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西谷社長日録

日録2021年9月

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日録2021/9/20(月=敬老の日で休み)

掲載日:2021年9月21日

*きのうの夜からひきつづき起きている。~テレビで大リーグ、エンジェルス対アスレチックス戦を観戦。大谷は2番投手で先発。8回5安打2失点(2本塁打)10奪三振の好投も援護なしで勝ち負けつかず。打者では2四球(敬遠1)1三振と振るわず。エンジェルスは競り負け。
*アイヴァー・A・リチャーズ『文藝批評の原理』の第十七章~第二十二章を読む。ここでは詩のリズムや韻律のほかに絵画、彫刻、音楽などの藝術の解釈の問題が論じられている。《詩人の経験が彼にとって異常なまでに利用しやすいのはどうしてであるか? この問題に対する少なくとも一部の解答は、詩人の経験が、その瞬間の彼の異常なまでの覚醒によって、異常なまでに体制化されているということである。ふつうの人の心は、衝動の操作という点で、詩人の心よりもずっと自由のきかない局所的なものである。こういうふつうの人の心ではけっして生み出すことのできない衝動の結びつきを、詩人は確立することができる。》(250ページ)たしかに心当たりがある。→「思考のポイエーシス・日録篇」「twitter.com/nstn49」「Facebook」。
*高橋寿貴さんからE-mail(18日)で『蒲原有明詩抄』『レトリックの哲学』の書店用新刊案内案のPDF届いていた。~印刷して確認。高橋君にtelするもつながらず。~高橋君よりtelあり。修正点を伝える。~のち、E-mailで修正PDFとどく。~確認して、これで進めてくれるように返信E-mail。→「思考のポイエーシス・日録篇」「Facebook」。
*『タンブルウィード』10号に目を通す。若尾儀武発行。→「思考のポイエーシス・日録篇」「Facebook」。
*守中高明『浄土の哲学――念仏・衆生・大慈悲心』の「第I部 浄土と衆生――法然、親鸞、そして一遍へ」の「第一章 浄土という場」の(二)を読む。この章、終り。→「思考のポイエーシス・日録篇」「Facebook」。
*『現代思想』1998年3月号の「ユーロ・ラディカリズム」特集のつづきを読む。トニ・ネグリ「警察学」を読む。《市民とは、権力システムが組織し、生かせている個人であり、生産者である。空虚や存在論的無が、近代国家理論の基盤にある。》→「思考のポイエーシス・日録篇」「Facebook」。

日録2021/9/19(日)

掲載日:2021年9月20日

*アイヴァー・A・リチャーズ『文藝批評の原理』の 第十章「詩のための詩」のつづき~第十六章「詩の分析」を読む。リチャーズは詩への論及が多い。→「思考のポイエーシス・日録篇」「Facebook」。
*『博物誌』49号に目を通す。山本育夫個人誌。古くから知っているが、最近復活はお互いさまか。詩はあいかわらず饒舌だ。→「思考のポイエーシス・日録篇」「Facebook」。
*守中高明『浄土の哲学――念仏・衆生・大慈悲心』読みはじめる。「序」~「第I部 浄土と衆生――法然、親鸞、そして一遍へ」の「第一章 浄土という場」の(一)を読む。門外漢にもわかるように書いてある。→「思考のポイエーシス・日録篇」「twitter.com/nstn49」「Facebook」。
*テレビで大リーグ、エンジェルス対アスレチックス戦を観戦。大谷は3番DHで2安打1得点1三振。エンジェルスは惜敗。
*東京弘報社からきのう届いていたと思われる書評紙のなかで『週刊読書人』9月24日号に『言語隠喩論』に比較的長い書評(郷原佳以さん評)の掲載を発見。郷原さんは『言語隠喩論』の内容を《詩人による「詩の原理論的考察」》と要約しつつ、〈根源的隠喩〉とは〈根源的言い換え〉ではないかという疑念を提出している。また言語の本質的隠喩性をなぜ「隠喩」と呼ぶかの理由を示していないとも。ミシェル・ドゥギー的な〈超えて―運ぶこと(メタ-フォラ)〉的な説明がなかったということらしい。一考を要する問題だ。→「思考のポイエーシス・日録篇」「twitter.com/nstn49」「Facebook」。~郷原佳以さんにE-mailでお礼といろいろ感想。
*谷内修三さんがブログ「詩はどこにあるか(谷内修三の読書日記)」で『言語隠喩論』についてきのう(9月18日)十回目(https://bit.ly/39g4XPr)ときょう十一回目(https://bit.ly/3kkOoYH)を掲載。どうやらこれで完結したらしいか、400字原稿用紙換算で100枚を優に超える。最後の回の〈身分け=言分け〉構造についての理解はほぼ正確。いろいろ批判はあるが、どこかでまとめて実行しよう。→「思考のポイエーシス・日録篇」「twitter.com/nstn49」「Facebook」。
*『現代思想』1998年3月号の「ユーロ・ラディカリズム」特集のつづきを読む。アントニオ・ネグリ+マイケル・ハート「批判としてのコミュニズム」読了。コミュニズムの批判力の提示。→「思考のポイエーシス・日録篇」「Facebook」。

日録2021/9/18(土)

