「書物復権2012」8社共同復刊、123点130冊の復刊候補が決定いたしました。前回につづき、紀伊國屋書店と復刊ドットコムの特設ページよりご投票いただけます。期間は2月29日(水)まで、皆さまのご応募をお待ちしております。
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◎小社の復刊候補書目
経験としての詩
フィリップ・ラクー=ラバルト/谷口博史訳
初版1997・最終版1997年◆四六判◆290頁◆予価3675円(本体3500円)
アウシュヴィッツ以後詩作することは可能か――戦後ヨーロッパの代表的詩人ツェランの後期詩篇から複数の声を聴きとる哲学的エッセイ。
ジェイムスン、アルチュセール、マルクス
ダウリング/辻麻子訳
初版1993・最終版1993年◆四六判◆208頁◆予価2940円(本体2800円)
フレドリック・ジェイムスンの名著『政治的無意識』の難解な思想構造を、アルチュセール、マルクスの思想に遡及しながら平明に解説・解読する。
ヘーゲルの近代国家論
アヴィネリ/高柳良治訳
初版1978・最終版1984年◆A5判◆394頁◆予価6090円(本体5800円)
ヘーゲルの著作と残留する資料から、国家論にかんする言説を可能な限り集め、体系化し、従来多義的に把えられたヘーゲルの政治哲学を解明した大著。
スピノザの政治思想
柴田寿子
初版2000・最終版2005年◆A5判◆326頁◆予価6090円(本体5800円)
思想史に異彩を放つスピノザ思想の政治的側面。1960年代以降のスピノザ研究を批判的に吸収しつつ、民主政のオルタナティブを提示する試み。
歴史家と母たち
上村忠男
初版1994・最終版1994年◆四六判◆248頁◆予価3360円(本体3200円)
現代イタリア歴史学の鬼才ギンズブルグの独得の論理と方法をめぐって、イタリア思想史研究の第一人者による包括的かつ批評性豊かな画期的研究成果。
死後体験
イアン・ウィルソン/池上良正、池上富美子訳
初版1990・最終版1992年◆四六判◆402頁◆予価3675円(本体3500円)
人類史のうえでさまざまなかたちであらわれる超常現象、なかでも死後のよみがえり現象を冷静に分析し、哲学思想との関連で読み解いたベストセラー。
社会変革と宗教倫理
ベラー/河合秀和訳
初版1973・最終版1985年◆A5判◆400頁◆予価5040円(本体4800円)
ベラーの論文集『信条を超えて』から独自に編集した11論文を収め、宗教と近代化の関係を諸宗教、諸地域において論じ、宗教社会学的方法を確立する。
国民国家と経済政策
マックス・ウェーバー/田中真晴訳
初版2000・最終版2000年◆四六判◆122頁◆予価2100円(本体2000円)
若きウェーバーの有名なフライブルグ大学教授就任講演。たんに政治論にかぎられず、没価値性理論の出発点であり、方法論的論稿の礎石をなす。
マックス・ウェーバー基礎研究序説
折原浩
初版1988・最終版1988年◆A5判◆340頁◆予価6090円(本体5800円)
マリアンネ・ウェーバーとウィンケルマンの遺稿編集における問題性を指摘し、ウェーバー比較宗教社会学体系の本来の姿を明らかにする。
都市的体験
フィッシャー/松本康、前田尚子訳
初版1996・最終版1996年◆A5判◆484頁◆予価7140円(本体6800円)
アメリカ都市論研究の第一人者による都市社会論の決定版。豊富な事例とデータにもとづき、都市文化のさまざまな可能性をも示唆するすぐれた概説書。
沖縄池間島民俗誌
野口武徳
初版1972・最終版1984年◆A5判◆398頁◆予価5040円(本体4800円)
本書は沖縄宮古島の西北端に位置する池間島の自然、社会、島民の生活を描きつくす貴重な民俗誌。収録写真80枚、口絵写真16頁。
きじや
杉本寿
初版1984・最終版1984年◆A5判◆250頁◆予価5040円(本体4800円)
日本の脊稜山脈に居を定め移動を事とした轆轤師が数世紀にわたって構成した聚落は一万に及ぶという。山村の創造に光をあてた古典的基本文献。
ダッハウ収容所のゲーテ
ロスト/林功三訳
初版1991・最終版1991年◆四六判◆438頁◆予価4410円(本体4200円)
ドイツの収容所の一つであるダッハウで襲い来る恐怖と戦いながら、文豪ゲーテなど文学を糧に生き抜いてきたオランダ人ジャーナリストの日誌。
一つの日本文化論
有賀喜左衛門
初版1981・最終版1981年◆四六判◆254頁◆予価2940円(本体2800円)
わが国の実証社会学に不滅の業績を残し、同族理論を展開した著者が、民具論、仏教論、親族呼称などの、晩年に書き残したいくつかの文化論を集める。
ディートリッヒ自伝
マレーネ・ディートリッヒ/石井栄子、伊藤容子、中島弘子訳
初版1990・最終版1995年◆四六判◆350頁◆予価3360円(本体3200円)
『嘆きの天使』『モロッコ』など不朽の名作を残し、今なお映画ファンを魅了しつづけている「世紀の女優」の知性あふるる本格的な自伝。
恥を捨てた日本人
三戸公
初版1987・最終版1988年◆四六判◆310頁◆予価2940円(本体2800円)
