嘘の歴史 序説』が今月8冊目(累計107冊)、『赦すこと――赦し得ぬものと時効にかかり得ぬもの』が1冊目(累計300冊)ほかポイエーシス叢書が3冊、木村友祐『イサの氾濫』が10冊目(累計586冊)、など。
*『ホモ・コントリビューエンス』の仮ゲラ通読、つづける。加藤尚武「プラトン主義と自然主義――滝久雄『貢献する気持ち』の哲学的な分析」六節~一〇節。この論文、読了。伊藤仁斎は知識を確かめる喜びを「ちんぽが突然立ち上がったかのように、爽快でたまらない」と形容したことが紹介されている。68歳で子供を生ませた仁斎とはとんでもないヒトだったようだ。→「読み書き日録」「twitter.com/nstn49」「twitter.com/miraishajp」。
*加藤尚武著作集の『ヘーゲル哲学の形成と原理――理念的なものと経験的なものの交差』のファイル修正+印刷+通読、つづける。「第五章 疎外と承認――『精神現象学』における疎外論の構造」の七節~九節。→「読み書き日録」「twitter.com/nstn49」「twitter.com/miraishajp」。
*貞久秀紀詩集『具現』通読。わたしの感度が悪いせいか、この細部の描写力の洗練が詩的にどういう意味をもつのか、よくわからない。→「読み書き日録」「twitter.com/nstn49」。
*ダグラス・ラミス『ダグラス・ラミスの思想自選集 「普通」の不思議さ』の「『菊と刀』再考〈パートII〉」のつづき~終り。自分の心のなかの『菊と刀』を壊すことがセラピーにつながったとラミスはミニ解題で書いている。ベネディクトの差別的日本分析から脱するための論文だった、と。→「読み書き日録」「twitter.com/nstn49」。
*アドルフ・ヒトラー『わが闘争(下)II 国家社会主義運動』(角川文庫) の「第十四章 東方路線か東方政策か」のつづき。《戦争意図を目的として含まないような同盟はナンセンスであり、また無価値である。戦争のためにのみ同盟は結ばれるものである。》(404ページ)これはヒトラーの数少ない正論である。してみると、日米安保同盟の本質は戦争だということになる。→「読み書き日録」「twitter.com/nstn49」。
*『石川啄木全集 第二巻 詩集』の「雑誌に発表された詩」の部、つづき。啄木が『あこがれ』以降もさまざまな音数律を実験していたことはわかるが、やはり音数律という呪縛に囚われていたことに変りはない。→「読み書き日録」。

日録2017/6/14(水)

掲載日:2017年6月15日

*ダグラス・ラミス『ダグラス・ラミスの思想自選集 「普通」の不思議さ』の「『菊と刀』再考〈パートII〉」の途中まで読む。《『菊と刀』の大きな影響は、それ自体が再考される十分な理由である。しかし、さらに重要な理由は、この本の影響が大部分において有害であるということである。つまりこの本が文化的誤解の主たる源となっているのである。》(33ページ)とし、日本文化のみならず「文化」についての誤った概念を提示しているからである、としている。→「読み書き日録」「twitter.com/nstn49」。
*きのうアマゾンから届いた書類を見ると、水谷君から見せてもらった資料と同じ。取引説明会の案内も。
*萩原印刷より『梯明秀の物質哲学』本文の白焼き、とどく。~口絵もあわせてチェック、責了に。~3時すぎ、岸顯樹郎さん、来社。『梯明秀の物質哲学』のカバー色校、白焼きのチェック。カバーの色を変更してもらう。こちらも責了に。→「twitter.com/miraishajp」「Facebook」。
*「[新版]日本の民話」シリーズ51巻~別巻4までのPDFデータを取り込み、各巻の表紙画像とともにフォルダ化。CD-ROMに書き込みをしようとするが、ドライブが機能せず。~DELLプロサポートにtel。ドライバの削除~再起動でドライバ自動読み込みによってなんとか書き込みもできるようになり、デジタル・パブリッシング・サービス用のCDを作成。ドライバが不安定なので、再発する場合にはドライバ交換またはOS再インストールもありうるとのこと。→「twitter.com/miraishajp」。
*2時、メディアドゥの瀬尾さん、大津さん、来社。OverDriveでの電子図書館サービスの件で契約を進めることに。PDF版もE-Pub3版に変換して売りに出したい由。出版デジタル機構にも出せるようになるかもしれない由。
*古田徹也さんよりホモコントリビューエンス論集収録依頼の返信。これで出した人からすべて了解の返信あり。
*未來社流通センターよりE-mailであすの取次入金予定(「66期取次入金票.xls」)とどく。~「取次入金一覧.ods」で最新版、作成&印刷。
*きのうのジュンク堂でジャック・デリダ『信と知――たんなる理性の限界における「宗教」の二源泉』が今月3冊目売れ(累計77冊)、『長崎の民話』が1冊(「[新版]日本の民話」シリーズ累計1688冊)、ほかに[私の日本地図]シリーズが2冊、など。アマゾンで『中国山地 過疎50年』が6冊目(累計163冊)、木村友祐『イサの氾濫』が9冊目(累計585冊)、など。→「twitter.com/miraishajp」「Facebook」。
*大江治一郎さんより転送E-mailで山口雅巳さんが亡くなったとの連絡。
*ACELINK Navi記帳くんで振替伝票の起票&印刷。取次入金、源泉徴収税、ほか。
*高柳誠詩集『放浪彗星通信』読了。高柳の詩はひとつひとつの完成度が高いし、記述もしっかりしていてユーモアさえもあるのだが、形式的な変化が乏しいため、途中で読むのがしんどくなるのが常だ。書くことのモチーフが固着してしまっているからかも。→「読み書き日録」「twitter.com/nstn49」。
*G・W・F・ヘーゲル『歴史哲学講義(上)』(岩波文庫) の序論の「B 歴史における理性とはなにか」のつづき~終り。世界精神とは民族精神のそれぞれの段階が宗教、芸術、哲学などとして実現していくものらしいが、なんだかね。→「読み書き日録」「twitter.com/nstn49」。

日録2017/6/13(火)

