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西谷社長日録

日録2021年4月

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日録2021/4/30(金)

掲載日:2021年4月30日

*『現代詩手帖』5月号、読みはじめる。→「思考のポイエーシス・日録篇」「Facebook」。
*未來社流通センターにE-mailで『小説と映画の世紀』寄贈追加2名の住所を入れて連絡。~のち、送りを確認。
*社内LANの高橋フォルダから「有明詩抄.txt」を取り込む。ざっと確認。~高橋君にtel。この間の情報を伝える。台本用の岩波文庫『有明詩抄』を戻してもらうことに。→「思考のポイエーシス・日録篇」「Facebook」。
*「言語隠喩論10=終章」の読み直しとさらなる加筆。きのう書いたデリダの「白い神話」にかんする部分はあらためて読むと意外によく書けていた。「おわりに」を3枚ほど書き、これで終りとする。すっきりした終りかたになったと思うし、さらなる展望も出せたと思う。あとは本にまとめるための徹底的な見直しと整理をすることだけ。→「思考のポイエーシス・日録篇」「twitter.com/nstn49」「Facebook」。

日録2021/4/29(木=祭日)

掲載日:2021年4月30日

*郷原宏さんにtel。『有明詩抄』解説引受けのE-mailを受けていろいろ報告と相談。~郷原さんにE-mailで「蒲原有明のインパクト――詩的隠喩のフィールドワーク」原稿を送る。→「思考のポイエーシス・日録篇」「twitter.com/nstn49」「Facebook」。
*エルンスト・カッシーラー『シンボル形式の哲学(三)第三巻 認識の現象学(上)』(岩波文庫) の「第二部 表出機能の問題と直観的世界の構造」の「第五章 シンボルの受胎」のつづき~終り。→「思考のポイエーシス・日録篇」「Facebook」。
*『独合点』143号、通読。→「思考のポイエーシス・日録篇」「Facebook」。
*きのう書いた「言語隠喩論10」の読み直しとさらなる加筆。「『白い神話』という難題」という節をとりあえず書く。ここまでで46枚弱になる。すこし長くなりすぎたかも。あとは「おわりに」を短く書くことで終りとする予定。→「思考のポイエーシス・日録篇」「twitter.com/nstn49」「Facebook」。

日録2021/4/28(水)

掲載日:2021年4月29日

*郷原宏さんにtelするが、つながらないので、E-mail。『有明詩抄』の復刻とその解説文の打診。~夜、返信E-mailで喜んで了解、とのありがたい返事。「言語隠喩論」を読んでくれていることも。→「思考のポイエーシス・日録篇」「twitter.com/nstn49」「twitter.com/miraishajp」「Facebook」。~ちょうど高橋君からもE-mailで有明作品についてのデータ一覧とどく。
*『季刊 びーぐる 詩の海へ』51号に目を通す。詩誌時評で近藤久也が『季刊 未来』冬号に書いた「言語の生命は隠喩にある――言語隠喩論」に言及してくれたのはいいが、《隠喩とは詩人の経験的なものが入りこむ余地はほとんどなく、唐突にやってくるものだというのは私の誤読かもしれないが……》と書いていて、これはもちろん誤読である。わたしの主張はまったく逆であって、ただ詩は書き手の経験を経由した無意識が言語を通じてことばを導き出すというところにある。どうしたらこんな読みができるのかわけがわからない。→「思考のポイエーシス・日録篇」「twitter.com/nstn49」「Facebook」。
*『spirit』Lesson1に目を通す。樋口武二編集・発行誌。見たことはないが、『エッセンス』というのの模様替えとのこと。執筆者に『詩的現代』のメンバーが多い。→「思考のポイエーシス・日録篇」「twitter.com/nstn49」「Facebook」。
*夜中から朝までかけて「言語隠喩論10」の読み直しとさらなる加筆。「デリダの根源的隠喩論」の節をとりあえず書く。ここまでで35枚ほど。→「思考のポイエーシス・日録篇」「twitter.com/nstn49」「Facebook」。

日録2021/4/27(火)

掲載日:2021年4月28日

*ジャン=ジャック・ルソー『言語起源論――旋律と音楽的模倣について』(岩波文庫) の凡例、序文草案、第一章~第七章を読む。→「思考のポイエーシス・日録篇」「twitter.com/nstn49」「Facebook」。
*一色真理さんよりE-mailで『ファントム』5号の詩「世相」の初校とエッセイ「闘争の時代からはじまる」の再校PDFとどく。詩は長くなってしまった分も全行掲載してくれる由。~PDFを印刷して校正。訂正箇所3箇所を返信E-mailで伝える。寄贈者リストも教えてもらいたいとも。→「思考のポイエーシス・日録篇」「twitter.com/nstn49」「Facebook」。~修正PDFと寄贈者リストとどく。執筆者分5部。~リストに入っていない人をリストアップ。26人ほどいることがわかる。~一色さんに再返信E-mailで寄贈追加候補を伝え、そちらのリストに加えられるひとを検討してもらう。

日録2021/4/26(月)

掲載日:2021年4月27日

*成田昭男『戯闘論七星座 コラム集成』のつづき~読了。書名にあるとおり、七つのブロック(「星座」)に分けられたコラム集と一篇の小さな戯曲から構成されている。最初の「吉本隆明オマージュ」というブロックからして最後まで読み通すことはないだろうと思われたが、なかなかどうしてそのときどきの世の中の情勢や思想状況などがタイムリーに批評されていて飽きさせないものがあり、とうとう最後まで読んでしまった。会ったことはないが、すこし上の世代で、知り合い関係も多く(だが必ずしも友人ばかりではない)身近に感じられる問題も多く触れられていて、そういう面からも興味深いものがあったからだ。前著『鮎川信夫 薄氷をわたるエロス』も『単独者鮎川信夫』では参考にさせてもらったし、亡くなった陶山幾朗との同人誌『VAV』も最後のほうは送ってもらっていた。北川透についての関心も並み並みならぬものがあるようで、名古屋圏文化人の底力を感じさせるものがある。→「思考のポイエーシス・日録篇」「twitter.com/nstn49」「Facebook」。
*ジャン=ジャック・ルソー『言語起源論――旋律と音楽的模倣について』(岩波文庫) の訳者(増田真)による「解説」を読む。いきがかり上、この訳で第一章~第七章を読みかえす必要あり。→「思考のポイエーシス・日録篇」「twitter.com/nstn49」「Facebook」。
*『CASTER』43号に目を通す。伊藤芳博個人ペーパー。→「思考のポイエーシス・日録篇」「Facebook」。
*「言語隠喩論10」の読み直しと加筆のうえ、「デリダの根源的隠喩論」の節を途中まで書く。6枚ほど書いて18枚半になる。『グラマトロジーについて』からの引用の訳に手間どる。→「思考のポイエーシス・日録篇」「twitter.com/nstn49」「Facebook」。

