愛するひとがエイズになったとき
定価:本体1,600円+税
ISBN:978-4-624-50124-2
ISBN[10桁]:4-624-50124-1
発行日:1998年9月25日
判型:四六
ページ:184
Cコード:C0036
グループ・ロビン 編訳
エイズになりながらも積極的に人生に立ち向かう姿、患者・感染者と介護に携わる家族の苦悩や揺れ動く心の内を綴る。エイズ患者を介護している人や全ての介護者を勇気づける1冊。
1 エイズと共に生きる
カレン――「これ以上 自分の問題から逃げない」
へザー――6歳の娘をひとりで育てながら
ジェニファー――「お客はわたしの一番良い友達のように思えた」
イリス――「エイズウィルスは私自身です」
コリン――「誰にもエイズを移したくない」
ガイ――「たった一人に不注意になったばかりに」
マーカス――良い主治医にめぐりあえて
エドワード――スポーツでトップをめざしていたが……
2 エイズ患者を家族で支えて
エイズ患者を家族で介護する
家族介護者になった動機 調査について
調査結果からまとめた介護の五つの側面
エイズ患者の介護に関わる五つの側面 介護者全般に共通する経験
エイズという病気の不確実性を介護がもたらす人生の変化
介護かもたらす人生の変化
死の恐怖と喪失感と共に生きる
過去との別れ 将来との別れ 長期的な計画
今を精一杯生きる 霊的な問題 時間に対する感覚の変化
心に留めておくこと
病気を管理する、病気に管理される
観察と分析 「患者自身のせいなのか、それとも病気のせいなのか?」
「手助け」する 支援の調整 医療の専門家と