「週刊文春」4月21日号の「文春図書館」《私の読書日記》にて作家の池澤夏樹氏による木村友祐著『イサの氾濫』の書評が掲載されました。見開きの半分強の誌面を割いて、併録の「埋み火」にもふれてくださっています。ありがとうございます!
「東北大震災の後、東北地方には支援が集まった。(略)東北の人たちは感謝した。災害は人をいやでも弱者にする。(略)しかし、この構図にどこか違和感が混じる。(略)そのあたりの東北人の微妙な思いを正確に書いた小説である。」「東北人でないぼくにその資格があるか否かはともかく、方言を駆使したこの会話を声に出して読むくらいはできるし、それはなかなかの快感であるのだ。」
下北沢のB&Bさんで開催予定の温又柔さんと木村友祐さんのトークイベント「ニホンゴを揺さぶれ!~わたしたちの大切な〈訛り〉について~」(『イサの氾濫』刊行記念)は4月16日(土)です。こちらもぜひ!
『イサの氾濫』
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