3月刊行の望月紀子著『ダーチャと日本の強制収容所』が4月2日の朝日新聞名古屋本社版(夕刊)と5月19日の朝日新聞東京本社版(夕刊)にて紹介されました。
朝日新聞デジタル版でも読めます。http://digital.asahi.com/articles/ASH3T5W79H3TOIPE02X.html
記事には、本文中のダーチャの母トパーツィアの言葉が引用されています。「牢獄生活の最初の数週間を思い出す。食後の議論、哲学的応酬。今は灰色のマントが全員を精神的にも肉体的にも窒息させているようだ」(44年夏の日記より)。戦争が蝕むものについてあらためて考えさせられます。
戦後70年のいまこそ、多くの方に読んでいただきたい一冊です。ぜひ、書店店頭でお手にとってみてください。
ダーチャと日本の強制収容所(2200円+税)