2016年2月アーカイブ

《弊社刊行の「日本の民話」が原話です》
毎週日曜朝9時からテレビ東京系列で放映中の『ふるさと再生 日本の昔ばなし』の3月の放送予定をお知らせいたします。

#204 3月6日
弊社原話分放送なし

#205 3月13日
怠け亭主にガミガミ女房 第53巻 『土佐の民話 第一集』 市原麟太郎・編

#206 3月20日
大根のびっくりぎょうてん 第73巻 『若狭・越前の民話 第二集』 石崎直義・杉原丈夫・編

#207 3月27日
傑作選集(リピート)

※「怠け亭主にガミガミ女房」は「ぐうたら亭主とガミガミ女房」にタイトル変更されています。
マーク・マゾワー『暗黒の大陸――ヨーロッパの20世紀』が好調です。このたび「週刊読書人」2月12日号の一面と二面で千葉大学副学長の小沢弘明さんと訳者の中田瑞穂さん、網谷龍介さんの鼎談が掲載されています。小沢さんがこの本を未來社にもちかけてくれた経緯もふまえ、マゾワーについて、主著たる『暗黒の大陸』の意義についてくわしく述べられています。訳者たちからも翻訳のいきさつや苦労話、この本の読みどころや提起された問題の意義等について述べられています。1998年刊行にもかかわらず、マゾワーの提起した論点がすこしも古びていず、いままさに「ヨーロッパ」を知るために最適の本であることが強調されています。
 時を同じくして「週刊ダイヤモンド」2月13日号で玉井克哉先生(東京大学先端科学技術研究センター教授)が〈私の「イチオシ収穫本〉としてこの本を取り上げられ、ヨーロッパの歴史をふまえてこれからわれわれがどう生きるかを問う本として紹介していただきました。

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 昨年、小社から刊行されました大城弘明写真集『鎮魂の地図――沖縄戦・一家全滅の屋敷跡を訪ねて』が、今年度の沖縄タイムス芸術選奨大賞(写真部門)を受賞されました。本書の内容をもとに昨年春に沖縄県立博物館・美術館で開催された大城弘明・山城博明写真展「終わらない戦後」(2015年3月28日~4月19日)をふくむ仕事全体が評価されたものです。大城さんにとって2011年の写真集『地図にない村』(2011年、小社刊)で沖縄タイムス芸術選奨奨励賞受賞以来のものになります。

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昨年4月から刊行中の「[新版]日本の民話」シリーズが、1月刊行の3点『薩摩・大隅の民話』『周防・長門の民話 第一集』『福岡の民話 第一集』を中心に「京都新聞」2月7日(日)の「出版あれこれ」欄にて紹介されました。

「『姥捨山(うばすてやま)』など全国共通の話も多いが、面白いのはやはりその土地独自の物語だ。豊かな空想力に自然と折り込まれたスリルや哀れみなど、小説家顔負けの語りの妙に感嘆する」
ありがとうございます!


[新版]日本の民話 28 薩摩・大隅の民話
[新版]日本の民話 29 周防・長門の民話 第一集
新版]日本の民話 30 福岡の民話 第一集

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