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注目の本一覧

レトリックの哲学

レトリックの哲学

ジャンル : 哲学・思想 >> 言語哲学・批評理論

ジャンル : 文学 >> 文芸批評・評論

シリーズ : 転換期を読む

アイヴァー・A・リチャーズ 著 / 村山淳彦

定価: 本体2,200円+税   ISBN: 978-4-624-93449-1    発行日: 2021年11月5日

本書は一九三六年にブリン・モー・カレッジでおこなわれた連続講義の記録で同年、オックスフォード大学出版局から刊行された。主意(tenor)と媒体(vehicle)というキー概念を用いて、アリストテレスにはじまる伝統的修辞学(比喩論)の長い伝統とその衰退のあとを受けたかたちで、新しい修辞学を樹立した。フランスで構造主義の影響のもとにジェラール・ジュネットらによるヌーヴェル・レトリック(新修辞学)が新たに進展する以前に、英米系文学理論として本書を起点とする修辞学・隠喩研究が発展することになる、記念碑的名著の新訳。

蒲原有明詩抄

蒲原有明詩抄

ジャンル : 文学 >> 詩・詩論

ジャンル : 文学 >> 日本文学研究

シリーズ : 転換期を読む

蒲原有明

定価: 本体2,500円+税   ISBN: 978-4-624-93448-4    発行日: 2021年10月15日

若くして象徴派詩人としての名声を得ながら、時代の流れのなかで自然主義派の批判によってゆえなき挫折を強いられたが、日本近代詩の立役者のひとりとして、その詩風は官能美と独自の律動感にあふれたものとして、近年あらためて再評価が著しい。一方で、作品の改竄も多く、せっかくの名作も価値が損なわれてしまうという問題もある。本書は1928年(昭和三年)に有明自身が岩波文庫の『有明詩抄』として自選したアンソロジーの作品構成をそのまま流用し、その時点で改竄されていた多くの作品を詩集発表時の初稿に復元する。有明の詩を読みやすいかたちにすることによって、有明の真の評価を促すべく提供する。郷原宏氏による懇切な解説付き。

言語隠喩論

言語隠喩論

ジャンル : 文学 >> 詩・詩論

ジャンル : 哲学・思想 >> 言語哲学・批評理論

ジャンル : 芸術・美学 >> 芸術学・芸術論

シリーズ : ポイエーシス叢書

野沢啓

定価: 本体2,800円+税   ISBN: 978-4-624-93285-5    発行日: 2021年7月30日

言語における隠喩的本質とはどういうものか。さまざまな哲学的・思想的知見を渉猟するなかから、詩人でもある著者が詩の実践をとおして言語の創造的本質である隠喩性を明らかにする。これまでのどんな隠喩論とも詩的言語の研究とも異なる、詩の創造的瞬間の現場への考察から言語そのものの構造をとらえようとする、これまで世界の誰も試みたことのない詩人による実践的言語論。藤井貞和氏も推奨の力作評論。