掲載日:2021年9月19日

*アイヴァー・A・リチャーズ『文藝批評の原理』の第五章~第十章「詩のための詩」の途中。→「思考のポイエーシス・日録篇」「Facebook」。
*テレビとabenaTVで大リーグ、エンジェルス対アスレチックス戦を観戦。大谷は3番DHで1安打のみ。エンジェルスは逆転負け。
*四方田犬彦詩集『離火』通読。面識はあるが、初めて読ませてもらった。現代詩の一般的風潮とはかけはなれた叙事=抒情の作風。ダンテを思わせるところもあり、全体としてみずからの死をも予感させるテーマが目につき、驚くものがあった。四方田らしく世界各地の実体験や友人との消息が盛り込まれていて、詩に奥行きと厚みを感じさせる。→「思考のポイエーシス・日録篇」「twitter.com/nstn49」「Facebook」。
*第二次『走都』7号のための詩を書きはじめる。→「思考のポイエーシス・日録篇」「Facebook」。

日録2021/9/17(金)

掲載日:2021年9月18日

*アイヴァー・A・リチャーズ『文藝批評の原理』読みはじめる。「序」~「第一章 批評理論の混乱」「第二章 審美的状態という幻影」「第三章 批評用語」「第四章 伝達と芸術家」を読む。リチャーズは辛辣でおもしろい。《韻律分析にこり固まった人のような……やかまし屋には、詩はほとんどわかるはずがない。詩の外形に注意をはらうのは、詩についてほかにどうしてよいかわからない人のやることである。》(33ページ)→「思考のポイエーシス・日録篇」「twitter.com/nstn49」「Facebook」。
*村山淳彦さんより『レトリックの哲学』初校校正もどる。訳者あとがきを解説とあとがきに分割した部分以外はほとんど赤字なし。索引も細かく見てくれてあるので、ファイル修正して印刷。~要再校部分と索引のPDF+原稿を萩原印刷・小松さんにE-mail添付で送付。→「思考のポイエーシス・日録篇」「twitter.com/miraishajp」「Facebook」。~村山さんにtel。お礼と確認。
*未來社ホームページに『蒲原有明詩抄』『レトリックの哲学』『ベートーヴェン研究(復刊)』をアップ。→「思考のポイエーシス・日録篇」「twitter.com/miraishajp」「Facebook」。~高橋君にtel(留守電)で書店用新刊案内の制作を頼む。~高橋君からtelあり。急いで『蒲原有明詩抄』を作ってもらう。
*谷内修三さんがブログ「詩はどこにあるか(谷内修三の読書日記)」で『言語隠喩論』についてきのう(9月16日)九回目(https://bit.ly/3kjz3YE)を掲載。→「思考のポイエーシス・日録篇」「Facebook」。

日録2021/9/16(木)

掲載日:2021年9月17日

*『図書』9月号に目を通す。→「思考のポイエーシス・日録篇」「Facebook」。
*『蒲原有明詩抄』の凡例と解説を通読。解説部分に漢字の正字が使われているところがあり、マーク。~郷原宏さんにtel。最終確認をして責了に。→「思考のポイエーシス・日録篇」「twitter.com/miraishajp」「Facebook」。~本文チェック済みの初校を再チェック。1折り以外は責了。著者略歴、奥付、広告ページの原稿も作成&印刷。~萩原印刷・小松さんにtel。夕方、引取りに来てもらうことに。原稿データはあらかじめ小松さんにE-mailで送付。~小松さんからE-mailで作品タイトル異同表の1ページに組み直したもの、とどく。
*チャールズ・サンダース・パース(内田種臣編訳)『パース著作集2 記号学』読了。「E 一九〇四年の記号分類」「F 一九〇八年の記号分類(ウェルビー夫人への手紙)」「G 意味とは何か」「H 思考・記号・推論」「I 人間は象徴記号である」を読む。本文、終り。「訳者解説」、文献、あとがきを読む。《言葉の意味は、言葉が運搬する概念作用であり、絶対的に認知しえないものというのは、それにはいかなる概念作用も付かないということなので、意味をもたない、ということになる……絶対的に認知しえないものというのは無意味な言葉である。》(171ページ)《思考は、より発展はしているが思考としてのその価値においてそれと同一であるところの未来の思考に話しかけることによってのみ、それ自身である。》(173ページ)パースの記号学は概念ばかりでわかりにくいし、あまりおもしろいものではなかった。→「思考のポイエーシス・日録篇」「twitter.com/nstn49」「Facebook」。
*5時半すぎ、萩原印刷・小松さん、来社。『蒲原有明詩抄』の一部念校、責了もどし。刊行スケジュールの打合せ。『「占領と日本宗教」再考――連合国のアジア戦後処理と宗教』の見積りの依頼。

日録2021/9/15(水)

