聞け!オキナワの声
闘争現場に立つ元裁判官が辺野古新基地と憲法クーデターを斬る
仲宗根勇 著
辺野古新基地反対の闘いの現場に立ち、安倍強権政権の沖縄圧殺の国家テロと憲法クーデターを駁撃する現地からの入魂の「爆言」を世界に発信する。
右派勢力の「押しつけ憲法」論の虚妄を撃ち、人類史が到達した世界の宝=日本国憲法の豊穣な世界を現場的にあらためて開示検証する緊急出版。6本の演説音源付き。
第一部 日本国憲法の原点(講演集)
日本国憲法と大日本帝国憲法(2014年12月5日)
「押しつけ憲法論」の真実とウソ(2015年5月24日)
辺野古新基地と戦争法案(2015年7月8日)
第二部 「辺野古総合大学」憲法・政治学激発講義(演説集、2015年1月31日~8月6日)
闘いはここから 闘いはいまから/安倍政権のテロリズムは許さない!/沖縄人をして沖縄人と戦わせるという安倍戦略/ゲート前テントは全面撤去できない/現場のリーダーを逮捕するという失態/テントは表現の自由である/朝日新聞を再評価/安倍一派は生かしておくと日本が危ない/「法治国家」とは何か/被疑者拘留の問題点と知事の作業停止指示への農林大臣の対応/県警の暴力は安倍晋三から出てくる/続く海上保安官の暴力の悪辣さ/行政行為の瑕疵の問題/安倍の狙いは憲法の明文改憲/辺野古問題と憲法危機は連動している/沖縄文化の力で政治暴力を圧倒する/国家権力を窃取している安倍政権/アメリカへの政治的ゴマスリ安倍/安倍の「積極的平和主義」のインチキ性/憲法とは権力に守らせるもの――自民党憲法改正草案の反立憲主義/ああ、わからない、わからない/無抵抗の抵抗の方法/ポツダム宣言も読んでいない安倍首相/瑕疵の検証と公益を理由とする撤回/警察法を利用した闘争方法――苦情申し出/安倍晋三の隠された顔/NHK元経営委員百田の沖縄二紙批判の暴言/百田発言の無知が教える、ジャーナリズム本来の立ち位置に立つ沖縄二紙の姿/ファシスト安倍晋三打倒まで、辺野古は闘う!/なぜ「辺野古が唯一の選択肢である」か/話にならない首相補佐官「無関係発言」問題/一か月間の休戦協定の意味
■本書第二部の演説の一部をナマの力強い仲宗根ブシで聞くことができます。リンクをダブルクリックしてください。
♪2月19日「沖縄人をして沖縄人と戦わせるという安倍戦略」
♪2月21日「ゲート前テントは全面撤去できない」
♪5月21日「無抵抗の抵抗の方法」
♪7月2日「百田発言の無知が教える、ジャーナリズム本来の立ち位置に立つ沖縄二紙の姿」
♪7月16日「ファシスト安倍晋三打倒まで、辺野古は闘う!」
♪8月6日「一か月間の休戦協定の意味」
仲宗根 勇(なかそね いさむ)
1941年沖縄県うるま市(旧具志川市)生まれ。うるま市具志川九条の会共同代表、うるま市島ぐるみ会議共同代表。東京大学法学部卒業。1965年、琉球政府公務員となる。琉球政府裁判所入所。1969年、「沖縄タイムス」社発行の総合雑誌「新沖縄文学」初の懸賞論文「私の内なる祖国」に入選、以後公務のかたわら新聞、雑誌、自治体の市史等での評論、編纂・執筆活動を続ける。1992年最高裁判所の簡易裁判所判事試験に沖縄県から初合格・裁判官任官。1992~2007年沖縄県(那覇、石垣、沖縄)、福岡県内(博多、柳川、折尾)の各裁判所に勤務。2008年~2010年、東京簡易裁判所に転勤・定年退官。著書『沖縄少数派――その思想的遺言』(1981年、三一書房)、『沖縄差別と闘う――悠久の自立を求めて』(2014年、未來社)。