掲載日:2017年6月14日

*きのう未來社流通センターから届いた5月25日以降の売上げ伝票のチェック。~「66期月別売上げ台帳.xls」で5月確定版、6月最新版、作成&印刷。前期の6月分も確定していなかったので、最終版を印刷。
*きのうのジュンク堂でジャック・ラングほか『ミケランジェロ』が今月4冊目売れ(累計6冊)、ジャック・デリダ『信と知――たんなる理性の限界における「宗教」の二源泉』が2冊目(累計76冊)、「[新版]日本の民話」シリーズが4冊(累計1687冊)、など。アマゾンでジャック・デリダ『嘘の歴史 序説』が7冊目(累計106冊)ほかポイエーシス叢書が3冊、ほかにシュミット『政治的なものの概念』が3冊、[転換期を読む]シリーズが3冊、など。→「twitter.com/miraishajp」「Facebook」。
*『ホモ・コントリビューエンス』の仮ゲラ通読、はじめる。まずは加藤尚武「プラトン主義と自然主義――滝久雄『貢献する気持ち』の哲学的な分析」一節~五節。→「読み書き日録」「twitter.com/miraishajp」。
*萩原印刷より「季刊 未来」夏号の加藤尚武著作集ページ、出校。すこしパンク。『梯明秀の物質哲学』のカバー色校、扉と表紙の白焼き、出校。~岸顯樹郎さんにtel。あす3時以降に来社してもらう。→「twitter.com/miraishajp」。~加藤尚武著作集ページは書目をすこし削ってなんとか見開きに収めて責了に。
*高柳誠詩集『放浪彗星通信』読みはじめる。宇宙空間の成り立ちを擬科学的な話題を盛り込んだ擬物語ふうに仕上げているが、ところどころに巧まざるユーモアがあって笑わせる。宇宙の折りたたみ理論だの出し抜き理論だのによって宇宙旅行の超短縮ができるなどというのがそういう例のひとつだ。→「読み書き日録」。
*加藤尚武著作集の『ヘーゲル哲学の形成と原理――理念的なものと経験的なものの交差』のファイル修正+印刷+通読、つづける。「第五章 疎外と承認――『精神現象学』における疎外論の構造」の四節~六節。→「読み書き日録」「twitter.com/nstn49」「twitter.com/miraishajp」。
*テレビでサッカーのワールドカップ・アジア最終予選、日本対イラク戦を観戦。1対1の引分けに終わる。
*G・W・F・ヘーゲル『歴史哲学講義(上)』(岩波文庫) の序論の「B 歴史における理性とはなにか」のつづき~。《国家こそが、絶対の究極目的たる自由を実現した自主独立の存在であり、人間のもつすべての価値と精神の現実性は、国家をとおしてしかあたえられない》(73ページ)というへーゲルの国家観は時代の制約もあるとはいえ、この国家主義はおおいに問題だ。《父なる国家が共同の生活を保障し、人びとの主観的意思が法律にしたがうとき、自由と必然の対立は消滅します》(74ページ)というのも理想的な国家がありうるとしての願望にすぎない。いまの日本はまったくその逆だ。→「読み書き日録」。

日録2017/6/12(月)

掲載日:2017年6月13日

*「みすず」6月号に目を通す。大井玄さんの医療論はおもしろい。現代の医療がいかに機械に頼っていて触診も問診もしないかを体験にもとづいて批判している。なんでも心のない効率化はだめだ。→「読み書き日録」「twitter.com/nstn49」。
*加藤尚武さんよりE-mailでファイル破損していた「へーゲル概念論のなかの自己関係性」のファイル送り直し。~加藤さんにtel。著作集の全体プラン(ヘーゲル関連6巻→5巻、哲学・哲学史4巻→5巻、生命倫理学2巻、環境倫理学2巻、その他・エッセイ1巻)をとりあえず「季刊 未来」夏号で公表することに。~広告用原稿「私の著作集」1ページ半とあわせて著作集概要予告のリスト原稿を半ページ分、作成。とりあえずこれで入校してもらう。→「twitter.com/miraishajp」「Facebook」。~のち、加藤さんよりE-mailでヘーゲル論5巻分の改定プラン詳細。~各巻のページ数概算。意外に5巻で1922ページ分とすこし余裕があることがわかる。各巻のばらつきの調整が必要だが。ページ数を書き入れたプランを加藤さんにFAX&tel。ページ数を参考に入れ替えを考えてもらう。~のち、加藤さんよりE-mailで再改訂プランとどく。まだ1巻、2巻が多く、4巻、5巻が少ない。
*手形・小切手支払い、各社。
*深井智朗さんより「季刊 未来」夏号の「『教養宗教』としてのプロテスタンティズム――宗教改革から五百年2」の初校校正もどる。~西谷の「[出版文化再生29]加藤尚武著作集いよいよ刊行へ」とあわせて責了で戻す。→「twitter.com/miraishajp」「Facebook」。
*「季刊 未来」夏号用の新刊案内原稿2本(新井高子編『石川啄木、東北弁の海へ還る』、加藤尚武編『ホモ・コントリビューエンス』)作成。~天野さんから入校へ。原稿データはE-mailで中山君へ送付。→「twitter.com/miraishajp」。
*e-Taxソフトで5月分の源泉徴収税の申告書(給与分、原稿料・編集料分)を作成=申告・申請等の一覧から選択~帳票編集で作成~保存(別名保存)~「作成完了」~「送信」ボタンで送信。さらに「メッセージボックス」の帳票を選択してきょう付けで「ダイレクト納付」。
*小林康夫さんよりE-mailで「走都」第二次創刊号の感想とお礼で励まされる。→「読み書き日録」。
*みずほeビジネスサイトにアクセス。きょうの出金(住民税、源泉徴収税)を確認&印刷。~東京都民銀行ビジネスダイレクトにアクセス。きょうの出金(手形決済)を確認。
*きのうのジュンク堂で『信濃の民話』が1冊売れ(「[新版]日本の民話」シリーズ累計1683冊)、など。アマゾンで『中国山地 過疎50年』が今月5冊目(累計162冊)、木村友祐『イサの氾濫』が8冊目(累計584冊)、『出雲の民話』が1冊(「[新版]日本の民話」シリーズ累計598冊)、ほかにハーバーマス本が3冊、東松照明写真集『camp OKINAWA』など。→「twitter.com/miraishajp」「Facebook」。
*加藤尚武著作集の『ヘーゲル哲学の形成と原理――理念的なものと経験的なものの交差』のファイル修正+印刷+通読、再開。「第五章 疎外と承認――『精神現象学』における疎外論の構造」のはじめ~三節。→「読み書き日録」「twitter.com/miraishajp」。
*ダグラス・ラミス『ダグラス・ラミスの思想自選集 「普通」の不思議さ』読みはじめる。冒頭の「イデオロギーとしての英会話」は古いものだが、英会話教室の差別意識を批判していて読ませる。→「読み書き日録」「twitter.com/nstn49」。
*萩原印刷の中山君よりE-mailでホモコントリビューエンス論集収録の幸津國生さんのOCRデータとどく。なんとWordファイルで!~のち、E-mailで『哲学原理の転換』の最終データもとどく。
*『新潮世界文学32 リルケ』で「マルテの手記」を読みつぐ。pp. 105-119. 第二部のつづき。犬が自分を「死」から守れなかった「僕」のせいにして死ぬ話は切ない。→「読み書き日録」。
*G・W・F・ヘーゲル『歴史哲学講義(上)』(岩波文庫) の序論の「B 歴史における理性とはなにか」のつづき~。《歴史上の偉人とは、自分のめざす特殊な目的が、世界精神の意思に合致するような実体的内容をもつ人のことです。》(58-59ページ)《世界史的個人は世界精神の事業遂行者たる使命を帯びていますが、かれらの運命に目をむけると、それはけっしてしあわせなものとはいえない。かれらはおだやかな満足を得ることがなく、生涯が労働と辛苦のつらなりであり、内面は情熱が吹きあれている。》(60ページ)そういう意味ならプチ世界史的個人も世にはいっぱいいるんだが。→「読み書き日録」「twitter.com/nstn49」。