掲載日:2021年9月16日

*チャールズ・サンダース・パース(内田種臣編訳)『パース著作集2 記号学』の「B 心の基本要素」のつづき~「C 知覚と知覚判断」「D 記号現象」を読む。→「思考のポイエーシス・日録篇」「Facebook」。
*建畠晢詩集『剥製篇』通読。詩の効用とは何か、ということを考えさせてしまうのが建畠晢の詩である。散文詩の多い建畠のテクストはなにものもその底にもたない寓喩もしくは諷喩とでも呼ぶしかない、そこにはいつも謎が、しかも書くこと自体の謎が残るのである。→「思考のポイエーシス・日録篇」「twitter.com/nstn49」「Facebook」。
*伊勢功治さんにE-mailで『蒲原有明詩抄』『レトリックの哲学』の装幀依頼のデータを送付。~返信E-mailでさっそく進めてくれるとのこと。→「思考のポイエーシス・日録篇」「twitter.com/miraishajp」「Facebook」。
*戸田事務所の濱浦さんからE-mailで『季刊 未来』秋号の表紙はOKとのこと。~萩原印刷・小松さんにtelして連絡。濱浦さんにもお礼のtel。→「思考のポイエーシス・日録篇」「twitter.com/miraishajp」「Facebook」。
*『現代思想』1998年3月号の「ユーロ・ラディカリズム」特集のつづきを読む。→「思考のポイエーシス・日録篇」「Facebook」。

日録2021/9/14(火)

掲載日:2021年9月15日

*チャールズ・サンダース・パース(内田種臣編訳)『パース著作集2 記号学』の「第三章 命題」の五節を読む。第三章、終り。つづけて「A 現象とカテゴリー」~「B 心の基本要素」の途中。ここからはさまざまな概念をめぐる断章集のようだ。→「思考のポイエーシス・日録篇」「Facebook」。
*中上哲夫詩集『川の名前、その他の詩篇2011~2021』通読。ほぼ十年ぶりの単行詩集。川というテーマがこれほど中上哲夫のなかで重要だということを確認した。〈わが身体を絶え間なく流れる川/深夜/その音に耳をすます/まだ流れているかどうかと〉(「川の名前」末尾)――この川こそ中上が生を営むことの根源的な隠喩だ。そして兄や弟の死を回想したり世界各地での経験の記憶を反芻するなど、これまでの生をふりかえってみずからの生涯の総括をするような面もある。そう言えば、入院したときの記録とも言うべき体験も書き込まれている。そんな自分をいたわりながら〈わたしはビールも飲めば/胃カメラも飲む者だ〉(「雨の日の眺望」)などと中上ならではのとぼけたユーモアのセンスも健在だ。「わが財産目録」という詩は遺す財産を家族や友人に指定している話だが、わたしなどにはなにかないのかな。「遺言」という詩では〈くねくねと曲がりくねった川のような/趣のある生涯であったと/みんなに感謝!〉ともあるから、なにかあったら感謝を受け取ることにしよう。『言語隠喩論』を読んで喩を意識して詩を読むようになったとも中上は書いてきている。それが一番か。→「思考のポイエーシス・日録篇」「twitter.com/nstn49」「Facebook」。
*未來社流通センターへ運ぶための準備。~11時まえ、未來社流通センターへ。資料の受け渡し。仮払金の精算。売上げ伝票、振替伝票、受取り。萩原印刷に渡す『季刊 未来』秋号用のハガキと振込用紙を受取り。~12時すぎ、萩原印刷へ。木村君としばらく話。『季刊 未来』秋号の校正、スミ。戸田事務所の濱浦さんからE-mailで表紙の入校の連絡。小松さんにE-mailを転送。→「思考のポイエーシス・日録篇」「twitter.com/miraishajp」「Facebook」。
*萩原印刷・小松さんよりE-mailで『蒲原有明詩抄』の凡例、解説の初校PDFとどく。作品タイトルの異同表が一段組にされて3ページちょっとになっている。とりあえず郷原宏さんにE-mailでPDFを送付。→「思考のポイエーシス・日録篇」「twitter.com/miraishajp」「Facebook」。~郷原さんよりとりあえずの返信E-mailで訂正2箇所の連絡。
*谷内修三さんがブログ「詩はどこにあるか(谷内修三の読書日記)」(https://bit.ly/3lno67z)で『言語隠喩論』についてきょう(9月14日)八回目を掲載。→「思考のポイエーシス・日録篇」「Facebook」。
*『プリズム』第二次4号に目を通す。谷合吉重さんが送ってくれたもの。谷合は「隠喩について(序)」という短い文章を書いている。次回は『言語隠喩論』に触れてくれるそうだ。期待しよう。→「思考のポイエーシス・日録篇」「twitter.com/nstn49」「Facebook」。
*『現代思想』1998年3月号の「ユーロ・ラディカリズム」特集を読みはじめる。アントニオ・ネグリについて。→「思考のポイエーシス・日録篇」「Facebook」。

日録2021/9/13(月)

