「すばる」5月号にて『イサの氾濫』の書評が掲載されました。

| コメント(0) | トラックバック(0)
「すばる」5月号にて作家の石田千氏による木村友祐著『イサの氾濫』の書評が掲載されました。

(「イサの氾濫」と併録の「埋み火」の)「対照的な主人公たちを追いかけ、本を閉じる。つめた息を放つと、三面鏡のまんなかに立たされている。目、そらすな。耳、ふさぐな。腹の底から、戦のさなかのように、怒号が響いてくる。」「聖俗交わる更地に立つ。闘うひと、忘れるひと。そのどちらでもないこのからだは、どこへ行くのか。鏡をのぞきこむ。」
収録2作品を通しての書評は、東北の森羅万象へも想いをはせたひとつの作品のようです。ありがとうございます!


下北沢のB&Bさんで開催予定の温又柔さんと木村友祐さんのトークイベント「ニホンゴを揺さぶれ!~わたしたちの大切な〈訛り〉について~」(『イサの氾濫』刊行記念)は4月16日(土)です。こちらもぜひ!

『イサの氾濫』

トラックバック(0)

トラックバックURL: http://www.miraisha.co.jp/mt/mt-tb.cgi/522

コメントする

このブログ記事について

このページは、未来社が2016年4月 8日 10:13に書いたブログ記事です。

ひとつ前のブログ記事は「『暗黒の大陸――ヨーロッパの20世紀』が「日本経済新聞」4月3日号の「この一冊」で書影入りで取り上げられました。」です。

次のブログ記事は「「週刊文春」4月21日号にて『イサの氾濫』の書評が掲載されました。」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。

月別 アーカイブ

ウェブページ

Powered by Movable Type 4.261