日録2017/6/11(日)

掲載日:2017年6月12日

*森洋子『ブリューゲルの世界』の第5章「作品篇4 ブリューゲルは語る――寓意画の世界」読む。《死の勝利》《絞首台の上のかささぎ》ほかの図像学的読解。さらにブリューゲル一族の系譜など、読了。これまでの研究を存分に盛り込んだコンパクトなブリューゲル紹介の書になっている。→「読み書き日録」「twitter.com/nstn49」。
*加藤尚武著作集の単行本未収録論文のデータの取り込みと著作集仕様でのページ数計算、つづける。「哲学は何のために」としてまとめられた8本95ページ分。以前あずかったものとかなり重なる。さらに「東洋哲学論文選」としてまとめられた18本213ページ。~加藤尚武さんにE-mailでページ数を知らせる。へーゲル関連が5巻で収まりそうなので、どこかでもう1巻増やせると連絡。→「twitter.com/miraishajp」「Facebook」。
*『石川啄木全集 第二巻 詩集』の「雑誌に発表された詩」の部、つづき。→「読み書き日録」。
*きのうのジュンク堂でジャック・デリダ『嘘の歴史 序説』が今月1冊目売れ(累計77冊)、『父ちゃんは写真家――平敷兼七遺作集』が1冊目(累計24冊)、笠原賢介『ドイツ啓蒙と非ヨーロッパ世界』が1冊目(累計3冊)、ジャック・ラングほか『ミケランジェロ』が3冊目(累計5冊)、木村友祐『イサの氾濫』が2冊目(累計195冊)、『土佐の民話 第一集』『近江の民話』が各1冊(「[新版]日本の民話」シリーズ累計1682冊)、ほかに[私の日本地図]シリーズが5冊、『シランフーナー(知らんふり)の暴力──知念ウシ政治発言集』など。おととい、きのうのアマゾンで『中国山地 過疎50年』が4冊目(累計161冊)、ほかにポイエーシス叢書が3冊、[転換期を読む]シリーズが2冊、など。→「twitter.com/miraishajp」「Facebook」。
*『新潮世界文学32 リルケ』で「マルテの手記」を読みつぐ。pp. 79-105. 第一部、読了。つづけて第二部へ。→「読み書き日録」。
*ゲオルク・ヴィルヘルム・フリードリヒ・ヘーゲル『歴史哲学講義(上)』(岩波文庫) いよいよ読みはじめる。長谷川宏訳。序論の「A 歴史のとらえかた」「B 歴史における理性とはなにか」の途中まで読む。序論の最初からこの講義の対象は〈哲学的な世界史〉との規定がある。《精神が世界をみちびくさまを認識する》(22ページ)のが目的である、と。しかし《世界史が理性的にすすむこと、世界史が世界精神の理性的かつ必然的なあゆみであることは、世界史を考察することによってはじめてあきらかになる》(26ページ)なんてことはありえない。《哲学の教えによると、精神のすべての性質は自由なくしては存在せず、すべては自由のための手段であり、すべてはひたすら自由をもとめ、自由をうみだすものです。》《精神の統一は外部にあるのではなく、内部に見いだされるので、精神は自分の内部で安定しています。(……)精神は_¨自分のもとで安定している¨_。それこそがまさに自由です。》(38ページ)《〔わたしは〕自由であるのは、自分のもとにあるときです。精神がこのように自分のもとにあるとき、精神は自己を意識する自己意識です。》(39ページ)→「読み書き日録」「twitter.com/nstn49」。
*テレビで韓流ドラマ「オクニョ」第11回を見る。

日録2017/6/10(土)

