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書籍詳細

反原子力の自然哲学

反原子力の自然哲学

定価:本体3,800円+税

ISBN:978-4-624-93267-1

発行日:2016年6月20日

判型:四六判上製

ページ:468

Cコード:C0310

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佐々木力

ジャンル : 哲学・思想 >> 科学史・科学哲学

シリーズ : ポイエーシス叢書

〔ポイエーシス叢書67〕

近代科学思想が生誕した17世紀ヨーロッパ科学史を専門とする著者が、恩師クーンの「歴史的科学哲学」の延長上に、「文化相関的科学哲学」の学問的プログラムを構想。そのうえで、ガッサンディらの原子論哲学の基礎を考察し直し、20世紀原子核物理学に関する厳密な科学哲学的省察を試みる。ヒロシマ、ナガサキへの原子爆弾投下、チェルノブイリ、フクシマの原子力発電所事故の悲劇を受け、荘子・司馬遷を先蹤として、機械論的自然観に代わる自然哲学構築に挑戦する雄大で挑戦的な試み。

目次

[主要目次]
序 論 「ヨーロッパ諸学の危機」認識からの出発
第一章 文化相関的科学哲学のイデーン
第二章 ベイコン主義自然哲学の黄昏
第三章 近代ヨーロッパ機械論自然哲学への懐疑――数学的自然学と原子論哲学
中間考察 原子核科学から原子力テクノロジーへ
第四章 東アジア伝統自然哲学の可能性――エコロジカルな自然観と伝統中国医学
第五章 東アジアにおける環境社会主義
結論 東アジア科学技術文明の在り方の大転換を!

著者略歴

佐々木力(ささき・ちから)
1947年、宮城県生まれ。東北大学で数学を学んだあと、プリンストン大学大学院でトーマス・S・クーンらに科学史・科学哲学を学び、Ph. D.(歴史学)。1980年から東京大学教養学部講師、助教授を経て、1991年から2010年まで教授。定年退職後、2012年から北京の中国科学院大学人文学院教授。東アジアを代表する科学史家・科学哲学者。著書に、『科学革命の歴史構造』、『近代学問理念の誕生』、『科学論入門』、『数学史』(以上、岩波書店)、『デカルトの数学思想』、『学問論』(以上、東京大学出版会)、『マルクス主義科学論』、『二十世紀数学思想』(以上、みすず書房)、『21世紀のマルクス主義』、『ガロワ正伝』(以上、筑摩書房)、Descartes's Mathematical Thought (Kluwer Academic Publishers)〔『デカルトの数学思想』の英語版〕など多数。