日録2021/4/25(日)

掲載日:2021年4月26日

*Jacques Derrida: De la grammatologieの第2部第4章: du supple+'ment a` la source: la the+'orie de l'e+'critureのはじめ~la me+'taphore originaireの節、再読。→「思考のポイエーシス・日録篇」「twitter.com/nstn49」「Facebook」。
*上村忠男さんよりE-mailで「独学の思想16 韓国の若い友への手紙」原稿とどく。→「思考のポイエーシス・日録篇」「twitter.com/miraishajp」「Facebook」。
*成田昭男『戯闘論七星座 コラム集成』のつづき。→「思考のポイエーシス・日録篇」「Facebook」。
*「言語隠喩論10」の加筆すこし。18枚ちょっとになる。あすから残りの部分(デリダについて)を書く予定。→「思考のポイエーシス・日録篇」「twitter.com/nstn49」「Facebook」。

日録2021/4/24(土)

掲載日:2021年4月25日

*成田昭男『戯闘論七星座 コラム集成』読みつぐ。→「思考のポイエーシス・日録篇」「Facebook」。
*au千歳船橋店からtel。予約時間を過ぎていたので、あわてて出かける。西谷の携帯電話をauからUQ Mobileに変更する。くりこしプランM(月15GB、余りは翌月繰越し)に変更。電話は24時間かけ放題。画面でデジラアプリに代わるUQ mobileアプリを設定。これで使い勝手はぐんと良くなる(はず)。→「思考のポイエーシス・日録篇」「twitter.com/nstn49」「Facebook」。
*岩波書店より文庫編集長名義で先日送った『有明詩抄 初版稿版』の転載許可願が了承されて戻ってくる。これで進められる。→「思考のポイエーシス・日録篇」「twitter.com/miraishajp」「Facebook」。
*『とんてんかん』7号に目を通す。清岳こう編集誌。→「思考のポイエーシス・日録篇」「Facebook」。
*「言語隠喩論10」のここまで書いた分の読み直しとすこし加筆と修正。→「思考のポイエーシス・日録篇」「twitter.com/nstn49」「Facebook」。

日録2021/4/23(金)

掲載日:2021年4月24日

*成田昭男『戯闘論七星座 コラム集成』読みはじめる。それぞれおもしろいが、古いネタが多い。→「思考のポイエーシス・日録篇」「twitter.com/nstn49」「Facebook」。
*『季刊 未来』夏号の上村忠男「《独学の思想15》転機の年・二〇〇四年、そしてグラムシとの関係の総決算」の初校の校正。広告を1本入れて15ページに収める。ファイルも修正。→「思考のポイエーシス・日録篇」「twitter.com/miraishajp」「Facebook」。
*エルンスト・カッシーラー『シンボル形式の哲学(三)第三巻 認識の現象学(上)』(岩波文庫) の「第二部 表出機能の問題と直観的世界の構造」の「第五章 シンボルの受胎」のはじめ~。→「思考のポイエーシス・日録篇」「Facebook」。
*Twitterでココログとのリンクの方法がわかる。ココログの「思考のポイエーシス・日録篇」へのリンク(https://bit.ly/3ekkuQ4)を追加するだけでいい。Facebookも同様。

日録2021/4/22(木)

掲載日:2021年4月23日

*エルンスト・カッシーラー『シンボル形式の哲学(三)第三巻 認識の現象学(上)』(岩波文庫) の「第二部 表出機能の問題と直観的世界の構造」の「第四章 時間直観」のつづき~終り。カッシーラーのベルクソン批判は過去への意識だけに限定された形而上学だという点にあり、ハイデガーの時間意識と対立的だとする。むろんカッシーラーは未来の予見性についても肯定的であり、ハイデガー寄りである。→「思考のポイエーシス・日録篇」「twitter.com/nstn49」「Facebook」。
*「言語隠喩論10」にすこし加筆。~夜、つづきを書く。「詩のように詩論を書くこと」という節まで。15枚ちょっとになる。→「思考のポイエーシス・日録篇」「Facebook」。
*『彼方へ』6号、『ERA』第三次16号に目を通す。いずれも川中子義勝編集発行誌。→「思考のポイエーシス・日録篇」「Facebook」。
*未來社ホームページ管理画面で「注目の本」のトップに『小説と映画の世紀』をアップ。以下、「好評既刊」まで順次繰下げ。→「思考のポイエーシス・日録篇」「twitwitter.com/miraishajp」「Facebook」。
*きのう紀伊國屋書店eコマース事業部 電子書籍事業課の鈴木さんから送ってもらった書誌データのひな型をベースに『小説と映画の世紀』のデータを作成(「kinokuniya_epub_data.xlsx」)。指定されたFTPサーバにアクセスし、epubデータ、画像ファイル、入稿データをアップロード。~鈴木さんにtelして確認。早ければきょうじゅうにアップされる由。→「思考のポイエーシス・日録篇」「twitter.com/miraishajp」「Facebook」。~鈴木さんよりE-mailで販売価格(本体価格)が記入忘れとのことで、本体4800円の返信E-mail。~鈴木さんより返信E-mail。ストアに上がったらまた連絡してくれる由。~紀伊國屋書店Kinoppyより「【紀伊國屋書店Kinoppy】未來社:検証環境への登録完了のお知らせ」E-mail。~さっそくアクセス。鈴木さんにtel入れしてログアウトの方法から聞いてログイン、検証まで。あと1時間ぐらいでアップされる由。~紀伊國屋書店KinoppyにアップのE-mail連絡がくる。
*萩原印刷・金子さんよりE-mailで『季刊 未来』夏号の上村忠男「《独学の思想15》転機の年・二〇〇四年、そしてグラムシとの関係の総決算」の初校PDFとどく。16ページ目にすこし入ったところ。広告の関係でちょうど25行削除で15ページぴったりになりそう。~上村忠男さんにE-mail添付で送付。~夜、上村さんから返信E-mailで校正の連絡。