掲載日:2017年6月11日

*『新潮世界文学32 リルケ』で「マルテの手記」を読みつぐ。以前読んだときは感動した記憶はあるが、今回読むとどこかセンチメンタルなところが気になってあまり進まない。→「読み書き日録」。
*「UP」6月号に目を通す。「学術出版」コラムでKさんが学術書出版300部の時代がきていることを書いているが、恐るべきことに限りなく現実的な話だ。これは現代詩の世界と同じで、著者が寄贈する部数を含んでいるとしたら、マーケットは存在しないも同然ということになる。→「読み書き日録」「twitter.com/nstn49」。
*森洋子『ブリューゲルの世界』第4章「作品篇3 農民の季節の仕事と楽しみ」読む。《干草の収穫》《雪中の狩人》ほかの図像学的読解。ブリューゲルには農民への共感があった。→「読み書き日録」「twitter.com/nstn49」。
*きのうのジュンク堂でジャック・ラングほか『ミケランジェロ』が今月2冊目売れ(累計4冊)、木村友祐『イサの氾濫』が1冊目(累計194冊)、『佐渡の民話 第二集』が1冊(「[新版]日本の民話」シリーズ累計1680冊)、ほかに[転換期を読む]シリーズでストラヴィンスキー本が2冊、など。アマゾンはまた未更新。。
*アドルフ・ヒトラー『わが闘争(下)II 国家社会主義運動』(角川文庫) の「第十三章 戦後のドイツ同盟政策」のつづき。ドイツでの新しい校訂版の『わが闘争』出版問題が大問題になっていることは深井智朗さんから聞いていたが、日本のテレビでも特集されたらしい。→「読み書き日録」「twitter.com/nstn49」。
*加藤尚武著作集の単行本未収録論文のデータ取り込みズミのファイルとの比較をしながら不足データの取り込みと著作集仕様でのページ数計算はじめる。強制改行の削除マクロを「加藤尚武マクロ」に追加。「法における心身問題」15ページ、「ヘーゲル論理思想の背景」18ページ、「単位の幻想」16ページ、「純粋存在とエーテル」20ページ、「本質は現象する」13ページ、「輪郭と使命」28ページ、「絵入り辞典の世界」43ページ、「歴史哲学の過去・現在・未来」25ページ、「『発酵』という言葉にかんする覚書」14ページ、「生という存在の原型」14ページ、「ドイツ観念論の文化的背景」11ページ、「論理思想の歴史」41ページ、「対立の想定ごっこと磁石」46ページ、「何度も『矛盾』の出てくるびっくり箱」32ページ、「『実体』と『因果』」30ページ、「絶対的な理念」59ページ、「タブラ・ラサとアープリオリ」16ページ、「sich entschliessenとsich aufschliessen」17ページ、「ヘーゲル、パース、ウィトゲンシュタイン、クワイン」14ページ、「ヘーゲルと現代倫理学」16ページ、「絶対精神とは何か」11ページ、「ヘーゲル論理学の形成と変容」21ページ、「ヘーゲル研究への新視角まえがき」25ページ、「ヘーゲルにおける弁証法の最初の用例群」19ページ、「ヘーゲルの労働論」7ページ、「『無限性』の概念史のこころみ」17ページ、「スピノザの実体とヘーゲルの国家」24ページ、「カントと『ドイツ観念論』」14ページ、「ヘーゲル」69ページ、「ヘーゲル歴史哲学の原型」17ページ、「ヘーゲル哲学と懐疑主義」20ページ、「絶対精神の日常性」17ページ、「『精神現象学』というゆがんだ真珠」9ページ、「ヘーゲルの個体論Hegelsche Einzelheitslehreとゲーテの色彩論Goethesche Farbenlehre」13ページ、「ヘーゲルによる心身問題のとりあつかい」28ページ、「ブランダムのプラグマティズム」20ページ、「同一性の変貌と発展」16ページ、「フィチーノとシェリング」15ページ、「ヘーゲル研究者は、200年間、何をしてきたか」23ページ、「『弁証法』の21用語例in『精神現象学』」23ページ。論文1本がファイルが開けず、へーゲル関連は40本で886ページもあることがわかる。朝方の4時すぎまでかかる。→「twitter.com/miraishajp」「Facebook」。
*テオドール・W・アドルノ『否定弁証法』の第三部「いくつかのモデル」の「III 形而上学についての省察」の7節の途中~12節を読む。《カントの真理概念の権威性は、絶対者を考えることを禁圧することによってテロリスト的になった。この禁圧は、考えることそのものの禁止にまでとどまることなく突きすすむ。》(477ページ)《私は愚かさより道化を選ぶ。道化のたわごと、それは真理のある形態なのである。それは、人間が真ならざるもののただなかにありながら真理を断念すまいとすると、ただちに人間を罰する真理の形態なのだ。》(499ページ)《弁証法はどのような歴史的形態を取った場合でも常に、弁証法の外に出ることを禁じてきた。弁証法は、好むと好まざるとにかかわらず、無制約的〔絶対的〕な精神と有限な精神を概念によって媒介してきた。それゆえ弁証法は断続的に神学を敵とすることになったのである。弁証法は絶対者を思考するには違いないが、その絶対者といえども弁証法によって媒介されたものであり、その意味ではあくまで限界づけられた思考に属している。ヘーゲルの絶対者は神の世俗化されたものには違いなかろうが、まさに世俗化だということを見てとる必要があろう。》(500ページ)《弁証法の歩みの過程で同一性のテーゼを捨て去ることはなんら大罪ではないのだ。運動をやめ、止まってしまって、あたかも自分がすでに全体であるかのごとくに振る舞ったりしないことこそ、否定弁証法の定義に含まれることなのである。それこそが否定弁証法の希望の形態である。》(502ページ)これがアドルノ否定弁証法の結論ということだろう。訳者解題、あとがきも読んでついに読了。まことに読みにくい本であった。→「読み書き日録」「twitter.com/nstn49」。

日録2017/6/9(金)

掲載日:2017年6月10日

*森洋子『ブリューゲルの世界』pp. 84-105. 第3章「作品篇2 聖書の世界――ヒエロニムズ・ボスなど先人画家への挑戦」のつづき~終り。《十字架を担うキリスト》《聖マルティンのワイン祭り》ほかの図像学的読解。→「読み書き日録」「twitter.com/nstn49」。
*萩原印刷より「季刊 未来」夏号の「星形の庭の明るい夢(1970-1989)――オペラ戦後文化論II(6)」の初校、出校。6ページにぴったり収まる。~小林さんに送付。きのう出校した郷原宏さん、深井智朗さんの分もそれぞれ仮ゲラ赤字を付けて送付。→「twitter.com/miraishajp」「Facebook」。
*萩原印刷より『梯明秀の物質哲学』の人名索引初校、出校。14ページで収まる。ページ指定して事実上、責了に。台割り上288ページに。~中島吉弘さんにtel。あとはまかせてもらうことに。26日見本予定のまえに代送リストを送ってもらう。→「twitter.com/miraishajp」「Facebook」。~つきものとあわせて本文責了で萩原印刷にもどす。
*ACELINK Navi記帳くんで振替伝票の起票&印刷。預金振替+新規役員借入金、書店売上げ、ほか。出納帳(現金)に記帳。
*みずほeビジネスサイトにアクセス。きょうの入金を確認。都民当座10日用資金振替。~東京都民銀行ビジネスダイレクトにアクセス。入金を確認。
*岸顯樹郎さん、来社。『梯明秀の物質哲学』のつきもの原稿、持参。→「twitter.com/miraishajp」。
*田島卓さんよりホモコントリビューエンス論集収録依頼の返信。
*「出版ニュース」6月中旬号に「[新版]日本の民話」シリーズ完結の記事掲載。→「twitter.com/miraishajp」「Facebook」。
*おととい、きのうのジュンク堂で『茨城の民話 第二集』『奈良の民話』が各1冊売れ(「[新版]日本の民話」シリーズ累計1679冊)、など。アマゾンでジャック・デリダ『嘘の歴史 序説』が今月6冊目(累計105冊)、『福岡の民話 第一集』が1冊(「[新版]日本の民話」シリーズ累計597冊)、ハーバーマス本が7冊、シュミット『政治的なものの概念』が2冊、丸山眞男『現代政治の思想と行動』が2冊、『宮本常一著作集』が2冊、など。→「twitter.com/miraishajp」「Facebook」。
*加藤尚武さんにtel。きのう渡した「季刊 未来」夏号の「私の著作集」仮ゲラ校正は訂正なしでいい。リストはかなり書目の入れ替えがありそう。とくに環境倫理学関係で。とりあえずヘーゲル関係、哲学(史)関係のリストとファイルを渡すとのことで、5時半すぎに取りに行くことに。~5時40分すぎ、加藤さん宅へ。ヘーゲル関係、哲学関係の単行本未収録論文で著作集収録希望のなんと67本のリストとデータCDを受取り。環境倫理学関係はこれからで200本のなかから厳選する由。各巻の書名をつけてもらうよう依頼。→「twitter.com/miraishajp」「Facebook」。~すでに印刷してある原稿と照合。半分ぐらいは見つける。
*「原稿料・印税支払い総括.xls」5月版、作成&印刷。
*12日支払いの手形、小切手を作成。
*「季刊 未来」夏号の「「[出版文化再生29]加藤尚武著作集いよいよ刊行へ」の初校を読み直し。修正すこし。責了に。~「出版文化再生ブログII-21」として取り込み、ココログの「出版文化再生」ブログと未來社ホームページの[出版文化再生ブログ]ブログにアップ。ついでに「TOPICS」の記事も最新情報をアップ。これにともない、AjaxPlorerで「アーカイヴ」ページ用の「archive_index.html」を直接編集して書き換え、ダウンロード。→「読み書き日録」「twitter.com/nstn49」「twitter.com/miraishajp」。

