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西谷社長日録

日録2022年5月

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日録2022/5/16(月)

掲載日:2022年5月17日

*5時からテレビで大リーグ、エンジェルス対アスレチックス戦を観戦。大谷は3番DHで2試合連続8号先制本塁打1四球(敬遠)2打点1得点。エンジェルスは逃げ切り勝ち。
*『みすず』5月号に目を通す。上野千鶴子の老い論は興味深い。ボーヴォワールの引用が多いが。→「思考のポイエーシス・日録篇」「Facebook」。
*おととい入力した『[新版]方法としての戦後詩』の八重洋一郎さんの解説「敗亡傷痕からの豊饒」の仮ゲラ印刷。通読と補正。~萩原印刷・金子さんにE-mail&telで仮ゲラPDFと原稿データを送付、入校。→「思考のポイエーシス・日録篇」「twitter.com/nstn49」「Facebook」。~金子さんより返信E-mailで届いた由。
*折原浩さんよりきのうE-mailで届いた『マックス・ヴェーバー研究総括』の原稿のうち、「weberkenkyu (2022年3月3日現在稿)」の「VIII 古代ユダヤ教」以下は新しい「古代ユダヤ教(2022年5月13日現在稿)」のデータと差し替えてほしいとの連絡。~折原さんにtel入れして確認。さっそく仕事にかかる予定を伝える。『季刊 未来』夏号に2ページの近況エッセイを書いてもらうことに。~原稿の書式をコンパクトに変更し、まずは全ページを印刷。これはだいぶページがありそう。→「思考のポイエーシス・日録篇」「twitter.com/miraishajp」「Facebook」。

日録2022/5/15(日)

掲載日:2022年5月16日

*テレビで大リーグ、エンジェルス対アスレチックス戦ダブルヘッダー第一試合を途中から観戦。大谷は3番DHで2安打(二塁打1)1四球1打点。エンジェルスは逆転サヨナラ負け。~abemaテレビで第二試合を途中から観戦。大谷は3番DHでMLB通算100号の7号本塁打2打点1得点。エンジェルスは大勝。
*早朝に折原浩さんよりE-mailで『マックス・ヴェーバー研究総括』の原稿とどくが、データはHTMLファイル。~折原さんに返信E-mailでWord原稿で送ってもらうよう連絡。~再E-mailでWord原稿とどく。→「思考のポイエーシス・日録篇」「twitter.com/miraishajp」「Facebook」。
*柄谷行人『トランスクリティーク――カントとマルクス』(岩波現代文庫) の「第二部 マルクス」の「第1章 移動と批判」の「3 恐慌としての視差」のつづき~「4 微細な差異」~「5 マル|クスとアナーキストたち」の途中。→「思考のポイエーシス・日録篇」「Facebook」。
*日下部正哉『そして、像は転移する』を読みはじめる。「死者たちからの触発に応える――あとがきに代えて」を読む。だいたいの本の見取り図がわかる。やはり典型的な吉本隆明主義者だということも。→「思考のポイエーシス・日録篇」「Facebook」。

日録2022/5/14(土)

掲載日:2022年5月15日

*柄谷行人『トランスクリティーク――カントとマルクス』(岩波現代文庫) の「第二部 マルクス」の「第1章 移動と批判」の「2 代表機構」のつづき~「3 恐慌としての視差」の途中。《「ブルジョア独裁」とは、ブルジョア階級が議会を通して支配するということではない。それは「階級」や「支配」の中にある個人を、「自由な」諸個人に還元することによって、それの階級関係や支配関係を消してしまうことだ。このような装置そのものが「ブルジョア独裁」なのである。》(224ページ)《人々が自由なのは、たんに政治的選挙において「代表するもの」を選ぶことだけである。そして、実際は、普通選挙とは、国家機構(軍・官僚)がすでに決定していることに「公共的合意」を与えるための手の込んだ儀式でしかない。》(225ページ)→「思考のポイエーシス・日録篇」「twitter.com/nstn49」「Facebook」。
*『詩素』12号に目を通す。小島きみ子さんから送られた。→「思考のポイエーシス・日録篇」「Facebook」。
*『季刊 未来』夏号の八重洋一郎論の読み直し、加筆と「3 詩集『日毒』をめぐる現代詩人賞の怪」についてのつづきを書いてひとまず終わる。50枚ほどになる。→「思考のポイエーシス・日録篇」「twitter.com/nstn49」「Facebook」。
*『世界の名著14 アウグスティヌス』で『告白』の第七巻第一章~第三章を読む。→「思考のポイエーシス・日録篇」「Facebook」。

