民具学の提唱
定価:本体2,800円+税
ISBN:978-4-624-20024-4
ISBN[10桁]:4-624-20024-1
発行日:1999年6月10日
元版年:1979、1989
判型:四六
ページ:256
Cコード:C0039
宮本常一 著
民具を通じ民衆の生産・生活に関する技術の発達を解明し、文化の始源、普及、定着、複合の姿を追求。人間の生態学的研究にまで迫る新たな科学としての民具学の確立を提唱。
一 民具学の提唱
民具で研究する/民俗学から民具学を引きはなす理由/技術の系譜をさぐる/民具の文化的経済的意識-マブシを例に/民具の形と文化-臼を例に/牛馬と犁耕/土質と鍬の形/踏み鋤の分布/ろくろの利用-陶器と木器/素材と形
二 民具の定義と研究領域
民具ということば/保谷の民族学博物館/つぶれた戦前の民族学博物館計画/民俗資料保存の法制化と民俗緊急調査/民具と有形民俗資料/民具の概念/民具の生態学的調査と民具整理/民具の定義/民具と有形民俗資料の調査方法の差/日本人が忘れていた民具研究/ダムに沈む村の調査-戸別調査を中心に/私たちの仲間の民具調査/民具の保有量と文化/民具には年代と系譜がある/地域のコミュニティ調査/職業による住み分け/精密な調査の必要/作業と民具/民具の所有の仕方/造船と鉄/土器と陶磁器の文化的意味/つまみ食い的調査は駄目
三 民具の調査蒐集
集まりにくい繊維製品/骨董品と学術資料/民具を集める/民俗資料館/民具の横へのひろがりを追求する/信仰用具と民間信仰/民具の構造的蒐集
四 民具の分類
民具蒐集調査要目/絵巻物に見る習俗の分類/人間の行為動作と民具/私の分類項目/秩序ある蒐集と
百姓と仕事の民俗
広島県央の聴き取りと写真を手がかりにして
ジャンル : 民俗・民芸
田原開起 著
定価: 本体3,800円+税 ISBN: 978-4-624-20080-0 発行日: 2014年3月28日
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