日録2021/4/21(水)

掲載日:2021年4月22日

*『松岡政則詩集』(現代詩文庫) のエッセイ、作品論・詩人論を読み、読了。選集とはいえこうしてまとまったかたちで読んでみると、松岡政則とは相当に特異な詩人であり、ことばの切れは抜群であることを再認識した。台湾やアジア諸国をじかに歩き、歴史を探り、土地の民に混じって地のものを食べることによってこの詩人が獲得しようとしているものは、おそらくみずからの出自から逃れようとするとともにどうしようもなくそこに回帰してしまう自身の〈まつろわぬ民〉としての存在原理の核心なのではないか。それが断片的だが力強い断言調のことばの切片が不意打ちのようにに詩行のあいだに割って入ってくる理由なのかもしれない。〈もうなにが痛いのかもわからない街だ/やかましく差別をたのしんでいるのもいる/ひとはあんなふうにも振る舞える、げにおぞましき生きものだ〉〈もうからだのどこにも散文はない〉〈手間をかけあう土地だのに/愛想のひとつがいえない/からだに「おかげさま」がないのだわたしは〉といったぐあい。またときにはユーモアのセンスも欠けることがない。〈からだのどこにも/根性と呼べるものがない〉〈ひとの舌というものを知り尽くした味で/うまいにもほどがある/たいがいにしろだ台灣〉。そして究極は〈世界は残酷で/きょうもあかるい〉といった逆説的なパンチも強烈だ。→「思考のポイエーシス・日録篇」「twitter.com/nstn49」「Facebook」。
*先日、メディアドゥの高橋さんから届いた電子書籍配信用のファイルを取り込み、『小説と映画の世紀』の配信用データを追加。高橋さんにtelしていくつか確認。WinSCPというFTPソフトをダウンロード&インストール。FTPサーバの設定をしてepub、画像、入稿データを送付。E-mailでも入稿の連絡。~つづけて紀伊國屋書店eコマース事業部 電子書籍事業課の石井さんにtel。入稿チームの鈴木さんに取り次いでもらっていろいろ確認。書誌データ用のひな型とFTPアカウント設定情報をメールで教えてもらうことに。→「思考のポイエーシス・日録篇」「twitter.com/miraishajp」「Facebook」。~メディアドゥの織野さんよりデータ受取りのE-mail。紀伊國屋書店の鈴木さんからはE-mail。書誌のひな形、さらにFTPサーバ設定の連絡E-mail。
*上村忠男さんより『季刊 未来』夏号の「《独学の思想15》転機の年・二〇〇四年、そしてグラムシとの関係の総決算」の仮ゲラ再校の削除部分を指定した校正とどく。
*Dropboxのヴァージョンアップにともない、Twitterとの同期がとれなくなった問題についての記事を書き、ココログページにアップ。→「思考のポイエーシス・日録篇」「twitter.com/nstn49」「Facebook」。

日録2021/4/20(火)

掲載日:2021年4月21日

*『みすず』4月号の郷原佳以、西成彦の連載ほかを読む。→「思考のポイエーシス・日録篇」「Facebook」。
*未來社流通センターにtel。『小説と映画の世紀』の寄贈リストはこちらでデータを作成し、E-mailで送る予定。~『小説と映画の世紀』寄贈リストのExcelデータ作成。~未來社流通センターにE-mailで送付。→「思考のポイエーシス・日録篇」「twitter.com/miraishajp」「Facebook」。
*上村忠男さんよりE-mailで『季刊 未来』夏号の仮ゲラ再校を郵送した由。ページにあわせて削除可能とのこと。~萩原印刷・金子さんにE-mailで原稿と仮ゲラPDFを送付してとりあえず入校。→「思考のポイエーシス・日録篇」「twitter.com/miraishajp」「Facebook」。
*萩原印刷・金子さんからきのうE-mailでとどいた書物復権2021の3点の売上げスリップPDFを印刷して確認。~金子さんにtelして修正点を連絡。オビの白焼きもPDFをE-mailで送ってもらうことに。~E-mailでとどく。印刷して確認。~萩原印刷に校了の連絡。→「思考のポイエーシス・日録篇」「twitter.com/miraishajp」「Facebook」。
*『松岡政則詩集』(現代詩文庫) の詩の部分、読了。→「思考のポイエーシス・日録篇」「Facebook」。
*エルンスト・カッシーラー『シンボル形式の哲学(三)第三巻 認識の現象学(上)』(岩波文庫) の「第二部 表出機能の問題と直観的世界の構造」の「第四章 時間直観」のつづき~。→「思考のポイエーシス・日録篇」「Facebook」。

日録2021/4/19(月)