日録2017/6/8(木)

掲載日:2017年6月9日

*加藤尚武さんよりE-mailで「季刊 未来」夏号の著作集広告用原稿「私の著作集」とどく。~ファイル修正+通読。1ページ半あるので、残りの半ページに著作集の内容を入れることにする。~きのう作成した加藤尚武著作集(全15巻)内容見本用原案をさらに増補。判型、ページ数、出版社などを追加。すべて網羅できず。→「読み書き日録」「twitter.com/miraishajp」「Facebook」。~加藤さんにtel。広告用ページの仮ゲラを持参と内容見本などの打合せに5時ごろ行くことに。~5時15分ごろ、加藤さん宅へ。仮ゲラ、著作集概要案などを渡し、ビールを呑みながら打合せ。「季刊 未来」夏号の「[出版文化再生29]加藤尚武著作集いよいよ刊行へ」の初校控え、第二次「走都」創刊号も渡す。
*塩尻和子さんよりホモコントリビューエンス論集収録依頼の返信。
*「66期月別支払い表.xls」5月末版、作成&印刷。~ACELINK Navi記帳くんで振替伝票の起票&印刷。5月末買掛金・未払金、10日手形・小切手支払い分。
*岸顯樹郎さんよりtel。あす2時に『梯明秀の物質哲学』装幀を持参して来社。
*「季刊 未来」夏号の郷原宏「岸辺のない海――石原吉郎ノート8 (八)望郷」、深井智朗「『教養宗教』としてのプロテスタンティズム――宗教改革から五百年2」、西谷「[出版文化再生29]加藤尚武著作集いよいよ刊行へ」の初校出校。

日録2017/6/7(水)

掲載日:2017年6月8日

*森洋子『ブリューゲルの世界』の第3章「作品篇2 聖書の世界――ヒエロニムズ・ボスなど先人画家への挑戦」のつづき。《バベルの塔》の図像学的読解。→「読み書き日録」「twitter.com/nstn49」。
*「走都」第二次創刊号200部とどく。95通、発送。→「読み書き日録」「twitter.com/nstn49」。
*小林康夫さんからtel&E-mail。きのうFAXした「季刊 未来」夏号の「星形の庭の明るい夢(1970-1989)――オペラ戦後文化論II(6)」の校正の件。~tel入れして、追加修正がないことを確認。ファイル修正して印刷。天野さんから入校へ。→「読み書き日録」「twitter.com/miraishajp」「Facebook」。
*岸顯樹郎さんよりtel。『梯明秀の物質哲学』の装幀についての確認。文字データも確認。これで進めてもらう。→「twitter.com/miraishajp」。
*ACELINK Navi記帳くんで振替伝票の起票&印刷。通信費、リース料、書店売上げ、直販売上げ、保険料、固定資産税、ほか。出納帳(現金、振替貯金)に記帳。
*バラカの住谷弘子社長、来社。アフリカ民話の刊行の件で打合せ。刊行条件の打合せ。
*きのうのジュンク堂で『中国山地 過疎50年』が今月3冊目売れ(累計87冊)、ジャック・デリダ『最後のユダヤ人』が1冊目(累計72冊)ほかポイエーシス叢書が2冊、「[新版]日本の民話」シリーズが3冊売れ(累計1677冊)、など。アマゾンでジャック・デリダ『嘘の歴史 序説』が5冊目(累計104冊)、『中国山地 過疎50年』が3冊目(累計160冊)、など。→「twitter.com/miraishajp」「Facebook」。~「新刊売上げ一覧.ods」5月末版、作成&印刷。
*加藤尚武著作集(全15巻)内容見本用原案を作成。
*テオドール・W・アドルノ『否定弁証法』の第三部「いくつかのモデル」の「III 形而上学についての省察」の6節を読む。《実証主義の教説は、いっさいがそれにかかっているような問いであっても、その問いを廃棄することで回避し、間接的にその問いに否定的な判決をくだしている》(469ページ)→「読み書き日録」「twitter.com/nstn49」。

日録2017/6/6(火)

