ドイツの哲学者ユルゲン・ハーバーマスが3月14日に96歳で亡くなりました。書店からの注文が急増しています。小社からは初期の代表作『公共性の構造転換』、中期の代表作『コミュニケイション的行為の理論』(全3冊)、後期の代表作『事実性と妥当性』(全2冊)をはじめとして『認識と関心』『理論と実践』『未来としての過去』『哲学的・政治的プロフィール』(全2冊)、『法と正義のディスクルス』、『ポスト形而上学の思想』のほか、関連書として木前利秋『理性の行方 ハーバーマスと批判理論』、内村博信『討議と人権――ハーバーマスの討議理論における正統性の問題』、河上倫逸・フーブリヒト編『法制化とコミュニケイション的行為――ハーバーマス・シンポジウム』、クレイグ・キャルホーン『ハーバマスと公共圏』があります。
なお、『[第2版]公共性の構造転換』は旧定価本(本体3800円)があります。「未來社僅少本一覧最新版」に掲載していますので、こちらから購入可能です。旧定価本のため直販のみとなります。数に限りがありますので、お早めにご連絡ください。
いまや『殺劫――チベットの文化大革命』で世界的に知られているチベットの詩人、作家ツェリン・オーセルと、日本に「国外亡命者」として生きざるをえない劉燕子の詩を併録し、それぞれの亡命者としての立場から現代中国との矛盾と軋轢を提示する。詩の形式を採った抵抗の文学。
『季刊 未来』誌好評連載を再構成した第一部に既発表の論考8本をあわせて収録した本格的な大岡信論が刊行されました。若いころからことばの問題に深い関心と先見的な理解を示した大岡信のことばへの意識を中心に論及し、現代詩の本質としての「ことばの詩学」を解明しようとする力作。『言語隠喩論』の知見をもとに大岡信とはほんとうはどんな詩人だったのかを、これまでの誰も論じえなかった視点から切り込んていく批評する歓び!
(オビ文)大岡信は昭和を代表する詩の実作者であると同時に、革新的な「ことばの詩学」の提唱者でもあった。大岡を心の師と仰ぐ『言語隠喩論』の著者は、彼のすべての詩論・言語論を精密に比較対照した上で、時代を超えて新しい大岡詩学の真実を、詩論なき現代詩界に提示する。詩的言語をめぐるこの師弟愛は、まさに詩的で美しい。――郷原宏(詩人・文芸批評家)
長らく在庫僅少でご迷惑をおかけしてきましたハーバーマスの『[第2版]公共性の構造転換』が5月27日に重版(22刷)ができます。製作コストの高騰により定価が4800円+税となりましたことをご了解ください。書店からの予約注文および読者からの予約注文をお受けします。読者の予約の場合、小社では前払いが原則ですので、以下の振込先に5280円(送料なし)をお振り込みください。確認できましたら、重版ができしだい、お送りします。
振込先:みずほ銀行本郷支店当座0108172 未來社名義
もしくは郵便振替:00170-3-87385 未來社名義
『ベートーヴェン研究』で知られる音楽評論家の山根銀二を父に、幼少期からすぐれた音楽的環境のなかに育ち、早くから世界を股にかけて活躍してきたピアニストがみずからの長い経歴をさまざまなエピソードをまじえながら書き記した自叙伝。日本の音楽史の一面を鮮やかに語りつくしています。