掲載日:2021年4月20日

*『河口から』VII号に目を通す。季村敏夫個人誌とはいえ、関西系の書き手をそろえていて個人誌の枠を超えて充実している。→「思考のポイエーシス・日録篇」「twitter.com/nstn49」「Facebook」。
*『季刊 未来』夏号の上村忠男「《独学の思想15》転機の年・二〇〇四年、そして『グラムシ 獄舎の思想』の刊行」の再短縮版を前稿と比較しながら修正点を確認し、ファイル修正。広告を1本入れて15ページになりそう。~PDFを作成し、上村さんにE-mail添付で送付。できればもう1ページ削減を依頼。→「思考のポイエーシス・日録篇」「twitter.com/miraishajp」「Facebook」。~上村さんより返信E-mail。1ページというのは削除か増やすのか、との問合せ。PDFの赤字の入れ方を聞かれる。~返信E-mailでできればページ削除と返事。PDFの赤字の入れ方について説明。~上村さんより再返信E-mail。25行ほど削除してみたが、中途半端ではないか、と。FAXが使えないのでスマートレターで送る由。~上村さんに再返信E-mailでとりあえず送ってもらうことに。
*2時45分ごろ、萩原印刷へ。金子さんより『小説と映画の世紀』見本15冊、受取り。~4時すぎ、道に迷ったあげく、菅野昭正のマンションへ。見本10冊渡す。サイン本1冊もらう。寄贈リスト(36冊分)受取り。→「思考のポイエーシス・日録篇」「twitter.com/miraishajp」「Facebook」。
*萩原印刷・金子さんよりE-mailで『小説と映画の世紀』の電子書籍は再校データをアップしてもらえばいい、とのこと。~さらにE-mailで書物復権2021の3点の売上げスリップの校正PDFとどく。
*『松岡政則詩集』(現代詩文庫) のつづき。このひとはおもしろい。→「思考のポイエーシス・日録篇」「Facebook」。
*きのう書きはじめた「言語隠喩論10」を読み直し、無用な批判部分はばっさりと削除する。論の水準を下げてしまうことになるから。→「思考のポイエーシス・日録篇」「twitter.com/nstn49「Facebook」。
*エルンスト・カッシーラー『シンボル形式の哲学(三)第三巻 認識の現象学(上)』(岩波文庫) の「第二部 表出機能の問題と直観的世界の構造」の「第四章 時間直観」のつづき~。→「思考のポイエーシス・日録篇」「Facebook」。

日録2021/4/18(日)

掲載日:2021年4月19日

*エルンスト・カッシーラー『シンボル形式の哲学(三)第三巻 認識の現象学(上)』(岩波文庫) の「第二部 表出機能の問題と直観的世界の構造」の「第三章 空間」のつづき~「第四章 時間直観」の途中。このあたりカントの時間空間論が引き合いに出されている。→「思考のポイエーシス・日録篇」「twitter.com/nstn49」「Facebook」。
*『アブ』26号に目を通す。沖縄の松原敏夫個人詩誌。比屋根薫という沖縄の評論家の大著についての批判的論評がそれなりにおもしろいが、自身を「ポンコツ素浪人」などと言うのはどうか。→「思考のポイエーシス・日録篇」「twitter.com/nstn49」「Facebook」。~松原敏夫を「『走都』寄贈リスト.xlsx」に追加。
*『松岡政則詩集』(現代詩文庫) のつづき。→「思考のポイエーシス・日録篇」「Facebook」。
*「言語隠喩論10」を書きはじめる。「現実をそのまま書けるという幻想」の節を9枚弱、書く。→「思考のポイエーシス・日録篇」「twitter.com/nstn49」「Facebook」。
*Dropboxに『小説と映画の世紀』のepub版をコピー。Precision7750とQuaTabにそれぞれKinoppyをダウンロード&インストール、設定。それぞれで見られるようになる。これであす菅野昭正先生にQuaTabで見てもらうことができるようになった。→「思考のポイエーシス・日録篇」「twitter.com/miraishajp」「Facebook」。

日録2021/4/17(土)

掲載日:2021年4月18日

*『詩と思想』3月号に目を通す。→「思考のポイエーシス・日録篇」「Facebook」。
*ヨハン・ゴットフリート・ヘルダー『言語起源論』(講談社学術文庫) の第二部「人間は自然な能力に委ねられてみずから言語を発明せざるをえなかったのか?またはどのような状況において最も適切にそこに至ることができたのか?」の第四自然法則を読む。本文、読了。さらに宮谷尚実による訳者解説、訳者あとがきも読む。この本が書かれた背景がよくわかる。ロマン派的な要素もある言語起源論。→「思考のポイエーシス・日録篇」「twitter.com/nstn49」「Facebook」。
*『松岡政則詩集』(現代詩文庫) をほとんど再読だが、あらためて読みなおしをはじめる。かなり過激な感性の持ち主だということが確認できる。→「思考のポイエーシス・日録篇」「twitter.com/nstn49」「Facebook」。
*『ファントム』5号のための詩「世相」を読み直してすこし手入れ。勘違いして依頼分より長く書いてしまったので、「1」と「2」に分ける。~一色真理さんにE-mail添付で送付。「1」の分を使ってもらうが、可能なら全文掲載を打診。→「思考のポイエーシス・日録篇」「twitter.com/nstn49」「Facebook」。
*エルンスト・カッシーラー『シンボル形式の哲学(三)第三巻 認識の現象学(上)』(岩波文庫) の「第二部 表出機能の問題と直観的世界の構造」の「第三章 空間」のはじめ~。→「思考のポイエーシス・日録篇」「twitter.com/nstn49」「Facebook」。

日録2021/4/16(金)

掲載日:2021年4月17日

*『季刊 未来』夏号の上村忠男「《独学の思想15》転機の年・二〇〇四年、そして『グラムシ 獄舎の思想』の刊行」の仮ゲラのファイル修正のつづき。5節~7節。これでも17ページ弱あってあまり減っていない。仮ゲラPDFを上村さんにE-mailで送り、さらなる短縮化を依頼。→「思考のポイエーシス・日録篇」「twitter.com/miraishajp」「Facebook」。~上村さんより返信E-mailで思い切り削ったとのことで修正ファイルとどく。仮ゲラをもういちど見たい由。
*ヨハン・ゴットフリート・ヘルダー『言語起源論』(講談社学術文庫) の第二部「人間は自然な能力に委ねられてみずから言語を発明せざるをえなかったのか?またはどのような状況において最も適切にそこに至ることができたのか?」のはじめ~第三自然法則を読む。→「思考のポイエーシス・日録篇」「Facebook」。
*菅野昭正先生にtel。19日に『小説と映画の世紀』の見本ができるので萩原印刷からの帰りに見本を届けたいと伝える。4時ごろにマンションへ10冊持参。そのときに代送リストをもらうことに。→「思考のポイエーシス・日録篇」「twitter.com/miraishajp」「Facebook」。~萩原印刷・金子さんにtel。『小説と映画の世紀』の見本を15冊にしてもらう。引取りは3時に行く予定。
*『北原白秋詩集(下)』(安藤元雄編、岩波文庫)で詩集『海豹と雲』のつづき~終り。さらに「北原白秋年譜」と編者の「解説」を読み、読了。白秋の無技巧の技巧からくる「国民詩人」性をどう評価するか。→「思考のポイエーシス・日録篇」「twitter.com/nstn49」「Facebook」。
*紀伊國屋書店eコマース事業部 電子書籍事業課の石井さんにtel。電子書籍の新刊の登録方法などを聞く。以前とそう変わっていないとのことで専門チームがあるので、入校のさいには取り次いでもらうことに。本体のデータと表紙画像、登録データの3点セットが必要。~メディアドゥにもtel。瀬尾さんは電子図書館営業に配属になったとのことで、担当の高橋さんと話。登録方法は紀伊國屋書店と同じ。新しいフォーマットに既存データを入れ直したものを送ってもらうことに。~髙橋伸光さんより「【メディアドゥ】納品フロー&管理画面のご連絡」E-mailで修正データと手順の詳細。
*萩原印刷・金子さんにtel。『小説と映画の世紀』の見本15冊の準備OK。電子書籍のデータの件。ちょうど再校ができたので送ってくれることに。~金子さんよりE-mailで届く。開いてみるが、口絵のカラー化がなされていないのでtelにて連絡。~のち、telあり。カラー化はされているらしい。

