未来の窓

 
[未来の窓]は月刊PR誌「未来」1997年3月号より2011年11月号までわたしが毎月連載していたコラムです。この連載はテーマ別に整理したうえで、一部を割愛し、さらに別の場所で書いた関連性のある文章と註を追記して、2011年11月末に『出版文化再生――あらためて本の力を考える』として未來社から刊行されました。さいわいにして好評を得て取材やインタビューなどがすでにいくつも掲載されております。
 ここでの元連載はしばらく掲載いたしますが、ご興味のある方はできれば本の形で整理したものでお読みいただければ幸甚です。
 
2011年12月24日  小社代表取締役 西谷能英

 

目次

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[未来の窓176]あらためて本の力を考える――『出版文化再生』刊行にあたって(2011.11)
[未来の窓175]陽の目を見る写真集『日の丸を視る目』(2011.10)
[未来の窓174]『宮本常一著作集』ショートラン重版化の試み(2011.9)
[未来の窓173]大震災と東京国際ブックフェア(2011.8)
[未来の窓172]創立六〇周年へむけて──『ある軌跡』六〇周年版発行と[未来の窓]単行本化(2011.7)
[未来の窓171]脱原発へのはじまり──浜岡原発全停止の意味(2011.6)
[未来の窓170]原発「安全」神話の崩壊(2011.5)
[未来の窓169]世界への情報発信としての〈琉球烈像〉(2011.4)
[未来の窓168]専門書の電子書籍という自己矛盾(2011.3)
[未来の窓167]書物復権の新しい試み(2011.2)
[未来の窓166]沖縄写真家シリーズ〈琉球烈像〉中間報告(2011.1)
[未来の窓165]知念ウシさんの仕事──無知という暴力への批判(2010.12)
[未来の窓164]世の中は意外と楽しくできている(2010.11)
[未来の窓163]沖縄問題を展望する力になるために──沖縄写真家シリーズ〈琉球烈像〉刊行はじまる(2010.10)
[未来の窓162]〈本の力〉再考(2010.9)
[未来の窓161]沖縄写真家シリーズ〈琉球烈像〉の意図するもの(2010.8)
[未来の窓160]沖縄問題をめぐる知的恫喝を警戒しよう(2010.7)
[未来の窓159]マスメディアこそが問題である──沖縄米軍基地問題にかんして(2010.6)
[未来の窓158]喜納昌吉氏の平和の哲学──語り下ろし本『沖縄の自己決定権』刊行のいきさつ(2010.5)
[未来の窓157]出版で元気を取り戻そう──小林康夫さんの新著編集から受け取ったもの(2010.4)
[未来の窓156]沖縄の熱い夜──仲里効『フォトネシア』出版祝賀会報告(2010.3)
[未来の窓155]出版界の〈仁義なき戦い〉(2010.2)
[未来の窓154]書籍での用字用語の統一のために(2010.1)
[未来の窓153]本という共同性の力──千代田図書館と人文会の連続セミナーの試み(2009.12)
[未来の窓152]紀伊國屋ネットライブラリーの新局面(2009.11)
[未来の窓151]リニューアル後の未來社ホームページ続報(2009.10)
[未来の窓150]未來社ホームページのリニューアル(2009.9)
[未来の窓149]反省だらけの東京国際ブックフェア2009を終えて(2009.8)
[未来の窓148][出版のためのテキスト実践技法]の新展開――『総集篇』刊行の意図(2009.7)
[未来の窓147]出版社・編集者の役割――東京外国語大学出版会の発足にさいして(2009.6)
[未来の窓146]失なわれゆく民芸の原点――松本直子『崖っぷちの木地屋』の伝えるもの(2009.5)
[未来の窓145]テキスト編集マニュアルの総集篇をめざして──『出版のためのテキスト実践技法/テキストエディタ篇』の刊行(2009.4)
[未来の窓144]専門研究の苦難──ある女性研究者の死(2009.3)
