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[新版]日本の民話 72 茨城の民話 第二集
日向野徳久 編
シリーズ : [新版]日本の民話
〔第24回配本〕
美しさと厳しさが同居する自然、幾多の治乱興亡による辛酸をなめながらも雑草にように辛抱強く生きぬき、あたたかい人情を守りぬいてきた人びとの心が生みだした民話の数々。
はしがき
常陸北部
桑原と唱えるいわれ
三夜さまに供える餅
桶屋とさとる
和尚さんと小僧さん
一 天からの授り物
二 ぷうぷうぱたぱた
三 食い放題
雷さまにとられた話
動物の由来
一 犬の足
二 ふくろうとからす
三 雀とつばめ
和尚さんとりん
むるんぞおそろし
味噌豆は四里戻っても食え
肉付きの面
常陸北部の神々
一 石の背のび
二 かびれの神
三 みかの原の神
四 こんにゃくをつくらない里
化かされた道楽息子
常陸中部・東南部
雷さまはかやと線香が大嫌い
十二支のいわれ
一 ねずみとねこ
二 犬ととら
いわしの頭も信心から
ひょうたん
二月八日と十二月八日
一 笹神さま
二 だいまなく
病人田
力自慢の男と狐
マンジロク、マンジロク、目をさませ
鯨になった坊さん
貧乏神と黄金
ぞうりとからかさ
熊公のお金
七ぶつが池と権太夫池の大うなぎ
大黒さまの小槌
おまん狐とおせん狐
常陸西南部
天狗になった若者
見えねえ田
化生の猿
世間知らずの坊さん
一 賢者の杵つき
二 自分勝手
三 坊さんの馬乗り
四 尼さんの馬乗り
五 自慢話
六 お下り
ねずみの餅つき
猫足
かっぱの妙薬
江戸崎の神々
一 そばと椿を怖がる神さま
二 にわとりを飼わない里
爺さん婆汁食った
血のにじむそば
屁っぴり嫁ご
下総
かっぱにもらった宝物
河童の総大将―ねねこ
たらい田
猿かに合戦
むじなの入門
蛇のむこ入り
蟻と蜂と蜘蛛の伊勢まいり
沼の主をだました人たち
一 蛇池の大蛇
二 飯沼の大亀
きゅうたと蛙
わらべうた