日録2021/4/15(木)

掲載日:2021年4月16日

*上村忠男さんよりE-mailで『季刊 未来』夏号の「《独学の思想15》転機の年・二〇〇四年、そして『グラムシ 獄舎の思想』の刊行」を14ページ以内に短縮するので入校は待つように、との連絡。~上村さんよりE-mailで短縮版原稿とどく。~前の原稿との比較をしながら仮ゲラのファイル修正。4節まで終わる。→「思考のポイエーシス・日録篇」「twitter.com/miraishajp」「Facebook」。
*萩原印刷・金子さんにE-mailで書物復権2021のオビのPDFを送付。~金子さんよりtel。送ったのは校正用のPDFだったので正式版がほしいとのこと。高橋君から送ってもらうことに。『小説と映画の世紀』の電子書籍版の口絵のカラー版のデータがないので、送ってほしい由。~高橋君にtel。正式データを金子さんに送ってもらうことに。~金子さんにE-mailで口絵のカラー写真を送る。~金子さんより受取りE-mail。~さらに金子さんよりE-mailで書物復権3点の見積りと『小説と映画の世紀』電子書籍版の奥付日の確認。オビ原稿は未入校とのこと。~返信E-mailでオビ入校は金曜になるだろうこと、書物復権2021の3点の見積りOK。『小説と映画の世紀』の奥付と定価は原本と同じにしてもらう。上村忠男さんの『季刊 未来』夏号原稿もあす入校予定も伝える。→「思考のポイエーシス・日録篇」「Facebook」。
*ヨハン・ゴットフリート・ヘルダー『言語起源論』(講談社学術文庫) の第一部「人間は、その自然能力に委ねられて、みずから言語を発明することができたか?」の第三章を読む。言語の成立に聴覚が主要な感覚器官であるとする説を立てているが、どうかな。第一部、終り。→「思考のポイエーシス・日録篇」「twitter.com/nstn49」「Facebook」。
*『独合点』142号、通読。金井雄二個人誌。菅原克己の詩を等身大で解説している。→「思考のポイエーシス・日録篇」「Facebook」。
*『北原白秋詩集(下)』(安藤元雄編、岩波文庫)で詩集『海豹と雲』の途中まで読む。→「思考のポイエーシス・日録篇」「Facebook」。
*『ファントム』5号のための詩をとにかく一気に書く。80行ほど。とりあえずタイトルは「世相」として印刷してみる。→「思考のポイエーシス・日録篇」「twitter.com/nstn49」「Facebook」。

日録2021/4/14(水)

掲載日:2021年4月15日

*『季刊 未来』夏号の上村忠男さんの「《独学の思想15》転機の年・二〇〇四年、そして『グラムシ 獄舎の思想』の刊行」の仮ゲラ印通読+ファイル追加修正のつづき~終り。6節~8節と注。~上村さんにtel(留守電)で分載の予定を伝える。→「思考のポイエーシス・日録篇」「twitter.com/miraishajp」「Facebook」。~上村さんよりtelあり。5節までの部分と6節以後で上下に分割掲載することにし、とりあえずゲラにしてみることに。~上村さんよりE-mailで、やはり前半は4節までで切ってほしいと連絡。~上村さんに了解の返信E-mail。
*『北原白秋詩集(下)』(安藤元雄編、岩波文庫)で詩集『水墨集』を読む。→「思考のポイエーシス・日録篇」「Facebook」。
*萩原印刷・金子さんよりE-mailで『小説と映画の世紀』電子書籍のKindle版を送ってくれる。~Kindleで開けるようになる。口絵がカラー可のものがモノクロになっている。~金子さんにtel。修正を依頼。→「思考のポイエーシス・日録篇」「twitter.com/miraishajp」「Facebook」。
*ヨハン・ゴットフリート・ヘルダー『言語起源論』(講談社学術文庫) 読みはじめる。第一部「人間は、その自然能力に委ねられて、みずから言語を発明することができたか?」の第一章~第二章と訳注。コンディヤックとルソーを批判。動物的本能から解放されたがゆえの人間の自由について。→「思考のポイエーシス・日録篇」「twitter.com/nstn49」「Facebook」。
*高橋君から届いていた書物復権2021の3点のオビのPDFを印刷。キャッチコピーの修正とオビ背の案を作成して修正PDFを高橋君にE-mailで送る。tel入れして確認。再校PDFを送ってもらうことに。→「思考のポイエーシス・日録篇」「twitter.com/miraishajp」「Facebook」。~のち、E-mailで修正PDFとどく。確認。~高橋君に返信E-mail。これで入校すると伝える。

日録2021/4/13(火)

