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マルティン・ハイデガー
伝記への途上で
定価:本体5,800円+税
ISBN:978-4-624-93229-9
ISBN[10桁]:4-624-93229-3
発行日:1995年7月20日
判型:四六
ページ:600
Cコード:C0310
フーゴ・オット 著
北川東子 藤澤賢一郎 忽那敬三 訳
シリーズ : ポイエーシス叢書
〔ポイエーシス叢書〕ハイデガーのナチズムとの関係をさまざまな哲学者や同時代人の証言を軸に徹底的に洗い出し、その屈折した生涯と思想を分析し意味づけた待望の決定的評伝。
日本語版ヘの序文
はじめに
道しるべ
第一の道しるべ 「望楼から響く詩人の声」
第二の道しるべ 不断の降臨
第三の道しるべ 交わり(コミュニケーション)なき対話
「由来の信仰との対話」
メスキルヒからフライブルクへのハイデガーの道
神学生の初期の労作
神学研究のやむなき中断と哲学者としての大学での経歴の開始
「カトリシズムのシステム」との訣別
マールブルクでの幕間劇 一九二三年──九二八年
「学長職の失敗」
「ナチズム──ドイツにとって運命の定めた道」
ハイデガー学長誕生
厳しさとつらさへの独特の憧憬──学長演説の軍隊的取りまき
エドムント・フッサールとマルティン・ハイデガー──人間的・政治的プロフィール
スキュラとカリブディスにはさまれた学長として
ヘルマン・シュタウディンガー事件ないしシュテルンハイム作戦──ナチ大学教官・小幹部における支障なき所業を示す一例
「学問陣営」プロジェクト
学長職の急転回
学長職辞任以降のハイデガーの影響
シラクサからの帰還
『人間とは何か』
哲