掲載日:2021年9月14日

*チャールズ・サンダース・パース(内田種臣編訳)『パース著作集2 記号学』の「第二章 類似記号、指標記号、象徴記号」~「第三章 命題」の一節~四節とその注を読む。→「思考のポイエーシス・日録篇」「Facebook」。
*網谷厚子詩集『万籟』通読。戦火のなかの人間の悲しみがよく伝わってくる。もともとは茨城の詩人。教員として沖縄辺野古に11年も住んだらしい。→「思考のポイエーシス・日録篇」「Facebook」。
*郷原宏さんよりE-mailで『蒲原有明詩抄』の解説原稿「『智慧の相者』は何を見たか」とどく。~テキスト処理+通読+ファイル修正。仮ゲラ13ページ印刷。~萩原印刷・小松さんに仮ゲラPDFと原稿データをE-mail添付で送付、入校。~郷原さんにお礼のtel。→「思考のポイエーシス・日録篇」「twitter.com/miraishajp」「Facebook」。
*戸田事務所・濱浦さんからE-mailで『季刊 未来』秋号の表紙PDFとどく。~確認してOKの返信E-mail。→「思考のポイエーシス・日録篇」「twitter.com/miraishajp」「Facebook」。~濱浦さんより返信E-mailでできるだけ早く入校する由。
*萩原印刷・小松さんよりE-mailで『季刊 未来』秋号の広告2ページ分(新規、修正)と表2-3のPDFとどく。印刷して確認。→「思考のポイエーシス・日録篇」「twitter.com/miraishajp」「Facebook」。
*網谷厚子さんより『詩界』168号とともに169号での4ページの論考の執筆依頼。編集担当者らしい。25字×190行で締切12月末。→「思考のポイエーシス・日録篇」「twitter.com/nstn49」「Facebook」。~返信ハガキで「諾」の返事。
*『新・山形詩人』9号に目を通す。高橋英司発行。→「思考のポイエーシス・日録篇」「Facebook」。

日録2021/9/12(日)

掲載日:2021年9月13日

*フロイト『日常生活に於ける精神病理』(岩波文庫) の「第十二章 定命論――偶然の信念と迷信――種々の觀點」のつづき~終り。戦争直前期に刊行されただけに表記も訳文もよみづらいが、なんとか読了。日常生活のさまざまな間違いを失錯行為としてとらえる観点からの事例集だけにわかりやすい。→「思考のポイエーシス・日録篇」「Facebook」。
*チャールズ・サンダース・パース(内田種臣編訳)『パース著作集2 記号学』読みはじめる。編訳者の「序」~「第一章 記号の分類」を読む。→「思考のポイエーシス・日録篇」「Facebook」。
*谷内修三さんがブログ「詩はどこにあるか(谷内修三の読書日記)」(https://bit.ly/3A5zqvp)で『言語隠喩論』についてきょう(9月12日)七回目を掲載。→「思考のポイエーシス・日録篇」「Facebook」。

日録2021/9/11(土)

掲載日:2021年9月12日

*フロイト『日常生活に於ける精神病理』(岩波文庫) の「第十一章 複合失錯作業」~「第十二章 定命論――偶然の信念と迷信――種々の觀點」の途中まで。→「思考のポイエーシス・日録篇」「Facebook」。
*テレビで大リーグ、エンジェルス対アストロズ戦を途中まで観戦。大谷は2番投手で先発。4回途中9安打6失点で降板し、負け投手になる。打者としては44号先制本塁打1打点2四球(敬遠1)で終わる。エンジェルスは完敗。
*吉田文憲詩集『ふたりであるもの』通読。吃音の響きというと変だが、「……」を多用するパターンはここでも多く見られる。声にならないもの、しかしそれをことばにしていくのが詩の領分ではないかと思うのだが。→「思考のポイエーシス・日録篇」「twitter.com/nstn49」「Facebook」。

日録2021/9/10(金)

掲載日:2021年9月11日

*エルンスト・カッシーラー『言語と神話――神々の名称の問題についての一考察』の「VI 比喩のちから」とその注を読む。ここで《あらゆる神話形成の根底にある「根元的隠喩」》という〈言語現象〉という視点が出てくる。《もし言語が思想の道具つまり概念と判断の表現となるとすれば、その進化は、直接的体験の豊穣さと充実とを捨象するという犠牲においてのみ成し遂げられるのだ。……しかし、言葉が本来の創造的力を保持するばかりでなく、たえず更新してやまないような領域、言葉が一種の不断のよみがえりと同時に、感覚でありかつ精神的であるような化身とを行なうような知的領域が存在するのだ。こうした再生は、言語が芸術的表現に通じる道になるときに成就される。ここにおいて、言語は生命の充実ぶりをとり戻す。しかしそれはもはや神話的に束縛され拘束された生命ではなくて、審美的に解放された生命である。詩のあらゆる型や形式のうちで、抒情詩がこうした観念的発達をもっとも明確に映し出しているものである。なぜなら、抒情詩はその発端において神話的モティーフに根ざしているばかりでなく、神話との関連をその最高にしてもっとも純粋な作品においてすら保っているからである。》(136ページ)さらに詳細な訳者解説も読み、読了。なお、本書の訳者は隠喩(metaphor)をすべて「比喩」と訳しているので要注意。比喩ではアリストテレス的な意味で比較、類似のイメージが強くなってしまう。翻訳された当時、「隠喩」という概念が十分に把握されていなかったことがわかる。→「思考のポイエーシス・日録篇」「twitter.com/nstn49」「Facebook」。
*『季刊 未来』秋号の表2、表3の広告を印刷。~萩原印刷・小松さんにPDFと表3データをE-mail添付で送付。~小松さんからE-mailで広告2本、刊行書+書評・紹介記事ページ、執筆者一覧+編集後記のPDFとどいている。~チェック、スミ。『レトリックの哲学』の広告ページが大幅にはみ出ししたのをかなり削る。最後の広告ページの作成にあたって本間トシさんにtelするが、つながらず。水谷君から多少の情報を得て、とりあえず『宮本常一著作集52 周防大島民俗誌 続篇』と山根銀二著『ベートーヴェン研究(復刊)』で1ページ分、作成。途中で本間さんからFAX&tel。『宮本常一著作集52』の情報いろいろ。→「思考のポイエーシス・日録篇」「twitter.com/miraishajp」「Facebook」。~小松さんにtel入れして確認。挟み込みのハガキと振込用紙を未來社流通センターから取ってこないといけないことがわかる。~水谷君にtel。14日の昼まえに寄ることに。
*谷内修三さんがブログ「詩はどこにあるか(谷内修三の読書日記)」(https://bit.ly/3C3ryep)で『言語隠喩論』についてきょう(9月10日)六回目を掲載。テキストにまとめて印刷、読む。「暗喩」ではなく「隠喩」である誤植に気がついてくれたようだ。内容は納得できないが。→「思考のポイエーシス・日録篇」「twitter.com/nstn49」「Facebook」。
*『蒲原有明詩抄』の「凡例」の原稿、作品タイトル異同表もExcelで作成&印刷。~萩原印刷・小松さんにE-mail添付で送付、入校。→「思考のポイエーシス・日録篇」「twitter.com/miraishajp」「Facebook」。
*『どぅるかまら』30号に目を通す。瀬崎祐発行。→「思考のポイエーシス・日録篇」「Facebook」。
*フロイト『日常生活に於ける精神病理』(岩波文庫) の「第十章 思ひ違ひ」を読む。→「思考のポイエーシス・日録篇」「Facebook」。