日録2022/5/13(金)

掲載日:2022年5月14日

*おととい届いた『週刊朝日』5月20日号の亀井洋志記者による「沖縄本土復帰50年 日本は帰るべき〝祖国〟だったのか・上」を読む。最後の5ページ目に仲宗根勇さん、仲里効さんの写真と発言が引用されている。→「思考のポイエーシス・日録篇」「twitter.com/miraishajp」「Facebook」。~亀井さんから手紙で仲里効さんを紹介してくれたお礼状。「下」にも登場する由。
*『図書』5月号に目を通す。岸惠子の文章はうまい。→「思考のポイエーシス・日録篇」「Facebook」。
*柄谷行人『トランスクリティーク――カントとマルクス』(岩波現代文庫) の「第二部 マルクス」の「第1章 移動と批判」の「1 移動」~「2 代表機構」の途中。→「思考のポイエーシス・日録篇」「Facebook」。
*『[新版]方法としての戦後詩』の八重洋一郎さんの解説原稿を入力、スミ。おおいに励まされる。月曜にも入校の予定。→「思考のポイエーシス・日録篇」「twitter.com/nstn49」「Facebook」。
*『季刊 未来』夏号の八重洋一郎論の読み直し、加筆と「3 詩集『日毒』をめぐる現代詩人賞の怪」についてのつづきを9枚ほど書くが、時間切れで残りはあすに。ここまでで41枚ほどになる。→「思考のポイエーシス・日録篇」「twitter.com/nstn49」「Facebook」。

日録2022/5/12(木)

掲載日:2022年5月13日

*萩原印刷より『一人称の過去――歴史記述における〈私〉』初校186ページ、バイク便でとどく。そのまえに萩原印刷の磯部さんからE-mailでゲラ送りの連絡と本文PDF添付。~本文のチェックと控えゲラへの転記、スミ。~宇京賴三さんにメッセージを付けてレターパックプラスで送付。→「思考のポイエーシス・日録篇」「twitter.com/miraishajp」「Facebook」。
*八重洋一郎詩集『転変・全方位クライシス』通読。『日毒』『血債の言葉は何度でも蘇る』との三部作になるとのこと。『日毒』のインパクトにはさすがに及ばないが、八重の歴史認識や現状把握はより広がりと奥行きを増している。→「思考のポイエーシス・日録篇」「twitter.com/nstn49」「Facebook」。
*高橋寿貴さんよりE-mailで『週刊読書人』の広告案と『一人称の過去――歴史記述における〈私〉』の書店用新刊案内のPDFとどく。~返信E-mailで『琉球共和国憲法の喚起力』の広告を差し替えて入れることの指示、『一人称の過去』の書店用新刊案内には赤字を入れたPDFを送る。→「思考のポイエーシス・日録篇」「Facebook」。~高橋君より修正版データとどく。~確認してOKの返信。
*八重洋一郎さんにtel。『[新版]方法としての戦後詩』の解説原稿のお礼、『季刊 未来』夏号の八重洋一郎論で『日毒』の現代詩人賞問題を書けばいったん完成するので、事前にみてもらうことに。『琉球共和国憲法の喚起力』も届いたので読んでいるところ、とのこと。→「思考のポイエーシス・日録篇」「twitter.com/nstn49」「Facebook」。
*柄谷行人『トランスクリティーク――カントとマルクス』(岩波現代文庫) の「第I部 カント」の「第3章 Transcritique」の4節のつづき~終り。第I部、終わる。《倫理学は一般的に、生きている他者、しかも同じ共同体の他者しか考えていない。しかし、他者を物自体として見るカントの倫理学には、未来と過去にわたる他者が導入されているのである。》(185ページ)《カントの言葉をもじっていえば、経済的・政治的基盤をもたないコミュニズムは空疎であり、道徳的基盤をもたないコミュニズムは盲目である。》(193ページ)ここから第II部のマルクス論に移るというわけだ。→「思考のポイエーシス・日録篇」「twitter.com/nstn49」「Facebook」。
*『世界の名著14 アウグスティヌス』で『告白』の第六巻第十章~第十六章を読む。第六巻、終り。→「思考のポイエーシス・日録篇」「Facebook」。

日録2022/5/11(水)