[未来の窓143]生き返る橋本夢道の現代性──『無禮なる妻』を再刊したわけ(2009.2)
[未来の窓142]宮本常一著作集第II期完結(2009.1)
[未来の窓141]人文書販売の現在──人文会四〇周年イベントに参加して(2008.12)
[未来の窓140]「現役」出版人という覚悟(2008.11)
[未来の窓139]コンピューター史の決定版(2008.10)
[未来の窓138]松本昌次さんと未來社の歴史──『わたしの戦後出版史』を読む(2008.9)
[未来の窓137]このひとたちが「読者」なのか(2008.8)
[未来の窓136]『俳優修業』から『俳優の仕事』へ(2008.7)
[未来の窓135]出版業界の長期低落を検証する(2008.6)
[未来の窓134]国立国会図書館の納本制度六〇周年(2008.5)
[未来の窓133]出版界の未来を担う若いひとたちへ(2008.4)
[未来の窓132]入稿原稿の整理(2)──段落処理の問題([テキスト実践技法]エディタ篇3)(2008.3)
[未来の窓131]入稿原稿の整理(1)──原稿の全体構造(階層構造)を見つける([テキスト実践技法]エディタ篇2)(2008.2)
[未来の窓130]オキナワという内部/日本という外部(2008.1)
[未来の窓129]〈知〉は誰のためのものか──二つのシンポジウムに参加して(2007.12)
[未来の窓128]テキストエディタだけでも編集はできる──[テキスト実践技法]エディタ篇ベータ版公開にあたって(2007.11)
[未来の窓127]〈戦後レジーム〉の再検証(2007.10)
[未来の窓126]編集への原点回帰(2007.9)
[未来の窓125]人文書中ジャンル全面改訂進行中(2007.8)
[未来の窓124]デジタルコンテンツ販売をどう考えるか──紀伊國屋NetLibraryの挑戦(2007.7)
[未来の窓123]専門書の棚つくりを考える──柴田信氏の小冊子によせて(2007.6)
[未来の窓122]「書店員の愚直さ」の必然性──福嶋聡氏の新著を読む(2007.5)
[未来の窓121]「人文会ニュース」と人文会の思い出(2007.4)
[未来の窓120]〈人文書〉の見直しの動きをめぐって(2007.3)
[未来の窓119]専門書出版をめぐる新しいチャンネル(2007.2)
[未来の窓118]木下順二氏とともに五〇数年(2007.1)
[未来の窓117]日本の出版界へのラディカルな問い直し──蔡星慧『出版産業の変遷と書籍出版流通』を読む(2006.12)
[未来の窓116]ホームページの活用再考(2006.11)
[未来の窓115]十周年の〈書物復権〉運動(2006.10)
[未来の窓114]小泉首相の靖国神社公式参拝にみる時代の危機(2006.9)
[未来の窓113]東京国際ブックフェア二〇〇六の中間総括(2006.8)
[未来の窓112]『現代政治の思想と行動』新組版刊行にあたって(2006.7)
[未来の窓111]ふたたび人文書ジャンル見直しという課題をめぐって(2006.6)
[未来の窓110]「日本の民話」シリーズのオンデマンド化の実験(2006.5)
[未来の窓109]〈白バラ〉の問い──映画『白バラの祈り』の意味(2006.4)
[未来の窓108]二年目の紀伊國屋ホール書物復権セミナー(2006.3)
[未来の窓107]「エディタリアンの会」の発足(2006.2)
[未来の窓106]人文書のジャンル分けというゲーム(2006.1)
[未来の窓105]未來社の二〇〇六年を早くも展望する(2005.12)
[未来の窓104]「デリダの明日」のために──紀伊國屋ホール未來社セミナーのためのウォーミングアップ(2005.11)
[未来の窓103]テキストエディタ主義宣言(2005.10)
[未来の窓102]折原ヴェーバー論争本の完結(2005.9)
[未来の窓101]東京国際ブックフェアへの共同出展──その位置づけの試み(2005.8)
