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[新版]日本の民話 29 周防・長門の民話 第一集
松岡利夫 編
シリーズ : [新版]日本の民話
〔第10回配本〕
山陽道筋にひろがり、瀬戸内海に沿うた明るくおおらかな自然に抱かれた山口県独自のニュアンスをもった民話70篇とわらべうたとを収録。たのしさと情緒とに満ちあふれた書。
はしがき
周防の部
般若姫物語
泉長者
大蛇の塔
鬼彦兵衛
分銅狐
力持ち十左
瓜姫とあまのじゃく
地蔵さまと団子
もずくうり
婿えらび
ひょんな鉄砲うち
としくらべ
かっぱとひょうたん
千両箱こわいや
まぁだまだわからん
蕎麦の茎はなぜ赤い
正直ひょうたん
落ちた雷
ものまね猿
親がよろこぶ親孝行
兎と猿とひき蛙
孫が栗
弟きたか芋首くうたか
たわけものと藪医者
鶴 柿――鶴の恩返し――
姥捨山
とけてしもうて蕎麦団子
「し」の字ぎらい
猫山の話
彦八ばなし――首のとりかえ――
婿さがし
なぁがいながい話
たたかん太鼓の鳴る太鼓
うごく城
山代馬鹿
わらべうた
長門の部
干珠満珠物語
厚狭の寝太郎
禅師河童
耳なし芳一
腰のまがった観音さま――宝くらべ――
米倉
葛粉薬
猿亀合戦
もぐら退治
牛の糞
なまこにまけた鯨
蛸にはなぜに骨がない
飴女房
千に一つも
人参とごぼうと大根
猿婿ばなし
化かされた狸
紙すき毛すき
因果はめぐる
鍬鍬とってこおかあ
狐の仇討
月が三十文なら日は一文
年越しの豆
鳳凰五斗もってこい
龍王からおしえられた踊り――楽踊縁起――
犬と猫との話
おおたにがやける
ひっつこうもっつこう
えんこの贈り物
とんち姑
烏と田にし
こごとみそさざい
虎と蝸牛との話
なんにもせん人の話
おさん狐と与三郎狸
わらべうた