掲載日:2021年4月14日

*『現代詩手帖』4月号の読み残しを読む。→「思考のポイエーシス・日録篇」「Facebook」。
*『季刊 未来』夏号の上村忠男さんの「《独学の思想15》転機の年・二〇〇四年、そして『グラムシ 獄舎の思想』の刊行」のテキスト処理のつづき~仮ゲラ印刷。21ページもあることがわかる。分載してもらうことになりそう。とりあえず通読+ファイル追加修正。とりあえず5節まで。→「思考のポイエーシス・日録篇」「twitter.com/miraishajp」「Facebook」。
*第二次『詩的現代』36号に目を通す。300ページ近くある会員誌。批評も多く、おもに知り合いのものを読む。→「思考のポイエーシス・日録篇」「Facebook」。
*エルンスト・カッシーラー『シンボル形式の哲学(三)第三巻 認識の現象学(上)』(岩波文庫) の「第二部 表出機能の問題と直観的世界の構造」の「第二章 物と属性」のつづき~終り。→「思考のポイエーシス・日録篇」「Facebook」。
*『北原白秋詩集(下)』(安藤元雄編、岩波文庫)で詩集『真珠抄』『白金之独楽』、「畑の祭」を読む。→「思考のポイエーシス・日録篇」「Facebook」。

日録2021/4/12(月)

掲載日:2021年4月13日

*『現代詩手帖』4月号に目を通す。→「思考のポイエーシス・日録篇」「Facebook」。
*エルンスト・カッシーラー『シンボル形式の哲学(三)第三巻 認識の現象学(上)』(岩波文庫) の「第二部 表出機能の問題と直観的世界の構造」の「第一章 表出の概念と問題」~「第二章 物と属性」の途中。ここでは言語哲学の思考との結びつきが論じられていく。→「思考のポイエーシス・日録篇」「twitter.com/nstn49」「Facebook」。

日録2021/4/11(日)

掲載日:2021年4月12日

*エルンスト・カッシーラー『シンボル形式の哲学(三)第三巻 認識の現象学(上)』(岩波文庫) の「第一部 表情機能と表情世界」の「第三章 表情機能と心身問題」のつづき~終り。第一部も終り。この部の問題設定はあまり有効ではないようだ。→「思考のポイエーシス・日録篇」「twitter.com/nstn49」「Facebook」。
*朝妻誠詩集『Works』通読。未知の鳥取県在住の詩人の第一詩集。わたしとあなたやほかの女たちとの接点をごとばでしきりと探るが、明確な像を結ばないもどかしさを書こうとしている。→「思考のポイエーシス・日録篇」「Facebook」。
*『北方の博士・ハーマン著作選 上』(川中子義勝訳) の訳者の解説「J・G・ハーマンにおける『言葉』と『身体【からだ】』」を読む。さらに「巫女の婚姻試論」「[書評]ケーニヒスベルクの教授イマヌエル・カント氏の『純粋理性批判』」「理性の純粋主義へのメタ批判【メタクリティーク】」とそれらの訳注(下巻)を読む。言語の経験にたいする発生論的先行性という重要な概念が出てくる。→「思考のポイエーシス・日録篇」「twitter.com/nstn49」「Facebook」。
*『新・山形詩人』7号に目を通す。高橋英司発行。→「思考のポイエーシス・日録篇」「Facebook」。
*『北原白秋詩集(下)』(安藤元雄編、岩波文庫)読みはじめる。詩集『東京景物詩 及其他』を読む。→「思考のポイエーシス・日録篇」「Facebook」。

日録2021/4/10(土)

掲載日:2021年4月11日

*『北方の博士・ハーマン著作選』(川中子義勝訳) の「美学提要【びがくのくるみ】 カバラ的散文による狂想詩【ラプソディー】」の本文(上巻)と訳注(下巻)を一気に読む。言語美学論かと思ったら、同時代のキリスト教言説にたいするレトリカルな批判だった。本文と訳注が通しノンブルで分冊になっているうえに原注、訳注が多くて読みづらい。川中子さんの解説を読む必要がありそうだ。→「思考のポイエーシス・日録篇」「twitter.com/nstn49」「Facebook」。
*『北原白秋詩集(上)』(安藤元雄編、岩波文庫)で詩集『思ひ出』の「柳河風俗詩」の部を読む。これで詩集『思ひ出』読了。やはり白秋は有明にくらべると通俗的だ。童謡に通ずるものがあり、それだけわかりやすいということ。上田敏がどうしてこの詩集を評価したのか、時代の限界だったとも言える。→「思考のポイエーシス・日録篇」「twitter.com/nstn49」「Facebook」。
*エルンスト・カッシーラー『シンボル形式の哲学(三)第三巻 認識の現象学(上)』(岩波文庫) の「第一部 表情機能と表情世界」の「第二章 知覚意識の基本契機としての表情現象」のつづき~「第三章 表情機能と心身問題」の途中。→「思考のポイエーシス・日録篇」「Facebook」。

日録2021/4/9(金)

掲載日:2021年4月10日

*『コールサック』105号に目を通す。馴染みのない詩人が多い。→「思考のポイエーシス・日録篇」「Facebook」。
*『季刊 未来』夏号の上村忠男さんの「《独学の思想15》転機の年・二〇〇四年、そして『グラムシ 獄舎の思想』の刊行」の原稿を印刷、テキスト処理をいくつか。→「思考のポイエーシス・日録篇」「twitter.com/miraishajp」「Facebook」。
*『フロイト著作集6 自我論・不安本能論』の「快感原則の彼岸」のVI~VIIを読む。この論文、終り。その解題も読む。これはフロイトにおいてもかなり思弁的哲学的な思索で、精神分析の現場的には問題ありとされているらしい。→「思考のポイエーシス・日録篇」「twitter.com/nstn49」「Facebook」。
*『北原白秋詩集(上)』(安藤元雄編、岩波文庫)で詩集『思ひ出』の「生の芽生」の部~「TONKA JOHNの悲哀」の部を読む。→「思考のポイエーシス・日録篇」「Facebook」。
*エルンスト・カッシーラー『シンボル形式の哲学(三)第三巻 認識の現象学(上)』(岩波文庫) の「第一部 表情機能と表情世界」の「第二章 知覚意識の基本契機としての表情現象」のつづき~。→「思考のポイエーシス・日録篇」「Facebook」。

日録2021/4/8(木)