[未来の窓100]秀丸エディタのすすめ──『秀丸フル活用術』の刊行予告(2005.7)
[未来の窓99]よみがえる日本語の宝庫──『日本詞華集』の復刊に寄せて(2005.6)
[未来の窓98]いま、この時代に哲学することとは何か(2005.5)
[未来の窓97]問われるメディアの権力構造(2005.4)
[未来の窓96]紀伊國屋マンスリーセミナー「書物復権」の実現へむけて(2005.3)
[未来の窓95]編集者の熱意こそが出版の原動力(2005.2)
[未来の窓94]二〇〇四年を振り返る(2005.1)
[未来の窓93]人文書トーク・セッションへの招待(2004.12)
[未来の窓92]哲学者の死の未来(2004.11)
[未来の窓91]中国視察旅行顛末(2004.10)
[未来の窓90]青山BCは再生できるのか(2004.9)
[未来の窓89]トーハン桶川計画は可能か?(2004.8)
[未来の窓88]テキスト実践技法のその後──秀丸エディタ本をきっかけとして(2004.7)
[未来の窓87]東京国際ブックフェアへの共同出展(2004.6)
[未来の窓86]「週刊文春」出版差止め判決に見られる権力のテロ行為をめぐって(2004.5)
[未来の窓85]出版の現場から離れられない理由──「未来」のリニューアルをめぐって(2004.4)
[未来の窓84]〈書物復権〉の新たな次元(2004.3)
[未来の窓83]丸山眞男氏の読み直し──筑紫哲也氏の朗読にうながされて(2004.2)
[未来の窓82]『人文書のすすめIII』の刊行(2004.1)
[未来の窓81]危機のなかの〈学問のすすめ〉──折原浩『ヴェーバー学のすすめ』の問いかけ(2003.12)
[未来の窓80]日新堂倒産を考える(2003.11)
[未来の窓79]その後のJRC──本のネットワークの構築を期待する(2003.10)
[未来の窓78]未來社の新体制(2003.9)
[未来の窓77]出版にいかにかかわるのか──三つの会への感想(2003.8)
[未来の窓76]未來社の販売システムの移行について(2003.7)
[未来の窓75]編集者という職分──『表象の光学』をめぐる回顧(2003.6)
[未来の窓74]「総額表示」という政治的陰謀(2003.5)
[未来の窓73]新しい流通チャンネルの可能性──JRC設立にあたって(2003.4)
[未来の窓72]書籍流通は問題の核心か──シンポジウム「書籍流通の理想をめざして」の感想(2003.3)
[未来の窓71]発想のツールとしてのデジタル編集マニュアル(2003.2)
[未来の窓70]「復帰」三十年後の〈沖縄〉(2003.1)
[未来の窓69]いま、なぜか宮本常一(2002.12)
[未来の窓68]専門書出版と読者との関係構築再論(2002.11)
[未来の窓67]「絶版論争」の中間総括(2002.10)
[未来の窓66]〈理想なき出版〉に抗して(2002.9)
[未来の窓65]日韓W杯サッカーに思う(2002.8)
[未来の窓64]〈書物復権〉の新しい局面に期待する(2002.7)
[未来の窓63]二度目の東京国際ブックフェア(2002.6)
[未来の窓62]専門書出版存続のマスタープランを展望する(2002.5)
[未来の窓61]ベストセラー論議再論(2002.4)
[未来の窓60]平河セミナーその他を終えて(2002.3)
[未来の窓59]『出版のためのテキスト実践技法/編集篇』刊行報告(2002.2)
[未来の窓58]鈴木書店破産の教訓をどう生かすか(2002.1)
[未来の窓57]ホームページの活性化──「デリダの部屋」サイトの公開にあたって(2001.12)
[未来の窓56]出版という自由への挑戦──渾大坊三恵氏の論説にふれて(2001.11)
[未来の窓55]営業部移転その他をめぐる近況(2001.10)
[未来の窓54]出版界の「常識」という非常識──前田年昭・野村保恵両氏の悪意と誤読に反論する(2001.9)
