［新版］日本の民話　12　出雲の民話

　はしがき

神々の昔
　くにこ、くにこ
　よもつひら坂
　やまたのおろち
　指の股から漏れた神
　いなさの小浜

能義地方
　ひめ埼（ざき）のわに
　藤内（とうない）のはなし
　お忌（い）みさんと十神山（とかみやま）
　藁蛇に巻かれた頼太
　二十原（はたちばら）の椿
　大つごもりの福の神
　釜の下の灰ぼ
　とっつかばとっつけ
　塩出れ、塩出れ
　見るなの座敷
　鬼の杓子（しゃもじ）
　一条どの、二条どの
　将軍とにわとり
　高田六左衛の夢
　わらべうた

八束地方
　えびすさんと鶏
　力もちの弁慶
　しくじった飛川
　西川津のカワコ
　天狗松と武五郎
　広衛門大尽
　大蛇になった姫
　小池の婆さん
　雨の漏（も）りどん
　六日の菖蒲（しょうぶ）
　雪の下のぼたもち
　雀ときつつき
　白鷹の使い
　わらべうた

雲南地方
　唖（おし）をなおした泉
　やけど如来
　恩を返したおおかみ
　瓜姫とあまんじゃく
　桃をとった罰
　わらしび長者
　米の中とすくもの中
　ぴんこひよどり
　飛んだ飛んだ鉄砲うち
　サエの神で聞いた話
　母の面と鬼の面
　小僧と蜜柑
　だらじむこ
　炭焼長者
　三人小僧
　わらべうた

簸川地方
　物いわぬ皇子
　みねんげさんの晩
　たいしこ団子
　旅伏（たぶし）山の天狗
　ひょうたん千と針千本
　日本一の屁こき婆
　てんじくてんさい坊
　たたかぬ太鼓の鳴る太鼓
　ててっぽっぽ、かかっぽっぽ
　だらじ婿
　団子団子まあてまて
　とんち仁右衛門
　大ほらふきの佐平太
　あわてものの話
　じいだない、ばばだ
　だまされた飯山狐
　四方が池の大蛇
　神門寺（かんどじ）の蛙
　わらべうた