掲載日:2022年5月12日

*『UP』5月号に目を通す。→「思考のポイエーシス・日録篇」「Facebook」。
*『新・山形詩人』12号に目を通す。高橋英司発行。このひとの詩とエッセイはいつもおもしろい。→「思考のポイエーシス・日録篇」「twitter.com/nstn49」「Facebook」。
*柄谷行人『トランスクリティーク――カントとマルクス』(岩波現代文庫) の「第I部 カント」の「第3章 Transcritique」の4節のつづき~。《美的判断においては、事物が虚構であるとか悪であるとかいった面が括弧に入れられる。そしてそのとき、芸術的対象が成立する。だが、それは自然になされるのではない。人間はそのように括弧に入れることを「命じられる」のだ。》(167-168頁)→「思考のポイエーシス・日録篇」「twitter.com/nstn49」「Facebook」。

日録2022/5/10(火)

掲載日:2022年5月11日

*『ピエリア』2022年春号(14号)に目を通す。東京外国語大学らしい古典特集号。岩崎稔編集長もお役御免のようだ。→「思考のポイエーシス・日録篇」「Facebook」。
*柄谷行人『トランスクリティーク――カントとマルクス』(岩波現代文庫) の「第I部 カント」の「第3章 Transcritique」の4節のはじめ~。→「思考のポイエーシス・日録篇」「Facebook」。
*『季刊 未来』春号の「ツェラン、詩の命脈の尽きる場所――言語隠喩論のフィールドワーク」の追記を1枚半ほど書く。次回の八重洋一郎論のうしろに掲載予定。→「思考のポイエーシス・日録篇」「twitter.com/nstn49」「Facebook」。
*『季刊 未来』夏号の八重洋一郎論のこれまで書いた分の読み直しと加筆修正。注の整備など。さらに「3 詩集『日毒』をめぐる現代詩人賞の怪」について書きはじめる。4枚ほど。計32枚弱になる。→「思考のポイエーシス・日録篇」「twitter.com/nstn49」「Facebook」。

日録2022/5/9(月)

掲載日:2022年5月10日

*早朝のテレビで大リーグ、エンジェルス対ナショナルズ戦を途中から観戦。大谷は3番DHで二塁打2打点1四球1得点で土壇場の同点打、サヨナラの生還でエンジェルスは逆転サヨナラ勝ち。
*『ミて』158号に目を通す。→「思考のポイエーシス・日録篇」「Facebook」。
*柄谷行人『トランスクリティーク――カントとマルクス』(岩波現代文庫) の「第I部 カント」の「第3章 Transcritique」の3節のつづき~終り。→「思考のポイエーシス・日録篇」「Facebook」。
*仲里効さんより「刊行記念ジュンク堂トーク(仲里)」E-mailで7月9日にジュンク堂那覇店での『琉球共和国憲法の喚起力』のトークイヴェント(仲宗根勇×仲里効)の開催予定、チラシもとどく。→「思考のポイエーシス・日録篇」「twitter.com/miraishajp」「Facebook」。
*八重洋一郎さんより『[新版]方法としての戦後詩』の解説原稿がはやくもとどく。ざっと通読。新詩集『転変・全方位クライシス』も届く。→「思考のポイエーシス・日録篇」「twitter.com/nstn49」「Facebook」。

日録2022/5/8(日)

掲載日:2022年5月9日

*柄谷行人『トランスクリティーク――カントとマルクス』(岩波現代文庫) の「第I部 カント」の「第3章 Transcritique」の2節~3節の途中。→「思考のポイエーシス・日録篇」「Facebook」。
*10日ぶりに東京に戻る。

日録2022/5/7(土)

掲載日:2022年5月8日

*『潮流詩派』269号に目を通す。→「思考のポイエーシス・日録篇」「Facebook」。
*八木幹夫さんより「4月発行のブリタニカ年鑑時評抜き刷り」E-mail。年鑑時評で『言語隠喩論』をとりあげてくれる。《2021年で最も刺激を受けた一書》と。→「思考のポイエーシス・日録篇」「twitter.com/nstn49」「Facebook」。
*柄谷行人『トランスクリティーク――カントとマルクス』(岩波現代文庫) の「第I部 カント」の「第3章 Transcritique」の1節のつづき~終り。→「思考のポイエーシス・日録篇」「Facebook」。
*『季刊 未来』夏号の八重洋一郎論のこれまでの分の読み直しと加筆のうえ、「2 〈日毒〉という表象」のつづきを14枚半ほど書く。合計で27枚半ほどになる。→「思考のポイエーシス・日録篇」「twitter.com/nstn49」「Facebook」。