日録2021/9/9(木)

掲載日:2021年9月10日

*『季刊 未来』秋号の再校引合せのつづき~終り。修正ページのPDFを作成し、萩原印刷・小松さんにE-mail添付で送付。ここまですべて責了に。→「思考のポイエーシス・日録篇」「twitter.com/miraishajp」「Facebook」。
*エルンスト・カッシーラー『言語と神話――神々の名称の問題についての一考察』の「IV ことばの魔術」とその注を読む。《言葉が観念的な道具、精神のひとつの器官として、精神的現実の構成と発展における根源的な機能として理解されるようになる以前に、まず、実体的な実在と力として神話的形式で考えられなければならない。》(91ページ)さらに「V 宗教的思考の連続的諸相」も読む。《言語のもつ精神的な深さと力は、それ自身が超越してゆくその最終段階への道を準備するのが、じつは言語そのものであるという事実のなかに、きわめて顕著に示されている。》(106ページ)→「思考のポイエーシス・日録篇」「twitter.com/nstn49」「Facebook」。
*『レトリックの哲学』の索引づくり。一太郎で本文データを読み込み、ページ区切り作業。索引項目ファイルを指定して索引を抽出。項目の原綴をコピー。ページまたがりの拾い落ちを追加。数字部分の整備をして完成。印刷。~村山淳彦さんにゲラと索引原稿にメッセージを付けてレターパックプラスで送付。→「思考のポイエーシス・日録篇」「twitter.com/miraishajp」「Facebook」。
*『妃』23号に目を通す。田中庸介編集・発行誌。→「思考のポイエーシス・日録篇」「Facebook」。

日録2021/9/8(水)

掲載日:2021年9月9日

*エルンスト・カッシーラー『言語と神話――神々の名称の問題についての一考察』読みはじめる。「I 人間文化のパターンにおける言語と神話の位相」「II 宗教的観念の進化」「III ことばと概念」とその注を読む。《神話と言語とが、瞬間的体験から持続的な概念作用へ感覚的印象から公式化へと思考が進化するさいに、類似の役割を演じているということ、またそれぞれの機能が相互に規定しあっているということは明白なことである。神話と言語とはともに手を取り合って、人間の精神的創造、宇宙についての統一的ヴィジョンが生まれてくるあの偉大な総合のために地ならしをしているのだ。》(70ページ)→「思考のポイエーシス・日録篇」「twitter.com/nstn49」「Facebook」。
*『火片』208号に目を通す。岡山の同人誌。斎藤恵子さんが送ってくれた。むかしは定期的に送ってもらっていた。→「思考のポイエーシス・日録篇」「Facebook」。
*フロイト『日常生活に於ける精神病理』(岩波文庫) の「第九章 症候行為と偶然行為」のつづき~終り。失錯行為にはかならず理由があるという事例いろいろ。→「思考のポイエーシス・日録篇」「twitter.com/nstn49」「Facebook」。
*『季刊 未来』秋号の「編集後記」を書く。巻末広告のうち「刊行書+書評・紹介記事」ページを作成。~萩原印刷・小松さんにPDFと原稿データをE-mailで送付、入校。→「思考のポイエーシス・日録篇」「twitter.com/miraishajp」「Facebook」。
*「新刊案内解説.txt」で『レトリックの哲学』の分を作成&印刷。途中で村山淳彦さんにtel。訳者あとがきを解説とあとがき部分に分けてもらうこと、索引の作成のこと、などいろいろ。~『レトリックの哲学』のデータを『季刊 未来』秋号の広告ページに転用し、萩原印刷・小松さんにPDFと原稿データをE-mailで入校。→「思考のポイエーシス・日録篇」「twitter.com/miraishajp」「Facebook」。
*萩原印刷・小松さんよりE-mail&tel。『季刊 未来』秋号の野沢啓「詩の真理性――言語隠喩論の新展開」の再校PDFとどく。2行パンク。東京弘報社から届いている広告原稿のE-mailを転送。取り込んでおいてもらうことに。紀伊國屋書店分も追加で送る。~「詩の真理性――言語隠喩論の新展開」の再校PDFを印刷。読み直して、追加修正。注2行分のパンクを収めるようにする。~修正PDFをE-mailで小松さんに送付。→「思考のポイエーシス・日録篇」「twitter.com/miraishajp」「Facebook」。
*萩原印刷・小松さんよりE-mailで『季刊 未来』秋号の目次~『言語隠喩論』書評小特集まで58ページ分の再校、出校。~印刷して引合せ。目次と菅野昭正先生、仲里効さんの分、スミ。~仲里さんにtel。確認2箇所。~のち、E-mailで追加修正箇所の連絡。→「思考のポイエーシス・日録篇」「Facebook」。
*谷内修三さんがブログ「詩はどこにあるか(谷内修三の読書日記)」(https://bit.ly/2VesLzM)で『言語隠喩論』について9月3日と5日、きょう(9月8日)の三回にわたって(三回目~五回目)谷内らしい長文の批評をさらに掲載しているのを発見し、テキストにまとめて印刷、通読。なんだかまだまだつづきそうだからなにも言わないことにしよう。誤植だけは困るが。→「思考のポイエーシス・日録篇」「twitter.com/nstn49」「Facebook」。

