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書籍詳細

堀一郎著作集第七巻 民間信仰の形態と機能

堀一郎著作集第七巻 民間信仰の形態と機能

定価:本体12,000円+税

ISBN:978-4-624-90407-4

ISBN[10桁]:4-624-90407-9

発行日:2000年4月10日

判型:A5判上製函入

ページ:684

Cコード:C3314

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楠正弘 編集

ジャンル : 全集・著作集 >> 宗教

シリーズ : 堀一郎著作集

柳田国男・折口信夫の影響をうけながら、古今の厖大な宗教文献資料を渉猟し、民間の伝承資料も綿密に探査して独自の宗教民俗学を確立した著者の代表的著書『我が国民間信仰史の研究』の「宗教篇」を収める。第一部=ヒジリ(聖)と俗聖、その発生および変化、第二部=山岳仏教の展開と修験者山臥の遊行的機能および形態、第三部=わが国浄土教の発達と民間念仏の形態と機能、第四部=近世特殊民漂白民の呪術宗教的機能、で構成。

目次

 凡  例

わが国民間信仰史の研究 宗教史編
 序

第一部 ヒジリ(聖)と俗聖、その発生および分化
 第一篇 ヒジリの発生と性格の変遷
  第一章 ヒジリの発生と初期の性格
   第一節 俗聖の原初的意味
   第二節 ヒジリの語義と用法
   第三節 聖、聖人、上人
 第二章 ヒジリの非世俗性と優婆塞性
 第三章 ヒジリの種類と分化
   第一節 阿弥陀聖その他
   第二節 ヒジリの中世的分化
   第三節 近世における宗教的呪術的職能民の分化残留
    一 遊行する職能民と非農耕特殊民について
    二 『賤者考』と『職人歌合』その他に現われる宗教的呪術的職能民について
    三 結語
第二部 山岳仏教の展開と修験者山臥の遊行的機能および形態
 第二篇 上世仏教の呪術性と山林の優婆塞禅師
  第一章 上代山林の優婆塞禅師
  第二章 最澄・空海の山林仏教
   第一節 山家の度者
   第二節 空海の山林練行
  第三章 平安朝仏教の密教化と験者の機能
   第一節 平安朝仏教の密教化
   第二節 密教と平安貴族の精神生活
   第三節 験者とその機能
 第三篇 山林抖と巡礼の流行およびそれにともなう先達御師の発生
  第一章 験者の山林抖と巡礼の流行
   第一節 験者の山林抖
   第二節 山のヒジリの二種類
   第三節 頭陀巡礼の流行
 第二章 先達御師の発生とその組織
   第一節 御師先達の発生
    一 寺々の御師
    二 先達の発生と発達
   第二節 験者の集団化
   第三節 熊野三山の組織
    一 三山検校と熊野別当
    二 師職の成立
   第四節 熊野信仰の伝播
    一 熊野信仰の分布
    二 山伏塚・行人塚の分布
 第四篇 霞・檀那場の組織と山伏御師の檀廻
  第一章 羽黒を中心とする霞の組織
   第一節 「霞」の意味とその制度
   第二節 村落に対する御師の職能
  第二章 伊勢の御師と檀那廻り
 第五篇 山岳信仰の原初形態に関する一仮説
  第一章 山と祖霊・死霊
   第一節 山宮と祖霊
   第二節 盆と正月の行事にみられる山と精霊との関係
   第三節 葬送および墓制に現われる山と死霊の結合観念
    一 葬送習俗にみえる「山」の観念
    二 両墓制の意義
   第四節 死出の山と死出の田長
  第二章 山中他界観念の表出と山岳信仰
    第一節 山中他界観念の表出
    第二節 山中他界観念と山岳宗教の原初形態
第三部 わが国浄土教の発達と民間念仏の形態と機能
 第六篇 わが国浄土教の発達とその民間下降(上)
  山の念仏の開創より源空の浄土立宗に至る初期浄土教の展開
  第一章 常行三昧堂と不断念仏
   一 最澄の常行三昧院建立の意図
   二 円仁の引声念仏将来と常行堂建立
   三 諸寺常行堂の建立と不断念仏の盛行
  第二章 空也光勝と口称市井の念仏
   第一節 空也伝
   第二節 空也の性格とその念仏
   第三節 空也念仏の展開
  第三章 恵心院源信と往生要集
  第四章 空也・源信以後の浄土教
   第一節 良忍の融通念仏
   第二節 念仏寓宗
   第三節 阿号の流行の萌芽
  第五章 上世の「往生人」の種類と修行
  第六章 源空の浄土開宗
   第一節 選択立宗
   第二節 浄土宗の庶民性
 第七篇 わが国浄土教の発達とその民間下降(下)
  第七章 親鸞の宗教生活における俗聖的性格
   第一節 親鸞の生涯
   第二節 親鸞の沙弥生活とその意義
  第八章 智真の生涯と遊行上人の出現
   第一節 智真の生涯
   第二節 遊行回国の念仏勧進
   第三節 智真の宗教に現われたる庶民性と踊念仏の再興
  第九章 道場形態と毛坊主の発生
  第一〇章 僧の妻帯と寺院の世俗化
  第一一章 近世各地の念仏団の残留とみられる特殊民について
   第一節 「鉢屋」の分布とその呪術宗教的機能
   第二節 茶筅
   第三節 ササラという部民
   第四節 鉦打
 第八篇 民間信仰における鎮送呪術と民間念仏の機能
  序 説 鎮送呪術の語意
  第一章 民間歳時習俗にあらわれたる鎮送呪術
   第一節 火と水の持つ呪術性
   第二節 虫送りと疫神送りの習俗
  第二章 民間の念仏とその機能
  第三章 鉢扣きと踊念仏
  第四章 民間仏教史における死後往生の思想と死者追送の機能
   第一節 死者追福のための仏教
   第二節 葬送念仏と中陰年忌の念仏
  第五章 御霊信仰と念仏の呪術的機能