[未来の窓53]編集者の今後への期待──大学出版部協会編集部会セミナーを終えて(2001.8)
[未来の窓52]出版界は崩壊するのか──『出版大崩壊』を読む(2001.7)
[未来の窓51]『出版のためのテキスト実践技法/執筆篇』の反響その後(2001.6)
[未来の窓50]だれが本を生かすのか(2001.5)
[未来の窓49]カード型CD-ROM製作という試み(2001.4)
[未来の窓48]東京国際ブックフェア初参加への期待(2001.3)
[未来の窓47]文化はケータイできない──書物の世界の再構築を(2001.2)
[未来の窓46]新世紀と未來社五十周年の年頭にあたって(2001.1)
[未来の窓45]書物文化の保存(2000.12)
[未来の窓44]業界の縮小という選択は可能か?(2000.11)
[未来の窓43]インターネットに出版の未来はあるか(2000.10)
[未来の窓42]『ブレヒト戯曲全集』の日本翻訳文化賞受賞にふれて(2000.9)
[未来の窓41]未來社ホームページのその後(2000.8)
[未来の窓40]未來社ホームページの試みと挑戦(2000.7)
[未来の窓39]転機のなかの書物復権事業(2000.6)
[未来の窓38]究極の編集技法にむけて(2000.5)
[未来の窓37]文化創造としての出版──相賀昌宏氏への異論(2000.4)
[未来の窓36]悪の凡庸さの危険──高橋哲哉氏の近業から(2000.3)
[未来の窓35]専門書出版社のホームページ(2000.2)
[未来の窓34]オン・デマンド出版の意味するもの(2000.1)
[未来の窓33]編集者と読者の交流の試み(1999.12)
[未来の窓32]真実は細部に宿る──矢代梓氏の思想史年表(1999.11)
[未来の窓31]大山緑陰シンポジウムに参加して(1999.10)
[未来の窓30]テキストファイルの業界標準化(1999.9)
[未来の窓29]少部数出版の可能性(1999.8)
[未来の窓28]図書館の役割はどう変わるべきか(1999.7)
[未来の窓27]復刊の意義──書物復権運動と「定本・日本の民話」(1999.6)
[未来の窓26]追悼ふたたび(1999.5)
[未来の窓25]追悼する想いのなかから(1999.4)
[未来の窓24]〈責任販売制〉という戦略(1999.3)
[未来の窓23]読書文化史からなにを学ぶか(1999.2)
[未来の窓22]出版社の適正規模を考える(1999.1)
[未来の窓21]出版の原点へ(1998.12)
[未来の窓20]人文書に未来はあるか(1998.11)
[未来の窓19]専門書取次の危機(1998.10)
[未来の窓18]シェアテキストという思想(1998.9)
[未来の窓17]書物復権はありがたきかな(1998.8)
[未来の窓16]編集技法としてのテキスト処理(1998.7)
[未来の窓15]著作権と出版権(1998.6)
[未来の窓14]インターネット時代の書物(1998.5)
[未来の窓13]出版の文化性と多様性(1998.4)
[未来の窓12]新年の不機嫌なご挨拶(1998.2)
[未来の窓11]規制緩和小委員会の報告の意味するもの(1998.1)
[未来の窓10]専門書復刊事業の意義(1997.12)
[未来の窓9]学術専門書出版の可能性と現状(1997.11)
[未来の窓8]書協のホームページ探訪(1997.10)
[未来の窓7]文化をなめてはいけない―─「再販問題シンポジウム」での中条発言をめぐって(1997.9)
[未来の窓6]本の値段(1997.8)
[未来の窓5]専門書とインターネット(1997.7)
[未来の窓4]著者と出版社の関係(1997.6)
[未来の窓3]コンピュータと出版の未来(1997.5)
[未来の窓2]規制緩和と出版文化―─鶴田俊正著『規制緩和』をめぐる問題(1997.4)
[未来の窓1]出版物の定価表示をめぐって―─出版物の定価とはなにか(1997.3)