HOME >> ある女の子のための犬のお話

書籍詳細

ある女の子のための犬のお話

ある女の子のための犬のお話

予価:本体1,800円+税

ISBN:978-4-624-61041-8

発行日:2017年10月24日

判型:四六判上製

ページ:106

Cコード:C0097

ダーチャ・マライーニ
望月紀子
さかたきよこ

ジャンル : 文学 >> 創作・エッセイ

イタリアを代表する作家・詩人・劇作家であるダーチャ・マライーニによる短篇集。お話をせがんだ女の子への手紙のなかで描かれる個性あふれる犬たちの、そして、馬、カワウソ、鳥の息づかい。……彼らはなにを体現しているのか。歴史を読みなおし、光をあてなおしてきた作家が贈る「いのち」の花束12篇。

目次

ジンニ
犬はどこから来たの?
アイスクリームが好きな黄色い犬の話
文句たらたらの犬
とてもエレガントな小犬
白黒ぶちのスピノーネ
食べ物より自由を愛したアイルランド犬
ゴミ収集箱のなかの子犬
飛ぶ犬
オルローフ
人間とカワウソ
夜の訪問者

訳者あとがき

著者略歴

《著者略歴》
ダーチャ・マライーニ(Dacia Maraini)
1936年フィエーゾレ生まれ。作家・詩人・劇作家。民族学者の父フォスコ・マライーニとともに1938年来日。終戦までの約2年間を名古屋の強制収容所で過ごし、1945年帰国。1962年『バカンス』でデビュー。1963年に『不安の季節』でフォルメントール賞、1990年『シチーリアの雅歌』でカンピエッロ賞、1999年Buio(未邦訳)でストレーガ賞受賞。現在も精力的に作品を発表している。

《訳者略歴》
望月紀子(もちづきのりこ)
東京外国語大学フランス科卒業。
著書:『世界の歴史と文化 イタリア』(共著、新潮社)、『こうすれば話せるイタリア語』(朝日出版社)、『ダーチャと日本の強制収容所』(未來社)、『イタリア女性文学史』(五柳書院)。
訳書:オリアーナ・ファラーチ『ひとりの男』(講談社)、ダーチャ・マライーニ『メアリー・スチュアート』(劇書房)、『シチーリアの雅歌』『帰郷、シチーリアへ』『イゾリーナ』『別れてきた恋人への手紙』(以上、晶文社)、『澁澤龍彦文学館 ルネサンスの箱』(共訳、筑摩書房)、『ひつじのドリー』(未來社)、ナタリーア・ギンツブルグ『わたしたちのすべての昨日』『夜の声』『町へゆく道』『小さな美徳』(以上、未知谷)ほか。

《画家略歴》
さかたきよこ
多摩美術大学卒業。版画をはじめとした絵や詩、映像の制作をしながら、装画や挿絵の仕事を手がける。
主な仕事:絵本La bambina di neve. Un miracolo infantile.(ナサニエル・ホーソーン著、Topipittori)、装画『ラパチーニの娘』(ナサニエル・ホーソーン著、阿野文朗訳、松柏社)、『よこまち余話』(木内昇著、中央公論新社)、『ひつじのドリー』(ダーチャ・マライーニ著、望月紀子訳、未來社)、『ぼくが死んだ日』(キャンデス・フレミング著、三辺律子訳、東京創元社)など。