日録2021/9/7(火)

掲載日:2021年9月8日

*フロイト『日常生活に於ける精神病理』(岩波文庫) の「第八章 掴み損ひ」のつづき~「第九章 症候行為と偶然行為」の途中。→「思考のポイエーシス・日録篇」「Facebook」。
*『季刊 未来』秋号の表紙用原稿を作成。~戸田事務所の濱浦さんにE-mailで送付。→「思考のポイエーシス・日録篇」「twitter.com/miraishajp」「Facebook」。~濱浦さんより受取りの返信E-mail。
*『季刊 未来』秋号の刊行本・書評・紹介ページをとりあえず作成。→「思考のポイエーシス・日録篇」「Facebook」。

日録2021/9/6(月)

掲載日:2021年9月7日

*『蒲原有明詩抄』のゲラ通読とチェックのつづき~。「獨絃哀歌より」のつづき~「草わかばより」~「有明集以後」スミ。これで本文、終り。pp. 131-230.「思考のポイエーシス・日録篇」「twitter.com/miraishajp」「Facebook」。
*フロイト『日常生活に於ける精神病理』(岩波文庫) の「第八章 掴み損ひ」の途中まで読む。→「思考のポイエーシス・日録篇」「Facebook」。
*『竜舌蘭』201号、202号に目を通す。宮崎の同人誌で後藤光治さんが送ってくれたもの。→「思考のポイエーシス・日録篇」「Facebook」。
*湯浅博雄さんからtel『季刊 未来』秋号の「[ランボー「言葉の錬金術」の詩学を探究するために14]新しい詩的言語の創出の試みVIII」の修正2箇所。すこし白が出るので、今回の原稿で最後の削除した部分を復活させることに。~ファイル処理、スミ。責了に。→「思考のポイエーシス・日録篇」「twitter.com/miraishajp」「Facebook」。
*4時半ごろ、萩原印刷・小松さん、来社。『レトリックの哲学』の初校、持参。184ページと計算通り。『季刊 未来』秋号の初校もどし。白焼きはなしで進めることに。14日に出張校正。27日見本出来予定とする。→「思考のポイエーシス・日録篇」「twitter.com/miraishajp」「Facebook」。~小松さんに湯浅博雄さんの追加分データをE-mail貼付で送付。

日録2021/9/5(日)

掲載日:2021年9月6日

*ネルソン・グッドマン『世界制作の方法』(ちくま学芸文庫)の「第七章 レンダリングの正しさについて」を読む。さらに訳者(菅野盾樹)による「用語解説」「訳者解説」「訳者あとがき」も一気に読み、読了。書名に関心をもって読んだが、全体としては期待はずれ。→「思考のポイエーシス・日録篇」「twitter.com/nstn49」「Facebook」。
*『蒲原有明詩抄』のゲラ通読とチェック。「有明集より」「春鳥集より」~「獨絃哀歌より」の途中。p. 131まで。→「思考のポイエーシス・日録篇」「twitter.com/miraishajp」「Facebook」。
*abemaTVで大リーグ、エンジェルス対レンジャーズ戦を観戦。大谷は2番DHで2安打(43号3ラン本塁打)3打点1得点。エンジェルスはスアレスが好投し快勝。→「思考のポイエーシス・日録篇」「Facebook」。

日録2021/9/4(土)