世界的に燃え上がったジャパン・バッシングの根にある日本人の経営のエートスを、さりげないエッセーや小論文で的確に、家の論理で解明する。
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◎小社の復刊候補書目
経験としての詩
フィリップ・ラクー=ラバルト/谷口博史訳
初版1997・最終版1997年◆四六判◆290頁◆予価3675円(本体3500円)
アウシュヴィッツ以後詩作することは可能か――戦後ヨーロッパの代表的詩人ツェランの後期詩篇から複数の声を聴きとる哲学的エッセイ。
ジェイムスン、アルチュセール、マルクス
ダウリング/辻麻子訳
初版1993・最終版1993年◆四六判◆208頁◆予価2940円(本体2800円)
フレドリック・ジェイムスンの名著『政治的無意識』の難解な思想構造を、アルチュセール、マルクスの思想に遡及しながら平明に解説・解読する。
ヘーゲルの近代国家論
アヴィネリ/高柳良治訳
初版1978・最終版1984年◆A5判◆394頁◆予価6090円(本体5800円)
ヘーゲルの著作と残留する資料から、国家論にかんする言説を可能な限り集め、体系化し、従来多義的に把えられたヘーゲルの政治哲学を解明した大著。
スピノザの政治思想
柴田寿子
初版2000・最終版2005年◆A5判◆326頁◆予価6090円(本体5800円)
思想史に異彩を放つスピノザ思想の政治的側面。1960年代以降のスピノザ研究を批判的に吸収しつつ、民主政のオルタナティブを提示する試み。
歴史家と母たち
上村忠男
初版1994・最終版1994年◆四六判◆248頁◆予価3360円(本体3200円)
現代イタリア歴史学の鬼才ギンズブルグの独得の論理と方法をめぐって、イタリア思想史研究の第一人者による包括的かつ批評性豊かな画期的研究成果。
死後体験
イアン・ウィルソン/池上良正、池上富美子訳
初版1990・最終版1992年◆四六判◆402頁◆予価3675円(本体3500円)
人類史のうえでさまざまなかたちであらわれる超常現象、なかでも死後のよみがえり現象を冷静に分析し、哲学思想との関連で読み解いたベストセラー。
社会変革と宗教倫理
ベラー/河合秀和訳
初版1973・最終版1985年◆A5判◆400頁◆予価5040円(本体4800円)
ベラーの論文集『信条を超えて』から独自に編集した11論文を収め、宗教と近代化の関係を諸宗教、諸地域において論じ、宗教社会学的方法を確立する。
国民国家と経済政策
マックス・ウェーバー/田中真晴訳
初版2000・最終版2000年◆四六判◆122頁◆予価2100円(本体2000円)
若きウェーバーの有名なフライブルグ大学教授就任講演。たんに政治論にかぎられず、没価値性理論の出発点であり、方法論的論稿の礎石をなす。
マックス・ウェーバー基礎研究序説
折原浩
初版1988・最終版1988年◆A5判◆340頁◆予価6090円(本体5800円)
マリアンネ・ウェーバーとウィンケルマンの遺稿編集における問題性を指摘し、ウェーバー比較宗教社会学体系の本来の姿を明らかにする。
都市的体験
フィッシャー/松本康、前田尚子訳
初版1996・最終版1996年◆A5判◆484頁◆予価7140円(本体6800円)
アメリカ都市論研究の第一人者による都市社会論の決定版。豊富な事例とデータにもとづき、都市文化のさまざまな可能性をも示唆するすぐれた概説書。
沖縄池間島民俗誌
野口武徳
初版1972・最終版1984年◆A5判◆398頁◆予価5040円(本体4800円)
本書は沖縄宮古島の西北端に位置する池間島の自然、社会、島民の生活を描きつくす貴重な民俗誌。収録写真80枚、口絵写真16頁。
きじや
杉本寿
初版1984・最終版1984年◆A5判◆250頁◆予価5040円(本体4800円)
日本の脊稜山脈に居を定め移動を事とした轆轤師が数世紀にわたって構成した聚落は一万に及ぶという。山村の創造に光をあてた古典的基本文献。
ダッハウ収容所のゲーテ
ロスト/林功三訳
初版1991・最終版1991年◆四六判◆438頁◆予価4410円(本体4200円)
ドイツの収容所の一つであるダッハウで襲い来る恐怖と戦いながら、文豪ゲーテなど文学を糧に生き抜いてきたオランダ人ジャーナリストの日誌。
一つの日本文化論
有賀喜左衛門
初版1981・最終版1981年◆四六判◆254頁◆予価2940円(本体2800円)
わが国の実証社会学に不滅の業績を残し、同族理論を展開した著者が、民具論、仏教論、親族呼称などの、晩年に書き残したいくつかの文化論を集める。
ディートリッヒ自伝
マレーネ・ディートリッヒ/石井栄子、伊藤容子、中島弘子訳
初版1990・最終版1995年◆四六判◆350頁◆予価3360円(本体3200円)
『嘆きの天使』『モロッコ』など不朽の名作を残し、今なお映画ファンを魅了しつづけている「世紀の女優」の知性あふるる本格的な自伝。
恥を捨てた日本人
三戸公
初版1987・最終版1988年◆四六判◆310頁◆予価2940円(本体2800円)
世界的に燃え上がったジャパン・バッシングの根にある日本人の経営のエートスを、さりげないエッセーや小論文で的確に、家の論理で解明する。