ジャック・デリダ『嘘の歴史 序説』がこのほど刊行されました。この本には訳者あとがきが掲載されていません。原出版社ガリレー社の担当者が、こういう文書の追加は不要であるという理由づけによるものです。どうしてそうなのかは不明です。読んでいただけばおわかりのことと思われますが、日本の読者のための最小限の紹介にすぎません。最近のこの種の問題については小社代表の西谷の論評「翻訳出版の危機」http://www.miraisha.co.jp/shuppan_bunka_saisei/2016/09/ii-18.htmlをごらんください。
くわしくは本書のページをごらんください。→http://www.miraisha.co.jp/np/isbn/9784624932701
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