掲載日:2021年4月9日

*鈴木比佐雄詩集『千年後のあなたへ――福島・広島・長崎・沖縄・アジアの水辺から』通読。典型的なメッセージ詩。→「思考のポイエーシス・日録篇」「Facebook」。
*エルンスト・カッシーラー『シンボル形式の哲学(三)第三巻 認識の現象学(上)』(岩波文庫) の「第一部 表情機能と表情世界」の「第二章 知覚意識の基本契機としての表情現象」のつづき~。→「思考のポイエーシス・日録篇」「Facebook」。
*『フロイト著作集6 自我論・不安本能論』の「快感原則の彼岸」のVを読む。《あらゆる生命の目標は死である》(174ページ)という重要なテーゼが出てくる。→「思考のポイエーシス・日録篇」「twitter.com/nstn49」「Facebook」。

日録2021/4/7(水)

掲載日:2021年4月8日

*エルンスト・カッシーラー『シンボル形式の哲学(三)第三巻 認識の現象学(上)』(岩波文庫) の「第一部 表情機能と表情世界」の「第一章 主観的分析と客観的分析」のつづき~「第二章 知覚意識の基本契機としての表情現象」の途中。→「思考のポイエーシス・日録篇思考のポイエーシス・日録篇」「Facebook」。
*『北原白秋詩集(上)』(安藤元雄編、岩波文庫)で詩集『思ひ出』の「過ぎし日」の部~「おもひで」の部を読む。→「思考のポイエーシス・日録篇」「Facebook」。
*10時に入間ハート病院着。~さっそくCT検査、採血、胃の内視鏡検査、心電図、あとで検尿も。永田医師の診察。とくに異常はない由。→「思考のポイエーシス・日録篇」「Facebook」。
*アマゾンからルソー『言語起源論――旋律と音楽的模倣について』(岩波文庫)とどく。ヘルダーのものと間違って注文してしまったが、これもいちおう残しておく。あらためてヘルダー『言語起源論』(講談社学術文庫)を注文。→「思考のポイエーシス・日録篇」「Facebook」。
*『森羅』28号に目を通す。→「思考のポイエーシス・日録篇」「Facebook」。
*『フロイト著作集6 自我論・不安本能論』の「快感原則の彼岸」のIVを読む。→「思考のポイエーシス・日録篇」「Facebook」。

日録2021/4/6(火)

掲載日:2021年4月7日

*藤井晴美詩集『マスキング』通読。私家版。どうも同世代らしいが、情報が断片化していてことばの繰り出しかたがよくわからない。→「思考のポイエーシス・日録篇思考のポイエーシス・日録篇」「Facebook」。
*萩原印刷・金子さんよりE-mailで『小説と映画の世紀』の売上げスリップのPDFとどく。印刷して確認。校了に。~さらに書物復権2021の3点の奥付・広告ページのPDFもとどく。印刷して確認。これも校了に。~金子さんにtelで連絡。~書物復権2021の復刊書3点のオビ原稿(「書物復権2021復刊本オビ.txt」)を作成&印刷。→「思考のポイエーシス・日録篇」「twitter.com/miraishajp」「Facebook」。
*エルンスト・カッシーラー『シンボル形式の哲学(三)第三巻 認識の現象学(上)』(岩波文庫) の「第一部 表情機能と表情世界」の「第一章 主観的分析と客観的分析」のはじめ~。→「思考のポイエーシス・日録篇」「twitter.com/nstn49」「Facebook」。
*『北原白秋詩集(上)』(安藤元雄編、岩波文庫)で詩集『思ひ出』の「断章 六一」の部を読む。→「思考のポイエーシス・日録篇」「Facebook」。

日録2021/4/5(月)

掲載日:2021年4月6日

*『交野が原』90号に目を通す。金堀則夫編集・発行。個人誌でありながら多くの中堅詩人の作品を掲載している。→「思考のポイエーシス・日録篇」「Facebook」。
*9時半からテレビで大リーグ、エンジェルス対ホワイトソックス戦を途中まで観戦。大谷が先発&2番DHでスタメンという歴史的快挙。しかも1回にいきなり特大のホームランまで打つ。5回に四球連発と暴投、パスボールで追いつかれて勝ち投手になれず。もう一息だった。捕手スタッシのキャッチングが下手。スライディングを受けて転倒。けがの可能性もあり。
*アマゾンでヘルダー『言語起源論』(岩波文庫) を注文。
*エルンスト・カッシーラー『シンボル形式の哲学(三)第三巻 認識の現象学(上)』(岩波文庫) の「序論」の4節を読む。ベルクソンの自然主義的形而上学批判。「序論」終り。→「思考のポイエーシス・日録篇」「twitter.com/nstn49」「Facebook」。
*『北原白秋詩集(上)』(安藤元雄編、岩波文庫)で詩集『思ひ出』を読みはじめる。 →「思考のポイエーシス・日録篇」「Facebook」。
*『フロイト著作集6 自我論・不安本能論』の「快感原則の彼岸」のI~IIIを読む。→「思考のポイエーシス・日録篇」「Facebook」。

日録2021/4/4(日)

掲載日:2021年4月5日

*川中子義勝『詩学講義――「詩のなかの私」から「二人称の詩学」へ』の「十一」~「十三」、あとがきを読み、読了。タイトルにあるように、学生にむけての講義のかたちをとった概説書だが、キリスト者にしてドイツ文学研究者としての著者ならではの関心の広がりがあり、前半のやや宗教詩にこだわりすぎた長い引用とその解釈にはいささか退屈したものの、詩人がことばをもって世界や現実と直接対峙していく「二人称の詩学」の提唱と、その具体的な詩史的サンプル提示あたりからおもしろくなってくる。リルケ、ヘルダーリン、ツェランあたりの専門的研究者としての知識と、伊東静雄、宮沢賢治といった偏愛(?)している詩人から親炙していたらしい秋谷豊、さらには内村鑑三まで幅広い対象をもってこの独自の詩学を顕彰している。吉本隆明の〈指示表出/自己表出〉の概念を近代的自我による立論として批判的な言及があるなど、未消化ながらわたしの「言語隠喩論」につながる視点を提出しているところがあり、興味をもった。このあたりの論点のさらなる精密化が望まれる。→「思考のポイエーシス・日録篇」「twitter.com/nstn49」「Facebook」。~この短評を「『走都』新刊紹介欄」に増補。
*『フロイト著作集6 自我論・不安本能論』の「悲哀とメランコリー」とその解題を読む。→「思考のポイエーシス・日録篇」「Facebook」。
*上村忠男さんよりE-mailで『季刊 未来』夏号の原稿「《独学の思想15》転機の年・二〇〇四年、そして『グラムシ 獄舎の思想』の刊行」の原稿とどく。今回は17ページ分もあるとのこと。→「思考のポイエーシス・日録篇」「twitter.com/miraishajp」「Facebook」。
*エルンスト・カッシーラー『シンボル形式の哲学(三)第三巻 認識の現象学(上)』(岩波文庫) の「序論」の3節を読む。ヘルダーの総体的直観はおもしろい。ヘルダーの『言語起源論』を読む必要あり。→「思考のポイエーシス・日録篇」「twitter.com/nstn49」「Facebook」。

