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書籍詳細

東日本大震災以後の海辺を歩く

みちのくからの声

東日本大震災以後の海辺を歩く

定価:本体2,000円+税

ISBN:978-4-624-40066-8

発行日:2015年3月3日

判型:四六判並製

ページ:210

Cコード:C0036

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原田勇男

ジャンル : 社会

ジャンル : ドキュメント >> 記録・ルポルタージュ

仙台在住の詩人が、3・11以後の被災地を歩き、見て、現場の声に耳を傾け、大震災のいまだ癒えぬ傷跡と向き合う言葉を模索する。
「未来」連載「みちのくからの声」(2013年11月~2014年10月号)をベースに、書き下ろし「女川原発をめぐって」なども収録。

目次

大自然の脅威と人間の英知
  Ⅰ 震災後の昼と夜
  Ⅱ 石巻の被災地で
  Ⅲ 仙台市荒浜の海辺で
  Ⅳ 天災と人災

震災直後のコラム
  ①自然と文明のバランスを
  ②宇宙からの通信

震災と向き合う言葉
  ①鎮魂と地域再生
  ②人々の魂に響くもの
  ③国際交流と言葉の力

インドの詩人たちと震災詩を朗読――東日本大震災六ケ月祈念詩歌の会
台日文学者交流会に参加して
鎮魂と復活――照井翠句集『龍宮』をめぐって
「鳥の目」をもつ――詩人としてできること 東日本震災以後の表現をめぐって
芸術のもつ不思議な力を味わう――上野憲男展(何必館・京都現代美術館)を観て
女優園井恵子と核廃絶
被災の個人的な体験を語り合う
鎮魂と警鐘――尾花仙朔氏の詩業について

みちのくからの声
  オリンピックどころではない
  消えていく震災遺構
  巨大防潮堤と海辺の生活(くらし)
  海岸に森の防潮堤を
  民衆詩派の詩人白鳥省吾(しろとりせいご)の末裔
  未来への言伝(ことづて)をもって生きていく
  子どもの視点から震災を考える
  「ことばを観る映画」で震災を記録する
  福島第一原発事故で失われたもの
  後の世に継承する東日本大震災の記録
  ひとり語り、ときどき芝居で『東北物語』を紡ぐ
  いま夢の帆は風をはらんで――政宗と常長

女川原発をめぐって


著者略歴

原田勇男(はらだいさお)
1937年10月11日東京生まれ。
岩手県岩手郡松尾村(現八幡平市)、松尾鉱山(閉山)で育つ。
盛岡工業高校普通科、早稲田大学卒業。1968年、東京から仙台市へ移住。
元スポーツ業界紙編集長、東日本大震災後フリーライター。詩人。
日本現代詩人会、日本文藝家協会会員、日本現代詩歌文学館振興会評議員、宮城県芸術協会、宮城県詩人会会員。詩誌「THROUGH THE WIND」「舟」同人。

《著書》
詩集『北の旅』(「匣」同人会)、『炎の樹』(青磁社)、『火の奥』(沖積舎)、『サード』(ありうむ出版)、詩画集『夢の漂流物』(画・上野憲男、創童舎)、詩集『エリック・サティの午後』(創童舎)、『水惑星の北半球のまちで』(書肆みずき)、『何億光年の彼方から』(思潮社)、『炎の樹連祷』(思潮社)、『かけがえのない魂の声を』(思潮社)。

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