2016年6月アーカイブ

《弊社刊行の「日本の民話」が原話です》

毎週日曜朝9時からテレビ東京系列で放映中の『ふるさと再生 日本の昔ばなし』の7月の放送予定をお知らせいたします。

7月3日

弊社原話分放送なし

7月10日

「嫁さんのみやげ」......第6巻『出羽の民話』沢渡吉彦・編

「牡丹の花とねずみ」......第16巻『大阪の民話』二反長半・編

7月17日

弊社原話分放送なし

7月24日

「小僧と狐」......第3巻『越後の民話 第一集』水澤謙一・編

「かんのんさまの片もも肉」......第41巻『京都の民話』二反長半・編

7月31日

「のらくらとらやん大旅行」......第16巻『大阪の民話』二反長半・編

「弟切草の話」......第41巻『京都の民話』二反長半・編

※「のらくらとらやん大旅行」は「飛んだ男の飛んだ旅」に、「弟切草の話」は「弟切草」タイトル変更されています。

図書新聞6月18日号に『イサの氾濫』の書評が掲載されました。評者は詩人の管啓次郎氏です。ありがとうございます！

「木村友祐がそれぞれ二〇一一年と二〇一二年を費やして書いたふたつの中編小説が、『イサの氾濫』と題する単行本にまとめられた。それを通読して、いま述べたような小説の可能性を、改めて確認しておきたくなった。この二作が、一冊が、秘めている熱量に、胸騒ぎのようなものを感じるからだ。どちらも『震災後文学』にはちがいない。そして『震災後』の動揺に忠実に、あの日々にはっきりと見えるようになった社会と歴史のほころびを、きちんと考え直そうとしている。それは震災後の『後』を『過ぎたこと』として忘却に追いやろうとする者たちに対抗して、けっして決着がつくことのない『後』をつねにこの場に甦らせようとする意志の戦いでもある。」

★7月3日には東京・東中野のSpace＆Cafeポレポレ坐にて木村友祐×白崎映美＆東北6県ろ～るショー!!のライブがあります。