日録2021/4/3(土)

掲載日:2021年4月4日

*テレビで大リーグ、エンジェルス対ホワイトソックス戦を観戦。大谷が最後に意地の大ホームランを打つが、エンジェルスは負ける。
*『UP』4月号に目を通す。恒例の〈東大教師が新入生にすすめる本〉はあいかわらず人文系の教師の登場が少なく、読んだ本は8冊しかなかった。→「思考のポイエーシス・日録篇」「twitter.com/nstn49」「Facebook」。
*川中子義勝『詩学講義――「詩のなかの私」から「二人称の詩学」へ』の「八」~「十」を読む。→「思考のポイエーシス・日録篇」「Facebook」。
*『フロイト著作集6 自我論・不安本能論』の「精神分析的研究からみた二、三の性格類型」のはじめ~II節の途中~III節。この論文、終り。成功したときに破滅にいたる人間の例としてマクベス夫人とイプセン『ロスメルホルム』が検討される。→「思考のポイエーシス・日録篇」「twitter.com/nstn49」「Facebook」。
*「『走都』新刊紹介欄」に『北川透現代詩論集成4 三島由紀夫と太宰治の戦場』への短評(1. 2枚)を書く。→「思考のポイエーシス・日録篇」「twitter.com/nstn49」「Facebook」。
*エルンスト・カッシーラー『シンボル形式の哲学(三)第三巻 認識の現象学(上)』(岩波文庫) 読みはじめる。「はしがき」~「序論」の「1 認識の実質と形式」~2節を読む。〈哲学の自己肯定〉ということばが出てくる。→「思考のポイエーシス・日録篇」「twitter.com/nstn49」「Facebook」。

日録2021/4/2(金)

掲載日:2021年4月3日

*川中子義勝『詩学講義――「詩のなかの私」から「二人称の詩学」へ』の「六」の途中~「七」を読む。→「思考のポイエーシス・日録篇」「Facebook」。
*1時10分すぎ、萩原印刷へ。岸顯樹郎さん、すでに来ている。『小説と映画の世紀』の色校を見て、責了に。本文白焼きのチェック。校了で戻す。ほかに『ハムレットマシーン』『古事記研究』のスキャンの責了。『マインドストーム』もふくめて3点の奥付と広告ページの新組用原稿を渡す。さらに木村君、金子さんと打合せ。『ハムレットマシーン』は古いフィルムがあって、なんとか使えるので、今回はこれで進めることに。→「思考のポイエーシス・日録篇」「twitter.com/miraishajp」「Facebook」。
*『フロイト著作集6 自我論・不安本能論』の「精神分析的研究からみた二、三の性格類型」のはじめ~II節の途中。フロイトはシェークスピア劇をさかんに使っている。ここではおもに『マクベス』が論じられる。
→「思考のポイエーシス・日録篇」「Facebook」。

日録2021/4/1(木)

掲載日:2021年4月2日

*川中子義勝『詩学講義――「詩のなかの私」から「二人称の詩学」へ』の「五」~「六」の途中。→「思考のポイエーシス・日録篇」「Facebook」。
*『ハムレットマシーン』の本文スキャン結果のチェックのつづき~終り。奥付・広告ページの確認。奥付の修正のみ。~萩原印刷・木村さんにtel。データのフィルムがあることになっていることを確認。使えるものかどうか、調べてもらうことに。→「思考のポイエーシス・日録篇」「Facebook」。~萩原印刷・金子さんよりtel。フィルムが戸田工場に保管していることがわかったが、あす夕方でないと届かないので使えるかどうかの確認はそのあとになる。~金子さんよりE-mailで『マインドストーム』の奥付・広告ページのPDFとどく。~印刷して修正。~金子さんより再E-mailで『ハムレットマシーン』のフィルムが届いたとのこと。あす打合せ。~谷川道子さんにtelがつながる。訳者略歴の確認。
*『古事記研究』の本文スキャン結果のチェック、スミ。奥付・広告ページの修正。広告の追加原稿を作成。あわせて『マインドストーム』の分も作成し、萩原印刷・金子さんにE-mailで送付。→「思考のポイエーシス・日録篇」「twitter.com/miraishajp」「Facebook」。
*『composition』5号に目を通す。葉山美玖発行。→「思考のポイエーシス・日録篇」「Facebook」。
*大西規子詩集『橡【つるばみ】の樹の下で』通読。三重の詩人。むかし読んだことがあるような気がする。橡という樹の記憶と各地を旅行する移動感覚とがバランスよく同居している。→「思考のポイエーシス・日録篇」「twitter.com/nstn49」「Facebook」。
*エルンスト・カッシーラー『シンボル形式の哲学(二)第二巻 神話的思考』(岩波文庫) の「第四部 神話的意識の弁証法」のつづき~終り。本文、読了。《言語と宗教とは、いずれもが同一の精神的根元に由来するということによってたがいにかかわりあい、たがいに密接に結びつくのである。つまり、言語と宗教とは、超感性的なものを感性的に、感性的なものを超感性的に捉えようとする同じ心情のもつ異なった能力にほかならないのだ。》(469ページ)訳者木田元による「訳者あとがき」も読む。→「思考のポイエーシス・日録篇」「twitter.com/nstn49」「Facebook」。