掲載日:2021年9月5日

*フロイト『日常生活に於ける精神病理』(岩波文庫) の「第七章 印象及び企圖の忘却」の「(A) 印象と知識の忘却」のつづき~「(B) 企圖の忘却」を読む。第七章、読了。フロイトの個人的記憶の例解のつづき。→「思考のポイエーシス・日録篇」「Facebook」。
*abemaTVで大リーグ、エンジェルス対レンジャーズ戦を観戦。大谷は2番投手で先発。7回7安打(1本塁打)2失点8三振2四球で9勝目。8番打者に2ランはもったいなかった。打者としては4タコ。エンジェルスは競り勝つ。→「思考のポイエーシス・日録篇」「Facebook」。
*船越素子詩集『修繕屋ノオト』通読。初めて読む青森の詩人。若くはなさそうで世界を飛び回ってきたらしい視野の広がりと感性のしなやかさがある。〈私も幸福だ/と大声で叫びながら/大粒の涙を/噴水のようにとばしたい〉(「バルブリガンで幸福について考えたこと」)はいい。→「思考のポイエーシス・日録篇」「twitter.com/nstn49」「Facebook」。
*ネルソン・グッドマン『世界制作の方法』(ちくま学芸文庫)の「第六章 事実の作製」を読む。《事実が理論負荷てきであるのは、理論が事実を荷うことをわれわれが望むのとちょうど見合っている。言いかえれば事実とは小さな理論であり、真なる理論とは大きな事実なのである。》(176ページ)《隠喩のような非字義的な装置》(184ページ)《藝術は、発見、創造、そして理解の前進という広い意味で解された知識拡張のさまざまな様態である点で、科学同様、あるいはそれ以上に真剣に解されねばならぬこと、したがって藝術哲学は、形而上学と認識論を統合する一部門とみなされるべきである……》(185ページ)→「思考のポイエーシス・日録篇」「twitter.com/nstn49」「Facebook」。
*アマゾンで『言語隠喩論』が95084位まで回復。

日録2021/9/3(金)

掲載日:2021年9月4日

*ネルソン・グッドマン『世界制作の方法』(ちくま学芸文庫)の「第五章 知覚にかんするある当惑」を読む。→「思考のポイエーシス・日録篇」「Facebook」。
*川中子義勝さんからE-mail添付で『季刊 未来』秋号の『言語隠喩論』書評の校正PDFとどく。3箇所修正をゲラに転記。~川中子さんに訂正確認の返信E-mail。→「思考のポイエーシス・日録篇」「twitter.com/miraishajp」「Facebook」。
*菅野昭正先生の『季刊 未来』秋号の「現代見聞録1――異態の日本語について」の校正の赤字を転記。責了に。→「思考のポイエーシス・日録篇」「twitter.com/miraishajp」「Facebook」。
*仲里効さんよりE-mail添付で『季刊 未来』秋号の「音で書いたオキナワンサーガ――佐渡山豊の《ことば》の地勢」の校正ゲラPDFでもどる。赤字が多いのでそのまま印刷し要再校とする。→「思考のポイエーシス・日録篇」「twitter.com/miraishajp」「Facebook」。」
*後藤光治さんよりFAXで第二次『走都』7号の『言語隠喩論』書評の修正なしの連絡。→「思考のポイエーシス・日録篇」「Facebook」。
*関根由美子詩集『川を洗う日』通読。群馬の詩人。『詩的現代』のメンバーだが、初めて読むひと。農村の日常生活を淡々と描く。→「思考のポイエーシス・日録篇」「Facebook」。
*宗近真一郎さんよりE-mailで『季刊 未来』秋号の『言語隠喩論』書評の訂正2箇所の連絡と執筆者紹介の原稿とどく。~了解の返信E-mail。修正箇所が野沢啓「詩の真理性――言語隠喩論の新展開」の引用箇所だったので、こちらも修正。~書評小特集の追い込み作業。結局13ページになることがわかる。→「思考のポイエーシス・日録篇」「twitter.com/miraishajp」「Facebook」。
*萩原印刷にtel。『季刊 未来』秋号のゲラ戻しが必要になり、『レトリックの哲学』の出校にあわせて引取りに来てもらいたいと伝える(三田さん)。~のち、小松さんからE-mailで『レトリックの哲学』は6日夕方に出校の「予定。それにあわせて『季刊 未来』のゲラも引取りに来る予定。
*菅が首相続投を断念宣言。
*フロイト『日常生活に於ける精神病理』(岩波文庫) の「第七章 印象及び企圖の忘却」のはじめ~「(A) 印象と知識の忘却」の途中。フロイトの個人的記憶の例解。《すべての場合において、忘却は不快の動機にもとづくことが証明される》(213ページ)と。→「思考のポイエーシス・日録篇」「Facebook」。

日録2021/9/2(木)