掲載日:2017年6月7日

*中国新聞社の荒木さん、来社。きのう農業ジャーナリスト賞の授賞式があった由。書店や図書館情報など近況もいろいろ話す。→「twitter.com/miraishajp」。
*第二次「走都」創刊号の一部抜き、とどく。いよいよあす刊行。→「読み書き日録」「twitter.com/nstn49」。
*中島吉弘さんより『梯明秀の物質哲学』の人名索引の仮ゲラ校正もどる。~萩原印刷より2日に入校した著者略歴、奥付、広告ページ、口絵2ページの出校、チェック。それぞれ訂正あり。人名索引のファイル修正&印刷。あす入校へ。ファイルはE-mailで萩原印刷の中山君に送付。→「twitter.com/miraishajp」「Facebook」。
*郷原宏さんより「季刊 未来」夏号の連載「岸辺のない海――石原吉郎ノート8 (八)望郷」の仮ゲラ校正もどる。4行分追加あり。~ファイル修正して天野さんから入校へ。→「読み書き日録」「twitter.com/miraishajp」。
*きのうのジュンク堂で「[新版]日本の民話」シリーズが5冊売れ(累計1674冊)、ハイネ『ドイツ・ロマン派』が2冊、など。アマゾンでジャック・デリダ『嘘の歴史 序説』が今月4冊目(累計103冊)、『信と知――たんなる理性の限界における「宗教」の二源泉』が1冊目(累計88冊)ほかポイエーシス叢書が4冊、木村友祐『イサの氾濫』が3冊目(累計579冊)、笠原賢介『ドイツ啓蒙と非ヨーロッパ世界』が1冊目(累計5冊)、など。→「twitter.com/miraishajp」「Facebook」。
*きのうTRCからE-mailで届いた5月分の売上げデータを「TRC201705実績.xls」として取り込む。受注、納品で『近江の民話』がトップ。
*「季刊 未来」夏号の小林康夫「星形の庭の明るい夢(1970-1989)――オペラ戦後文化論II(6)」のファイル処理+通読。6ページびったりだが、広告の入る余地がない。→「読み書き日録」「twitter.com/miraishajp」。~小林さんにtelするが連絡つかず。~のち、telあり。仮ゲラは自宅にFAX。
*仲宗根勇さんにtel。「季刊 未来」夏号でお願いしていた「琉球共和国憲法F私(試)案」についての後説はまだ機が熟していないとのことでパス。秋ぐらいになんとか書けるかもしれないということで、それができてから何人かのひとに原稿を依頼する方向に転換。→「twitter.com/miraishajp」「Facebook」。
*横山さんに12日の支払い表の下準備をまかせる。~のち、受取り。
*深井智朗さんより「季刊 未来」夏号の連載「宗教改革から五百年」2回目の仮ゲラ校正とどく。メインタイトルは「『教養宗教』としてのプロテスタンティズム」となる。天野さんにファイル修正してもらう。きのうE-mailでとどいた追加分をファイル処理+通読。天野さんに社内LAN経由で渡し、ドッキングしてもらい入校へ。→「読み書き日録」「twitter.com/miraishajp」。
*佐々木力さんより「季刊 未来」夏号の「ライプニッツ編『中国最新事情』への序文(2)――中国論・論中国・On China 10」のゲラ校正とどく。写真の差し替えはとくにしないでもいい由。~責了でもどす。→「読み書き日録」「twitter.com/miraishajp」。
*編集・全体会議(4時~6時15分)。
*栗原隆さんよりホモコントリビューエンス論集収録依頼の返信。
*岸顯樹郎さんから装幀プラン、そのまえに資材案も届いていた。~telするが、つながらず。
*きのう書いた「季刊 未来」夏号のための[出版文化再生29]を読み直し、若干の修正。タイトルは「加藤尚武著作集いよいよ刊行へ」とする。印刷して天野さんから入校へ。→「読み書き日録」「twitter.com/nstn49」「twitter.com/miraishajp」。ファイルはE-mailで萩原印刷の中山君に送付。
*加藤尚武さんにtel。「季刊 未来」夏号に著作集の案内暫定版を掲載することにし、あさって夕方にプランを見せに寄ることに。西谷の「[出版文化再生29]加藤尚武著作集いよいよ刊行へ」の確認事項を聞き、刊行にあたってのまえがきを書いてもらうことにする。あさってまでに1000字ほど。→「ttwitter.com/miraishajp」。
*アドルフ・ヒトラー『わが闘争(下)II 国家社会主義運動』(角川文庫) の「第十一章 宣伝と組織」のつづき~終り。→「読み書き日録」。
*テオドール・W・アドルノ『否定弁証法』の第三部「いくつかのモデル」の「III 形而上学についての省察」の5節を読む。《人生に意味などないというテーゼは、積極的なテーゼとしては愚劣きわまりない。ちょうど、その逆のテーゼが虚偽であるのとまったく同じことである。人生に意味などないというこのテーゼが真となることがあるとすれば、それは、意味を認めたがる安っぽいきまり文句に対する反撃として作用するときのみである。》(462ページ)これ自体がアドルノの人生哲学だ。《無を信仰することは存在を信仰することと同様に悪趣味であって、ペテンを見抜くことに誇らかな満足をおぼえる精神の鎮静剤にほかならない。》(465-466ページ)→「読み書き日録」「twitter.com/nstn49」。

日録2017/6/5(月)

掲載日:2017年6月6日

*きょうは出社せず。~社にtel。横山さんにきょう発送すべきものを確認。すでに送ってくれてあった。
*「季刊 未来」夏号のための原稿を[出版文化再生29]として書く。タイトルはいまのところ「加藤尚武著作集の刊行へむけて」とする。印刷してみると予定より短かったのでさらなる補足をしてとりあえず完成。ほぼぴったりか。→「読み書き日録」「twitter.com/nstn49」「twitter.com/miraishajp」。
*きのうのジュンク堂で『中国山地 過疎50年』が今月2冊目売れ(累計86冊)、「[新版]日本の民話」シリーズが6冊(累計1669冊)、ほかにシュミット本が2冊、など。アマゾンでジャック・デリダ『嘘の歴史 序説』が3冊目(累計102冊)ほかポイ@エーシス叢書が3冊、木村友祐『イサの氾濫』が2冊目(累計578冊)、ほかにスタニスラフスキー『俳優の仕事』が4冊、[私の日本地図]シリーズが2冊、など。→「twitter.com/miraishajp」「Facebook」。

日録2017/6/4(日)

