[新版]日本の民話 6 出羽の民話
沢渡吉彦 編
シリーズ : [新版]日本の民話
〔第2回配本〕
雪深いみちのくの農閑期に、蔵王の吹きおろしや最上川の音に耳を傾けながら、母から子へと語りつがれた民話。
はしがき
置賜(おいたま)の里
犬の宮
猫の宮
蛇になったお里乃(りの)
小野川の小町
大沼の白蛇
ばか聟と嫁さん
雀と猿
貰いそこなったほうび
せんとくの金
欲のふかい男
信心ふかい長者さま
ばか聟と友だち
嫁さんのみやげ
猿と蛙
なるともる
猿と兎のカチカチ山
ふたなし茶釜
わらべうた
村山の里
あこや姫
中将姫
水の種
玉虫のなみだ雨
ジャガラモガラ
与次郎稲荷
生き達摩
あぶの恩がえし
権蔵さんのてがら
金色の卵
悪いくせをもった三人
さるの子の兄弟
射られた畑谷沼の主
羽ごろも
瓜姫子
半ごろし
寝太郎ものがたり
片ひたのわらじ
赤い香箱(こんばこ)
たましいの嫁入り
草履の惣太
あわて者とまんじゅう
幽霊の子
わらべうた
庄内の里
鳥海山(ちょうかいさん)
笛を吹く武士
かも射ち三太
ならん山の梨
雪の中の和尚さん
めつけ犬
萩の橋
長者にもらわれた糠福
黒瀬川のほたる
如来様になった下女
山の背くらべ
へび塚
ほととぎすになった弟
おけさ沼
夜中のおとむらい
片目の狐
酒田
狐にだまされた法印
猿むこ
わらべうた