日録2022/5/6(金)

掲載日:2022年5月7日

*柄谷行人『トランスクリティーク――カントとマルクス』(岩波現代文庫) の「第I部 カント」の「第3章 Transcritique」の途中まで読む。→「思考のポイエーシス・日録篇」「Facebook」。
*『ひょうたん』76号に目を通す。いつも岡島弘子さんが送ってくれる。→「思考のポイエーシス・日録篇」「Facebook」。
*『季刊 未来』夏号の八重洋一郎論の「1 八重洋一郎とは誰か」を7枚半ほど、さらに「2 〈日毒〉という表象」を2枚弱、書く。これであとのイメージができてきた。→「思考のポイエーシス・日録篇」「twitter.com/nstn49」「Facebook」。

日録2022/5/5(木=子どもの日)

掲載日:2022年5月6日

*柄谷行人『トランスクリティーク――カントとマルクス』(岩波現代文庫) の「第I部 カント」の「第2章 綜合的判断の問題」を読む。→「思考のポイエーシス・日録篇」「Facebook」。
*『ERA』第三次18号に目を通す。川中子義勝編集・発行。→「思考のポイエーシス・日録篇」「Facebook」。
*季村敏夫・高木彬編『一九二〇年代モダニズム詩集――稲垣足穂と竹中郁その周辺』で25人の詩ほか、さらに季村による解題、参考文献などを読み、読了。標題にあるとおり、一九二〇年代の関西文化圏における50人のモダニズム詩人のアンソロジー。稲垣、竹中のほか小野十三郎などを別にすると詩史のうえで名前の消えてしまったような未知の詩人がほとんどで、多くはもちろん初めて読む詩人ばかりだ。「神戸詩人事件」をふくめ、戦前の左翼運動にからんで検挙、投獄、虐殺され、または自殺した若い詩人も多く、こうした地道な地方文化の発掘が神戸の詩人季村敏夫ならではの努力によってなされたことは評価されていい。なかにはこれがモダニズム?と思えるものもあるが、おおむねこの時代のモダニズム全体ともつながっている。どういうわけか関西学院出身者が多いのは稲垣足穂の影響だろうが、この大学の学風とも関係があるかもしれない。詩人略歴や解題を読むと、そのあたりの人的つながりがよくわかる。とにかく近代詩史上の欠落を補う貴重な記録であることは間違いないだろう。→「思考のポイエーシス・日録篇」「twitter.com/nstn49」「Facebook」。
*『世界の名著14 アウグスティヌス』で『告白』の第六巻第六章~第九章を読む。→「思考のポイエーシス・日録篇」「Facebook」。
*夜中のテレビで大リーグ、エンジェルス対レッドソックス戦を観戦。大谷は3番投手兼DHで先発。7回無失点6安打11奪三振(振り逃げ1)で3勝目。打者としては2安打1打点1得点。エンジェルスは快勝。フェンウェイパークでベーブ・ルース以来103年ぶりという歴史的な事件だ。

日録2022/5/4(水=祭日)

掲載日:2022年5月5日

*『日本現代詩歌研究』15号抜刷の陶原葵「伊東静雄における中原中也の受容」を読む。なかなか堅実な研究だ。→「思考のポイエーシス・日録篇」「twitter.com/nstn49」「Facebook」。
*柄谷行人『トランスクリティーク――カントとマルクス』(岩波現代文庫) の「第I部 カント」の「第1章 カント的転回」を読む。カントの「視霊者の夢」と『純粋理性批判』との関係が論じられる。前者を読み直す必要あり。→「思考のポイエーシス・日録篇」「twitter.com/nstn49」「Facebook」。
*季村敏夫・高木彬編『一九二〇年代モダニズム詩集――稲垣足穂と竹中郁その周辺』で小野十三郎、竹中郁など10人の詩を読む。→「思考のポイエーシス・日録篇」「Facebook」。
*『季刊 未来』夏号の原稿を書きはじめる。今回は石垣島の詩人、八重洋一郎を論じるが、その前段の部分をとりあえず2枚半ほど書いてみる。仮ゲラ印刷。→「思考のポイエーシス・日録篇」「Facebook」。

日録2022/5/3(火=憲法記念日)