掲載日:2017年6月5日

*加藤尚武著作集の『ヘーゲル哲学の形成と原理――理念的なものと経験的なものの交差』のファイル修正+印刷+通読、つづける。「第四章 知性主義への転回」の四節~七節。第四章、スミ。《矛盾は真なるものの規則である。無矛盾は偽なるものの。》とヘーゲルはイエナ大学就任テーゼの第一条に書いているそうだ。加藤尚武はこれをもってヘーゲルの弁証法的理性の誕生と言っている。→「読み書き日録」「twitter.com/nstn49」「twitter.com/miraishajp」。
*広田修詩集『vary』通読。〈何を探すかをまずは探さなければ。何を生きるかをまずは生きなければ。〉と冒頭の連作「探索」の最後のほうでこの詩人はうめくように書く。飛躍の多い難解派詩人かと思いきや後半は土の香りのする出自をきちんと言語化している。こんな詩行もある。〈君の死は君の詩の敗北ではなかった。君の死は君の詩の完成ではなかったか。社会を生き抜いた君は社会に殺される直前に君の詩を完成させたはずだ。自らの存在と倫理の根拠としての詩を完成させて、その安堵の中で斃れたはずである。〉(「未来 D.K.へ」)これは固有の誰かを暗示しているのだろうか。ややセンチメンタルになってしまった。→「読み書き日録」「twitter.com/nstn49」。
*深井智朗さんよりE-mailで「季刊 未来」夏号の連載「宗教改革から五百年」2回目の仮ゲラを郵送したとの連絡。追加分をE-mailで添付。→「twitter.com/miraishajp」。~お礼の返信E-mail。
*小林康夫さんより「原稿」E-mailで「季刊 未来」夏号の原稿「星形の庭の明るい夢(1970-1989)――オペラ戦後文化論II(6)」とどく。→「twitter.com/miraishajp」。~返信E-mailでお礼。山に来ているので仮ゲラは7日になる予定を伝える。~小林さんから返信E-mail。
*森洋子『ブリューゲルの世界』pp. 34-55. 第2章「作品篇1 広場のブリューゲル――諺・祝祭と禁欲・子供」のつづき~終り。《ネーデルラントの諺》《謝肉祭と四旬節の喧嘩》の図像学的読解。→「読み書き日録」「twitter.com/nstn49」。
*きのうのジュンク堂で佐々木力『反原子力の自然哲学』が今月1冊目売れ(累計45冊)ほかポイエーシス叢書が2冊、『三河の民話』『尾張の民話』が各1冊(「[新版]日本の民話」シリーズ累計1663冊)、ほかに仲宗根勇『沖縄差別と闘う――悠久の自立を求めて』、高良勉『言振り――琉球弧からの詩・文学論』など。アマゾンで『尾張の民話』が1冊(「[新版]日本の民話」シリーズ累計596冊)、など。→「twitter.com/miraishajp」「Facebook」。
*テレビで韓流ドラマ「オクニョ」第10回を見る。オクニョがテビにパク・テスの死のいきさつを伝え、ユン・ウォニョンがピンチに。次回で囚人になるらしい。
*『石川啄木全集 第二巻 詩集』pp. 91-108.「新聞に発表された詩」の部、読む。詩集『あこがれ』以降のものが多いが、別名または無署名のものもある。まだ無名だったということか。→「読み書き日録」「twitter.com/nstn49」。
*テオドール・W・アドルノ『否定弁証法』pp. 444-456. 第三部「いくつかのモデル」の「III 形而上学についての省察」の2節~3節を読む。《アウシュヴィッツ以降の文化はすべて、……ゴミ屑である。だがこの文化は再建された。しかも、この文化の風土の中で抵抗なくできることのみが再建された。それによって文化は、それが潜在的にそうであったもの、つまりイデオロギーになった。》(447ページ)文化というイデオロギー。→「読み書き日録」「twitter.com/nstn49」。
*アドルフ・ヒトラー『わが闘争(下)II 国家社会主義運動』(角川文庫) の「第十章 連邦主義の仮面」のつづき~終り。→「読み書き日録」。

日録2017/6/3(土)

掲載日:2017年6月4日

*森洋子『ブリューゲルの世界』の第2章「作品篇1 広場のブリューゲル――諺・祝祭と禁欲・子供」の途中まで読む。情報量が思ったより豊富だ。→「読み書き日録」「twitter.com/nstn49」。
*アドルフ・ヒトラー『わが闘争(下)II 国家社会主義運動』(角川文庫) pp. 257-271.「第十章 連邦主義の仮面」のはじめ~途中。当時のドイツにおけるプロイセン(北ドイツ)とバイエルン(南ドイツ)の敵対関係とはどういうものだったのだろう。ヒトラーによればユダヤ人はこの敵対関係を利用して反ユダヤの動きを逸らさせようとしたというのだが。→「読み書き日録」「twitter.com/nstn49」。
*きのうのジュンク堂でシ『中国山地 過疎50年』が今月1冊目売れ(累計85冊)、ジャック・デリダ『信と知――たんなる理性の限界における「宗教」の二源泉』が1冊目(累計75冊)、ほかに『時ならぬマルクス――批判的冒険の偉大と逆境(十九―二十世紀)』など。
*『石川啄木全集 第二巻 詩集』で詩集『あこがれ』のつづき~終り。上田敏の序文、与謝野鉄幹の跋文をもつ破格待遇の処女出版だが、いまからみると定型詩の窮屈さは、当時としては新しかっただろう恋の思いの熱さにもかかわらず、否定しがたい。啄木はやはり詩人というより歌人だった。→「読み書き日録」「twitter.com/nstn49」。
*加藤尚武著作集の『ヘーゲル哲学の形成と原理――理念的なものと経験的なものの交差』のファイル修正+印刷+通読、つづける。「第四章 知性主義への転回」のはじめ~三節。「同一性と非同一性の同一性」というのはヘーゲルらしい。→「読み書き日録」「twitter.com/nstn49」「twitter.com/miraishajp」。
*『新潮世界文学32 リルケ』で「マルテの手記」読みつぐ。《しかしいつか、僕の手が僕から切り放されて、何かを書けと命令しても、僕の考えもせぬことを書くかもしれぬ。……今度は、いわば僕が書かれるのだ。僕がが何か書くというより、むしろ僕が何かに書かれてしまうのだ。》(38ページ)→「読み書き日録」。

日録2017/6/2(金)