掲載日:2021年9月3日

*小島きみ子詩集『楽園のふたり』通読。あまり交流があるとは言えないが、エッセイも書く詩人。世代的にすこし下らしい。愛したひとの喪失を深く哀悼している作品がいくつもある。佐久市在住。〈わたしたち山岳民族〉なんて言っているところがどこかおかしい。→「思考のポイエーシス・日録篇」「twitter.com/nstn49」「Facebook」。
*『レトリックの哲学』索引項目から「『レトリックの哲学』索引作成項目.txt」を作成。索引抽出用。「『レトリックの哲学』索引.txt」もファイル修正して完成。あとはゲラ待ち。→「思考のポイエーシス・日録篇」「twitter.com/miraishajp」「Facebook」。
*菅野昭正先生より『季刊 未来』秋号の「現代見聞録1――異態の日本語について」のゲラ校正のコピーとどく。→「思考のポイエーシス・日録篇」「twitter.com/miraishajp」「Facebook」。
*萩原印刷・小松さんよりE-mailで『季刊 未来』秋号の残りの初校PDFとどく。目次、仲里効、湯浅博雄、野沢啓、『言語隠喩論』書評の宗近真一郎、川中子義勝の各氏分。すべて印刷。~PDFがつながっているので、執筆者ごとのファイルに分けてほしいと小松さんにtel入れ。~のち、再E-mailでPDF6本とどく。→「思考のポイエーシス・日録篇」「twitter.com/miraishajp」「Facebook」。
*仲里効さんにE-mailで『季刊 未来』秋号の「佐渡山豊・音で書いたオキナワンサーガ」の初校PDF送付。14行オーバー分の削除を伝える。~湯浅博雄さんにも「[ランボー「言葉の錬金術」の詩学を探究するために14]新しい詩的言語の創出の試みVIII」の初校PDF送付。加筆は数行までなら可能、と伝える。~宗近真一郎さんに「詩作の可能的な主体は『原理』の挑発を踏み堪えよ」送付。執筆者紹介原稿を追加依頼。~川中子義勝さんに「野沢啓著『言語隠喩論』へのオマージュ――J・G・ハーマンの視点から」を送付。→「思考のポイエーシス・日録篇」「twitter.com/miraishajp」「Facebook」。~宗近さんから返信E-mailで、あすリターン、と。
*野家啓一さんより新刊などとともに『言語隠喩論』へのお礼状とどく。《文学・言語学・哲学を横断する壮大な御労作に敬意》を表する、と。これはうれしい。→「思考のポイエーシス・日録篇」「twitter.com/nstn49」「Facebook」。
*『季刊 未来』秋号の「詩の真理性――言語隠喩論の新展開」のゲラ読み。微修正して責了に。ファイルも修正。→「思考のポイエーシス・日録篇」「twitter.com/nstn49」「Facebook」。
*谷内修三さんがブログ「詩はどこにあるか(谷内修三の読書日記)」(https://bit.ly/2VesLzM)で『言語隠喩論』について8月27日ときょう(9月2日)の二回にわたって谷内らしい長文の批評を掲載しているのを発見し、テキストにまとめて印刷、通読。20枚以上分もあり、どうも批判されているらしいがよくわからない。散文にたいする詩のことばの先行性を日常次元でとらえようとするから間違うのである。ともかくまだつづきそうなので、注視していこう。わたしは原則的に「暗喩」ということばは使わないし、書名も『言語隠喩論』であって『言語比喩論』ではないので注意をお願いしたい。→「思考のポイエーシス・日録篇」「twitter.com/nstn49」「Facebook」。
*フロイト『日常生活に於ける精神病理』(岩波文庫) pの「第六章 『讀み損ひ』と『書き損ひ』」の「(B)『書き損ひ』」のつづき~終り。第六章も終り。書き間違いの事例とその解釈。→「思考のポイエーシス・日録篇」「Facebook」。

日録2021/9/1(水)

掲載日:2021年9月2日

*『季刊 未来』秋号の目次、野沢啓「詩の真理性――言語隠喩論の新展開」の仮ゲラを印刷し、PDFと原稿を萩原印刷・小松さんにE-mail添付で送付、入校。→「思考のポイエーシス・日録篇」「twitter.com/miraishajp」「Facebook」。
*きのうの夜中に湯浅博雄さんからE-mailで届いた「[ランボー「言葉の錬金術」の詩学を探究するために14]新しい詩的言語の創出の試みVIII」のテキスト処理+通読+ファイル修正。10ページにかなり足りないので湯浅博雄著作関連広告とタテ3広告を入れることに。萩原印刷・小松さんにE-mail添付で送付、入校。→「思考のポイエーシス・日録篇」「twitter.com/miraishajp」「Facebook」。
*『イリプスIInd』35号用の書評「詩を異物化しようとする寓意――高木敏克詩集『発光樹林帯』の解読」を印刷。PDFと原稿データを松尾省三さんにE-mail添付で送付。→「思考のポイエーシス・日録篇」「twitter.com/nstn49」「Facebook」。~松尾さんより返信E-mailでお礼。ゲラのPDFは10月になるとのこと。
*村岡由梨詩集『眠れる花』通読。未知の詩人で第一詩集のようだが、映像作家らしい。タイトルはふたりの娘、眠と花をあわせたものか。夫をふくむ四人家族の赤裸々な精神の危機がストレートに表出されているように読める。〈世界の美しいものを素直に肯定できる、/そんな自分になれるような気がしている。〉(「変容と変化」)と最後のほうにあるから、詩を書くことがなにか役に立ったのかもしれない。→「思考のポイエーシス・日録篇」「twitter.com/nstn49」「Facebook」。
*ネルソン・グッドマン『世界制作の方法』(ちくま学芸文庫)の「第四章 いつ藝術なのか」を読む。→「思考のポイエーシス・日録篇」「Facebook」。
*フロイト『日常生活に於ける精神病理』(岩波文庫) の「第六章 『讀み損ひ』と『書き損ひ』」の「(B)『書き損ひ』」の途中まで。書き間違いの事例とその解釈。→「思考のポイエーシス・日録篇」「Facebook」。