2019年1月アーカイブ

50年前の本日から翌日にかけて東大闘争の象徴的事件でもあった安田講堂(安田砦)が機動隊の放水攻撃にあって占拠学生が排除されたことはいまや記憶の彼方にいってしまったのか。産学協同路線のなかで大学のありかた、学問のありかたが問われた東大闘争の本質が歪曲され、矮小化されたのがこの結末であったことを、当時の当事者であった折原浩先生があらためて問いかけた『東大闘争総括――戦後責任・ヴェーバー研究・現場実践』が刊行されています。

1968年という世界的な社会批判、政治批判の嵐が過ぎて、いまや反動強権政治の言いなりになって社会は逼塞しています。こうした時代にこそ、かつての若者たちの反撃の精神をあらためて問い直す必要を痛感します。折原浩さんの本はそうした機運をうながす絶好の本になると思います。ぜひご一読を!

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