HOME >> トマス・ホッブズⅠ

書籍詳細

田中浩集 第一巻

トマス・ホッブズⅠ

トマス・ホッブズⅠ

定価:本体5,800円+税

ISBN:978-4-624-90041-0

発行日:2012年9月28日

判型:A5判上製函入

ページ:382

Cコード:C0331

在庫があります
ご購入はこちらから
  • 紀伊國屋書店 BookWeb
  • amazon.co.jp
  • 楽天ブックス
  • 7&Y セブンアンドワイ
  • honto
  • HonyaClub
  • オンライン書店 e-hon

田中浩

ジャンル : 全集・著作集 >> 政治・法

シリーズ : 田中浩集

トマス・ホッブズ、カール・シュミット、長谷川如是閑の研究を通じて、「自由・平等・平和」の思想を追い求め続けた氏の軌跡を集成する待望の著作集。第一巻は氏の原点とも言えるホッブズ研究より、一九五〇年代から八〇年代までに発表された先駆的論考を収録。フィルマー、ロック、ルソー、シュミットらとの徹底的比較により、ホッブズの政治思想に新たな光を当てる。

目次

第一章 ホッブズ――近代国家論の生誕
第二章 ホッブズとハリントン――体制の危機認識における二つの立場
第三章 ホッブズとフィルマー――ボダンの主権論との対比において
第四章 ホッブズとロック――R・フィルマーの「神授権説」との対比をめぐって
第五章 ホッブズとルソー――『リヴァイアサン』と『社会契約論』の継承関係をめぐって
第六章 ホッブズとシュミット――政治思想における「イギリス」と「ドイツ」
第七章 トマス・ホッブズのピューリタン革命観――『リヴァイアサン』における〈絶対〉主権論の現実的意味
第八章 ハントンの「制限・混合王政」観――ピューリタン革命初期における「法の支配」観念と「議会主権」論の政治論的接合契機
第九章 フィルマーの『家父長制論』――革命前の反王権理論の諸類型との関連で

著者略歴

田中浩(たなか・ひろし) 1926年佐賀県生まれ、一橋大学名誉教授、聖学院大学大学院教授。政治学・政治思想。本シリーズ収録著作のほか、共訳書にホッブズ『リヴァイアサン』『哲学者と法学徒との対話』、J・S・ミル『自由論・代議制統治論』、シュミット『政治的なものの概念』『政治神学』など多数。

関連書籍

トマス・ホッブズⅡ

トマス・ホッブズⅡ

ジャンル : 全集・著作集 >> 政治・法

田中浩

定価: 本体5,800円+税    ISBN: 978-4-624-90042-7    発行日: 2012年11月27日

本書の関連書籍