掲載日:2017年6月3日

*「CROSS ROAD」9号、通読。北川朱実のエッセイはおもしろい。ジャッキー・マクリーンのことを書いていたけど、ジャズの好みがけっこう似ていて、ピントのあったコメントをしている。→「読み書き日録」「twitter.com/nstn49」。
*岸顯樹郎さんよりtel。『梯明秀の物質哲学』の装幀案の件で。いちおうA案、オビなしで進めてもらうことに。
*加藤尚武著作集の『ヘーゲル哲学の形成と原理――理念的なものと経験的なものの交差』のファイル修正+印刷+通読+表記の一括処理、つづける。「第三章 『疎外』意識と『歴史』意識――ユートピアのジレンマ」の六節~七節。第三章もスミ。→「読み書き日録」「twitter.com/nstn49」「twitter.com/miraishajp」。
*きのうのジュンク堂でジャック・ラングほか『ミケランジェロ』が今月1冊目売れ(累計3冊)、『伊豫の民話』『若狭・越前の民話 第二集』が各1冊(「[新版]日本の民話」シリーズ累計1661冊)、など。アマゾンで『栃木の民話 第一集』『若狭・越前の民話 第二集』が各1冊(「[新版]日本の民話」シリーズ累計595冊)、ジャック・デリダ『嘘の歴史 序説』が1冊目(累計100冊)、など。→「twitter.com/miraishajp」「Facebook」。
*萩原印刷・中山君に『梯明秀の物質哲学』の著者略歴、奥付、広告ページ、口絵写真の原稿渡す。原稿のデータはE-mailで送付。きのう佐々木力さんからファイルポスト便で受け取ったマテオ・リッチの墓碑銘のデータは解像度はいいが、すこし補正するとのこと。『哲学原理の転換』の最終データをFTPで送ってもらうこと。
*佐々木力さんからE-mailで「季刊 未来」夏号の「ライプニッツ編『中国最新事情』への序文(2)――中国論・論中国・On China 10」のゲラ校正を郵送したとの連絡。
*中国新聞社の荒木さんからE-mailで6日午前中に来社したいとのこと。農業ジャーナリスト賞の表彰があるので上京するとのこと。~了解の返信E-mail。
*森洋子『ブリューゲルの世界』読みはじめる。コート紙にカラーをふんだんに使った贅沢な本。これで1800円とは、さすがに新潮社だ。何部刷ったんだろう。→「読み書き日録」「twitter.com/nstn49」。
*塩尻和子さんにホモコントリビューエンス論集収録依頼状を作成&印刷。5日に再送分2件とあわせて横山さんから発送してもらう。
*ホモコントリビューエンス研究所の菊池さんにtel。ホモコントリビューエンス論集の契約書の件で発送していいのかの確認。送り先は研究所。進行状況を伝える。~「出版契約書.txt」に必要事項を加筆修正して印刷2枚。5日に横山さんから発送してもらう。
*中島吉弘さんよりE-mailで『梯明秀の物質哲学』の人名索引仮ゲラと初校ゲラ戻しが届いた由。追加すべき人名を6人追加したいとのこと。気がついた追加修正2件の連絡。~転記スミ。→「twitter.com/miraishajp」。

日録2017/6/1(木)

掲載日:2017年6月2日

*加藤尚武さんが『ヘーゲルの「法」哲学』とデータCDを届けてくれてあった。散歩のついでに寄られたらしい。→「twitter.com/miraishajp」。~E-mailで執筆者ひとりの住所の連絡。新しい目次(といってもまえがき、あとがきが追加されているだけで削除分も入ったまま)とどく。~加藤さんにtelしてお礼。目次は最新のものではなかった由。いずれにせよ、まだ暫定版ということ。~加藤さんよりE-mailで住所不明のふたりの住所を知らせてくれる。
*中島吉弘さんよりE-mailで『梯明秀の物質哲学』の校正にかんする勘違いのお詫びと人名索引にかんする校正上の問題をあらためて知らせてくれとの依頼。~きのう作成した略伝付き人名索引の略伝部分を通読。ファイルに不備があり、追加修正いろいろ。→「twitter.com/miraishajp」。~その間に校正ゲラが届かないので、中島さんに連絡し、小石川郵便局止めになっていることがわかり、郵便局に連絡。~急いで持って来てもらい、こちらの責了用ゲラに赤字を転記して、元ゲラと索引の仮ゲラを中島さんに送付。同封してあった写真使用の案を確認。~口絵2ページの指定。著者略歴、奥付、巻末広告ページの原稿作成。あす入校へ。→「twitter.com/miraishajp」。中島さんにE-mailで校正手順を伝える。中島さんから了解の返信E-mailあり。
*鈴木岩弓さんよりE-mailで東北大学定年退職とその後の継続的勤務の予定などを知らせてくる。
*「季刊 未来」夏号の深井智朗さんの連載「宗教改革から五百年」2回目の仮ゲラ通読。メインタイトルがないこと、20行ほど余白が出る。~深井さんにE-mailで仮ゲラ送付の件と問題点を連絡。→「読み書き日録」「twitter.com/miraishajp」。~横山さんから送付。~深井さんから了解の返信E-mail。
*「季刊 未来」夏号の郷原宏さんの連載「岸辺のない海――石原吉郎ノート8 (八)望郷」の仮ゲラ通読。数行余りそうだが、ほぼちょうど。~郷原さんにE-mailで仮ゲラ送付の件とお礼。→「読み書き日録」「twitter.com/miraishajp」「Facebook」。~横山さんから送付。
*佐々木力さんより返信E-mailで「季刊 未来」夏号の「ライプニッツ編『中国最新事情』への序文(2)――中国論・論中国・On China 10」のゲラ受取り。マテオ・リッチの墓の写真をファイル宅配便で送ってくる。いちおうダウンロードして萩原印刷の中山君にE-mailを転送。
*きのうのジュンク堂で『中国山地 過疎50年』が5月10冊目売れ(累計84冊)、ジャック・ラングほか『ミケランジェロ』が最初の2冊目、ダーチャ・マライーニ『ひつじのドリー』が3冊目(累計30冊)、など。アマゾンでジャック・デリダ『嘘の歴史 序説』が14冊目(累計99冊)、『若狭・越前の民話 第二集』が1冊(「[新版]日本の民話」シリーズ累計597冊)、など。紀伊國屋書店は見られなくなる。→「twitter.com/miraishajp」「Facebook」。
*テオドール・W・アドルノ『否定弁証法』の第三部「いくつかのモデル」の「II 世界精神と自然史――ヘーゲルへの補説」の25節~27節を読む。これで「II」のブロックも読了。《イデオロギーというものは、分離可能な層として社会的存在の上にかぶさっているわけではない。それはむしろ社会的存在に内在している。》(430ページ)言われてみればあたりまえだが、イデオロギーというものの根深さが指摘されているのである。→「読み書き日録」「twitter.com/nstn49」。
*さとう三千魚詩集『浜辺にて』読了。600ページ超の日常詩はどうしても繰り返しが多くなって読むにはつらいものがある。しかしそのなかに母の死などの亀裂が入ってくるところが、詩を書きつづけることの意味を逆照射している。→「読み書き日録」。
*「現代詩手帖」6月号(大岡信特集号)読みつぐ。~了。ひととおり目を通したが、それぞれの大岡信への思いはともかく、どうも類型的にしか読まれていない感じだ。→「読み書き日録」「twitter.com/nstn49」。