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書籍詳細

マックス・ヴェーバー研究総括

マックス・ヴェーバー研究総括

予価:本体3,200円+税

ISBN:978-4-624-40069-9

発行日:2021年12月25日

判型:A5判/岸顯樹郎

ページ:320

Cコード:0036

折原浩

ジャンル : 社会 >> ヴェーバー社会学

ヴェーバーの生き方と学問を、時代状況のなかで捉え、国際論争も含む議論の活性化、明晰とフェア・プレー、責任倫理の覚醒をとおして、個人の自律と社会の民主化をめざす。『東大闘争総括――戦後責任・ヴェーバー研究・現場実践』で学問の実践的側面を具体的に論じたヴェーバー学者がその研究領域での本領をコンパクトに問い直した総括書第二弾!

目次

はじめに――本稿執筆の機縁と経緯
Ⅰ 『経済と社会』の「二部構成」編纂
II 「旧稿」編纂問題をめぐる日独間論争
III 職歴と勤務から
IV 「羽入書問題」――学問研究と状況内企投
V  歴史家との相互交流から――「比較歴史社会学」に向けて
VI 「世界宗教の経済倫理」読解 (1)――「ヒンドゥー教と仏教」
VII 「世界宗教の経済倫理」読解 (2)――「儒教と道教」
VIII ヴェーバーの日本論
IX 「世界宗教の経済倫理」読解 (3)――「古代ユダヤ教」
X ヴェーバー「比較歴史社会学」の到達限界
おわりに――ヴェーバー「比較歴史社会学」の継承と展開に寄せて

著者略歴

折原浩(おりはら・ひろし)
1935年 東京に生まれる。
1958年 東京大学文学部社会学科卒業。
1964年 東京大学文学部助手。
1965年 東京大学教養学部専任講師(社会学担当)。
1966年 東京大学教養学部助教授。
1986年 東京大学教養学部教授。
1996年 東京大学教養学部定年退職。東京大学名誉教授。名古屋大学文学部教授。
1999年 名古屋大学文学部定年退職。椙山女学園大学人間関係学部教授。
2002年 椙山女学園大学人間関係学部退職。
著書――『危機における人間と学問──マージナル・マンの理論とウェーバー像の変貌』(1969年、未來社)、『大学の頽廃の淵にて――東大闘争における一教師の歩み』(1969年、筑摩書房)、『東京大学――近代知性の病像』(1973年、三一書房)、『デュルケームとウェーバー――社会科学の方法』上下(1981年、三一書房)、『学園闘争以後十余年――一現場からの大学―知識人論』(1982年、三一書房)、『マックス・ウェーバー基礎研究序説』(1988年、未來社)、『ヴェーバー「経済と社会」の再構成――トルソの頭』(1996年、東京大学出版会)、『ヴェーバーとともに40年――社会科学の古典を学ぶ』(1996年、弘文堂)、『「経済と社会」再構成論の新展開──ヴェーバー研究の非神話化と「全集」版のゆくえ』(ヴォルフガング・シュルフターと共著、鈴木宗徳、山口宏訳、2000年、未來社)、『ヴェーバー学のすすめ』(2003年、未來社)、『学問の未来――ヴェーバー学における末人跳梁批判』(2005年、未來社)、『ヴェーバー学の未来――「倫理」論文の読解から歴史・社会科学の方法会得へ』(2005年、未來社)、『大衆化する大学院――一個別事例にみる研究指導と学位認定』(2006年、未來社)、『マックス・ヴェーバーにとって社会学とは何か――歴史研究への基礎的予備学』(2007年、勁草書房)、『比較歴史社会学へのいざない――マックス・ヴェーバーを知の交流点として』(小路田泰直編、小路田泰直、水林彪、雀部幸隆、松井克浩、小関素明らと共著、2009年、勁草書房)、『マックス・ヴェーバーとアジア――比較歴史社会学序説』(2010年、平凡社)、『東大闘争と原発事故――廃墟からの問い』(清水靖久、三宅弘、熊本一規と共著、2013年、緑風出版)、『日独ヴェーバー論争――「経済と社会」(旧稿)全篇の読解による比較歴史社会学の再構築に向けて』(2013年、未來社)、『東大闘争総括――戦後責任・ヴェーバー研究・現場実践』(2019年、未來社)など多数。
訳書――ラインハルト・ベンディクス『マックス・ウェーバー──その学問の全体像』(1965年、中央公論社)、改訳再版『マックス・ウェーバー──その学問の包括的一肖像』上・下(1987/88年、三一書房)、マックス・ヴェーバー『社会科学と社会政策にかかわる認識の「客観性」』(冨永祐治・立野保男訳への補訳/解説、1996年、岩波書店)