第四部 近世特殊民漂泊民の呪術宗教的機能
 第九篇 近世特殊民の呪術宗教的機能
  第一章 長吏とその呪術宗教的職能
   第一節 長吏の伝承に見える宗教的要素
   第二節 長吏の呪術宗教的機能
  第二章 夙(宿)と宿神
   第一節 夙の名義
   第二節 夙の呪術宗教的機能
   第三節 夙の神と守宮神
  第三章 陰陽師と唱門師
   第一節 唱門師について
   第二節 陰陽師村と晴明塚
   第三節 院内とさんじょ
    一 院内村について
    二 「さんじょ」について
 第一〇篇 来訪する宗教的乞丐民
  第一章 年の暮のはらい人
   第一節 せきぞろ
   第二節 竈祓、物吉など
  第二章 初春のほかい人
   第一節 門おとない
   第二節 大黒、えびす、舞々、言触など
   第三節 春田打、春駒
   第四節 鳥追、その他
   第五節 万歳、その他
 第一一篇 三昧聖と勧進聖
  第一章 三昧聖について
   第一節 三昧聖の名称とその起原
   第二節 各地の三昧聖
   第三節 東大寺系三昧聖関係文書に見られる組織と勧進聖との関係
  第二章 勧進聖について
  第三章 勧進遊行の聖達について
   第一節 十穀聖
   第二節 廻国聖(六十六部聖)
   第三節 高野聖
   第四節 馬聖(虚無僧)
   第五節 願人坊主、その他
 第一二篇 あるき巫女と歌比丘尼
  第一章 口寄巫女について
   第一節 「あるきみこ」と里みこ
   第二節 各地口寄巫女の行態
  第二章 民間巫女の職能と御霊神
   第一節 死者の語り
  第三章 民間巫女と遊女、クグツ(傀儡)との関連
   第一節 巫娼と遊行女婦
   第二節 クグツメ(傀儡女)
   第三節 一夜妻のこと
  第四章 巫女遊行の伝説的痕跡
   第一節 伝説の遊行と土着
   第二節 八百比丘尼
  第五章 熊野比丘尼と盲巫
   第一節 熊野比丘尼について
   第二節 瞽女と盲巫
 第一三篇 民間信仰における「人神」の観念と
      宗教的遊行者の原初的性格と機能
  第一章 神と現われる人
   第一節 若狭国一二宮神人絵系図について
   第二節 神の子と人神
  第二章 神に扮する人
   第一節 頭屋神主
   第二節 ヒトツモノ
   第三節 仮面仮装の来訪神人のフォクロア
  第三章 御霊信仰と死霊崇拝
  第四章 宗教的遊行者の原初的性格
  第五章 結語

編者あとがき
索引巻末

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定価: 本体12,000円+税    ISBN: 978-4-624-10042-1    発行日: 2005年2月15日

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