掲載日:2022年5月4日

*中島浩さんよりtel。『琉球共和国憲法の喚起力』見本が届いた由。感想とお礼。
*季村敏夫・高木彬編『一九二〇年代モダニズム詩集――稲垣足穂と竹中郁その周辺』で10人の詩を読む。→「思考のポイエーシス・日録篇」「Facebook」。
*柄谷行人『トランスクリティーク――カントとマルクス』(岩波現代文庫) 読みはじめる。「序文」「謝辞」「イントロダクション――トランスクリティークとは何か」を読む。→「思考のポイエーシス・日録篇」「Facebook」。
*管理ページで「注目の本」のトップに『琉球共和国憲法の喚起力』を未刊ページからアップ。

日録2022/5/2(月)

掲載日:2022年5月3日

*萩原印刷・金子さんからtel3回&E-mailで『一人称の過去――歴史記述における〈私〉』の組み指定について問合せと確認。
*グレゴリー・ベイトソン『精神と自然――生きた世界の認識論』の読み残し分(用語解説、訳者あとがき)を読む。《すべての言語的コミュニケーションは、そのなかにメタファーを必然的に含むものであります。そしてメタファーが言葉で身を包むとき、そこに新しい特徴が獲得される。すなわち……》と訳者あとがきに引用されているのはどこの文章だろう。《すべて情報伝達【コミュニケーション】ないはコンテキストが必要だということ、コンテキストのないところに意味はないということ、コンテキストが分類されるからこそコンテキストから意味が付与されてくるのだということ……》(23ページ)《本書は終始、精神のはたらきが、その差異づけられた“部分”間の相互反応に内在しているという前提の上に立つ。そのような相互反応の組合せの上に、はじめて“全体”が成立するのである。》(129ページ)《今日わたしは、_¨創造的¨_思考は必ずランダムな要素を含むという主張をもって、精神と進化との融合を図りたい。_¨試行錯誤¨_を限りなく繰り返しながら前進する精神の探究プロセスが、_¨新しい¨_考えを探りあてるためにも、やはり思考系路がランダムに提示されることが必要条件となる、そしてそのうち一部のみが、(実際に試されたとき)生存(のごときもの)に役立つよう、なんらかの方法で選び出される――という主張である。》(248-249ページ)《思考や学習を司る脳内部のストカスティック・システムは、ランダムな遺伝的変化が発生の過程でふるい落とされていく進化の下位システムと密接な類似を示している。》(250ページ)このストカスティック・システムは新しい思考を試みるときに、失敗を恐れず思考の可能性を探るうえで貴重な視点だ。『精神の生態学』を読まなければならなくなった。700ページ以上もあり、高値の品切れ本だが。→「思考のポイエーシス・日録篇」「twitter.com/nstn49」「Facebook」。
*季村敏夫・高木彬編『一九二〇年代モダニズム詩集――稲垣足穂と竹中郁その周辺』読みはじめる。稲垣足穂ほか5人の詩を読む。→「思考のポイエーシス・日録篇」「Facebook」。
*仲宗根勇さんよりE-mailで『琉球共和国憲法の喚起力』12冊が届いたとの連絡。“見栄え、手触りのいい本」になったとの感想。さっそく全ページ精読された由。上村忠男さんからは本がまだ届かないとの連絡。
*『世界の名著14 アウグスティヌス』で『告白』の第六巻第一章~第五章を読む。マニ教からの脱却。→「思考のポイエーシス・日録篇」「Facebook」。

日録2022/5/1(日)

掲載日:2022年5月2日

*グレゴリー・ベイトソン『精神と自然――生きた世界の認識論』の「VI 大いなるストカスティック過程」のつづき~「VII 分類から過程へ」「VIII それで?」「付記 時の関節が外れている」を読む。→「思考のポイエーシス・日録篇」「Facebook」。
*以倉絋平詩集『明日の旅』通読。以倉らしい直喩の多い抒情詩。最後のほうは追悼詩が多く、愛娘や同人、沖縄の与那覇幹夫との交流などをうたいあげている。反面、「特攻隊の写真」や「それを私は日本と呼ぶ」などに見られる戦争をもたらしたものへの批判性のなさが気になる。→「思考のポイエーシス・日録篇」「twitter.com/nstn49」「Facebook」。
*『世界の名著14 アウグスティヌス』で『告白』の第五巻第九章~第十四章を読む。アンブロシウスとの出会い。第五巻、終り。→「思考のポイエーシス・日録篇」「Facebook」。