写真でみる朝鮮半島の農法と農民
定価:本体2,800円+税
ISBN:978-4-624-11187-8
ISBN[10桁]:4-624-11187-7
発行日:2002年3月1日
判型:A5
ページ:132
Cコード:C0022
徳永光俊 高光敏 高橋甲四郎 編集
植民地下の朝鮮半島の農業に愛情を注いだ農学士高橋昇は、朝鮮半島全土の農村を訪ね歩き、膨大なフィールドノートと多数の写真を残した。編者たちが、これら60年前の写真の追跡調査を行って場所等を確定し、説明文を加えた貴重な写真集。「朝鮮農試・高橋昇から東アジア農業史へ」、「よみがえる朝鮮農試・高橋昇の写真」の二論考を付す。
高橋昇の精神(飯沼二郎)
高橋昇博士の写真集に寄せて(姜在彦)
I よみがえる朝鮮農試・高橋昇の写真(徳永光俊・高 光敏)
II 写真で見る朝鮮半島の農法と農民
はじめに
朝鮮半島の農業地帯区分
朝鮮半島の農業地帯区分とその特徴
西鮮支場での高橋昇
農家と一緒に写る高橋昇
火田地帯の犁耕を調査する高橋昇
1 済州島
済州港
除虫菊の収穫
除虫菊を扱く
酒造工場
綿羊の放牧
覆土
麦刈り
犁耕
踏耕
城山浦の「ウムッケ」
「ホッムレ」
「ホッムレ」を終わって
西帰浦の海女
「タビ」と「ペンジュレ」
済州島の農家
「ムゥンジプ」の入り口
さつま芋の苗
さつま芋の苗を植えた「ネッコバッタ」
大麦の束を背負って運ぶ少女
2 巨済島・南海島
馬鍬
馬鍬かき
溝作り
播種
砕土具と鍬
「チャングン」と「オジュムバガチ」
金先律さんと木臼
みそ玉を手にする少年
脱穀と調整のための道具
石臼
千歯扱き
鍛冶屋
稲束を運搬する少女
回転式稲扱機での脱穀
鋳物工場
犁先の鋳型
3 慶尚道
馬川の五日市場
市場々の村
焼畑の耕起
「ホミ」での耕起
「トホンズゥイズゥ」と子供
火田民の家
III 朝鮮農試・高橋昇から東アジア農業史へ(徳永光俊・高 光敏)
あとがき(高橋甲四郎)
在庫が非常に少ないため、美本がご用意できない場合や、時間差で在庫切れとなる場合がございます。ご希望の方は小社までお電話またはFAX、メールにてお問い合わせ下さい。
【TEL】048-450-0681
【FAX】048-469-2499
info@miraisha.co.jp