注目の本

加藤尚武著作集第6巻 倫理学の基礎

加藤尚武著作集第6巻 倫理学の基礎

加藤尚武

この巻には現代を代表する哲学者による倫理学一般にかんする基本的文献を集めている。1997年に刊行されベストセラーになった『現代倫理学入門』(講談社学術文庫)と1996年刊の『倫理学で歴史を読む』を中心に、「中央公論」に連載された「倫理学講義」をはじめとする単行本未収録論文7篇を収録する。自然にたいする人間の責任を根源的に問い、思想を生きるとはどういうことかを厳しく問いかける。

ホッブズの哲学体系

ホッブズの哲学体系


「生命の安全」と「平和主義」

ノルベルトボッビオ 著 / 田中浩 中村勝己 千葉伸明

16世紀の大思想家トマス・ホッブズの哲学の全貌を20世紀イタリアを代表する政治哲学者ボッビオが体系的に解読し、その思想の現代性を提示する。ホッブズ哲学が根底にもつ平和主義と市民社会論の見地から代表作『リヴァイアサン』はもとより『市民論』なども高く評価する。数多くのホッブズ論のなかでも出色の論集。ボッビオ晩年の著作の待望の翻訳。

加藤尚武著作集 第4巻 よみがえるヘーゲル哲学

加藤尚武著作集 第4巻 よみがえるヘーゲル哲学

加藤尚武

ヘーゲル学の巨頭による本著作集2冊目のヘーゲル論集。2012年に刊行された『哲学原理の転換』を中心に、1998年から1年半にわたって「ちくま」に連載された「ヘーゲル入門」をはじめとする単行本未収録論文10篇を収録する。ここではアメリカの分析哲学を中心にヘーゲル哲学の読み直し、再評価がなされている最近の哲学状況を紹介し、これからのヘーゲル学の変容をどのように把握していったらよいのかをさまざまな角度から検討する。ヘーゲル学はほんとうによみがえるのか。

好評既刊

東北おんば訳 石川啄木のうた

東北おんば訳 石川啄木のうた

新井高子 編著

朝日新聞3月14日の「天声人語」で大きく紹介されました。
「訳というのは、単なる言葉の置き換えではない、心の共有なのだと感じました。
 啄木の心を、おんばの声で聞くとき、東北の強さ、深さ、自在さが伝わってきます。(俵万智)
ほっこり、どっかり、声の力。震災をきっかけに、三陸海岸、大船渡のおんば(おばあちゃん)たちの力を借りて、啄木短歌を土地言葉訳して、100首! 立ち上がる、かつてない啄木像。俊英の詩人によるエッセイ、解説も必読。おんばの朗読が聴ける、QRコード付き!

ある女の子のための犬のお話

ダーチャ・マライーニ 著 / 望月紀子 訳 / さかたきよこ

イタリアを代表する作家のひとりであるダーチャ・マライーニによる子どもから読める挿絵入りの短篇集。
幼くして日本の強制収容所での生活を体験し、長年” 歴史のよみなおし” をしながら現実世界と向き合ってきた作家のメッセージを、犬という愛すべき生きものとの小さなドラマ(の花束)に込めて届けます。